日本のエクササイズやダイエットの歴史
どの時代にも、体重が気になる人はいたものの、日本で本格的なエクササイズやトレーニングが開発され始めたのは高度経済成長が始まった1970年代。それまでは、海外からの輸入したものが、大半だったそうです。ここで少し、昔流行したエクササイズやダイエットについて紹介したいと思います。読者の中には、知ってるものや、実際使ったことがあるかもしれません。
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ターナーベルト (1960年代）
引用: http://i.dailymail.co.uk/i/pix/2012/11/30/article-2241075-1649F7BB000005DC-351_1024x615_large.jpg
アメリカのサウナを訪れた際に元気にトレーニングするシニア世代を見て、ベルト式ローラーマシンを日本に持ち帰ったのが始まりで、日本で独自に開発して生まれのが、「ターナーベルト」。ベルトを腰にあてることで、ダイエット目的ではなく、新陳代謝をよくする働きがあるそうです。現在、日本で生まれたトレーニングマシーンの中で、一番最初のものだとも言われています。
スタイリー（1970年代）
引用: http://cdn.slism.jp/2012/03/diet-of-nostalgia-02.jpg
同じく、ターナーベルトがヒットした後に開発されたのが、「スタイリー」。家庭用の筋力トレーニングマシーンです。これを使えば、足の筋肉や腹筋が鍛えられることで、人気になりました。シンプルながらも、しっかり足に筋肉がつき腹筋が割れるので、現在でもフィットネスジムに置いてあることがあります。
りんご＆こんにゃくダイエット（1980年代）
1980年代に入ると、マシーンに頼らず、食事療法の改善や新しいエクササイズトレーニングが生まれます
。「食べないダイエット」というのも流行り、特にりんごやこんにゃくを使ったダイエットは、若者の間で人気でした。
りんごもこんにゃくも体に良いとされている食べ物なので、何となく効果があるように感じますが、毎日同じ物を食べ続けるというやり方も、なかなか精神的には辛いかもしれません。
風船エクササイズ（1990年代）
腹式呼吸で風船を膨らませることで、お腹の筋肉や顔の表情筋も鍛えれる効果があるとして生まれたのが、「風船ダイエット」。これはダイエットというより、美容効果があると言った方がいいかもしれません。手軽にどこでもできることから、今でもしてる人が多いとか！？
ビリーズブートキャンプ（2000年以降～）
アメリカ軍における新人向け基礎訓練であるブートキャンプがベースになったエクササイズで、ビリー・ブランクスさんという方が生み出したため、「ビリーズブートキャンプ」と呼ばれました。このエクササイズは、キックボクシングの動きを基に、有酸素運動によるワークアウトにより構成されていてかなりハードなトレーニングです。足の筋肉や腹筋はもちろんのこと、二の腕の筋肉も鍛えられます。ただ、ハードな分、途中で挫折してしまう人も多かったとか！？
ビリーさん、ビデオの中ではかなりマッチョで怒り口調で話していたので、怖い人！って思ってらっしゃる方もいると思いますが、素顔はこんな感じの方です。強い言い方をすることで、参加者達のモチベーションをアップさせていたそうです。ちなみに現在でも、日本を拠点に活動されているそうですよ。
ゴムチューブダイエットとは？
さて、2018年の人気ダイエット方法として上昇中なのが、「ゴムチューブダイエット」。名前どおり、ゴムチューブを使用してトレーニングしながらダイエットをする方法です。
ゴムチューブを使ったダイエットの効果は？
実際、本当にゴムチューブを使ったダイエットのやり方に効果があるかどうかですが、きちんとトレーナーなどの指示に従った行なえば、効果が出るそうです。また、ダイエット効果意外にも、ハードなトレーニングでは無い分、しなやかな筋肉を作ることができるとも言われています。マッチョな体を目指していない方には、適していると思います。
ゴムチューブを使ったダイエット効果①：ふだん使わない筋肉が鍛えられる
筋肉の中には、普段の生活の中でよく使われる部分となかなか使われない部分があります。そういう筋肉は一般的にインナーマッスルと呼ばれますが、このゴムチューブを使ったエクササイズをすることで、インナーマッスルが鍛えられるそうです。インナーマッスルを鍛えると、脂肪の燃焼ができ、効果的なダイエットができるそうです。
ゴムチューブを使ったダイエット効果②：身体や骨盤のゆがみを矯正できる
結構、身体や骨盤にゆがみがある人っていると思います。身体や骨盤のゆがみは、なかなか自覚症状がでません。そのため、いつの間に身体や骨盤かゆがんでいた！って気付く人が多いと思います。このゴムチューブを使ってトレーニングすることで、インナーマッスルが強化、そして、体の骨格もしっかりと安定しながら骨盤の歪みも少しずつ矯正されます。骨盤の歪みが矯正されれば、自然と姿勢も良くなります。
ゴムチューブを使ったダイエット効果③：基礎代謝が良くなる
また、姿勢が良くなれば、血流の流れも良くなり、体にたまった老廃物や毒素も外に排出されるようになります。もちろん、便秘も解消されるので、普通に食べていても体重が減り、ダイエット効果へとつながっていきます。
効果的なゴムチューブダイエットの仕方①：二の腕に効果がある「キックバック」
それでは、ここから効果的なゴムチューブダイエットのやり方を紹介します。まず二の腕に効果があるやり方として、「キックバック」をご紹介。普段、二の腕を動かす機会って、余り無いですよね？タルタルになった二の腕って、余り魅力的ではありません。
特に女性の場合、肌の露出が増える夏の時期には、ノースリーブやなどを着たいのに、二の腕が気になって着れない！っていう人もいると思います。
「キックバック」とは、片方の足でゴムチューブを押さえて、もう片方の手で左ひざやももに置いて体を支えます。肘を90度の角度から床と水平になるまで後ろに向け引き上げます。これをそれぞれ10回以上繰り返します。今日からでもいいので、このエクササイズを始めて、素敵な二の腕を手に入れてみませんか？今から始めれば、まだ夏まで間に合います！今年の夏には、素敵な二の腕を見せられるノースリーブを着てでかけてみませんか？
効果的なゴムチューブダイエットの仕方②：腹筋に効果がある「クランチ」
続いて、腹筋に効果がある「クランチ」というやり方です。チューブを高いところにひっかけて、両腕をクロスさせた状態で両手を上に伸ばし、チューブの両端をつかみます。背中を丸めるようにして、上体を前にゆっくりと倒していきます。背中をまっすぐに伸ばしながら、上体をゆっくりと起こします。
これを、最低でも10回以上は繰り返します。そうすれば腹筋が鍛えられるそうです！女性の場合、割れるほどまでいかなくても、ちょっと引き締まると、素敵ですよね。
効果的なゴムチューブダイエットの仕方③：大腿四頭筋に効果がある「レッグエクステンション」
足の筋肉を鍛えたい方におすすめなのが、「レッグエクステンション」という方法です。その名前のとおり、足を使ったエクササイズで、このやり方は、ゴムチューブを片方の足や柱などにくくりつけて、もう片端を足首にくくりつけます。椅子に座ったら、膝をまっすぐに伸ばして、右足を椅子の高さまでゆっくりと持ち上げたり、曲げたりして、床に下ろします。これを大体それぞれ10回ずつ繰り返します。
すぐはダイエット効果が出ない！？
ゴムチューブダイエットは、けしてハードなトレーニングではありません。そのため、自分でおこなっていても、なかなか実感が感じられないこともあります。しかし、毎日継続的に続けていけば、必ず効果が出るはずです！まずは、3ヶ月を目処に頑張ってみましょう！もちろん、正しいやり方をしないと効果は出ません。しっかりとトレーナー達のビデオやアドバイスに従いましょう！
まとめ
今回は、「ゴムチューブダイエット」の効果ややり方について紹介してみました。現在、ダイエットを考えている方は、ぜひこの「ゴムチューブダイエット」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
