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唐辛子の保存方法によって賞味期限は変わる?栄養や効能の違いも

2024.02.25

唐辛子の正しい保存方法をご存知でしょうか。一般的には乾燥された状態で売られているため、その保存方法等は気にかけたこともないという人の方が多いかと思います。今回は栄養素や効能を失ってしまわないよう、正しい唐辛子の保存方法を復習していきましょう。

  1. 【正しい唐辛子の保存方法】本来の栄養価や効能
  2. 【正しい唐辛子の保存方法】賞味期限は?
  3. 【正しい唐辛子の保存方法】保存方法その①
  4. 【正しい唐辛子の保存方法】保存方法その②
  5. 【正しい唐辛子の保存方法】保存方法その③
  6. 【正しい唐辛子の保存方法】まとめ
引用: https://vegenavi.com/wp-content/themes/vegenavi/img/vege_img/tougarashi.jpg
唐辛子というと鷹の爪など、すでに乾燥された物をイメージする人も多いとは思いますが、唐辛子は生の状態が一番栄養価が高いです。
そのためまずは本来の生の状態の唐辛子がもつ栄養をみていきましょう。

栄養素

引用: http://okinawaisland.jp/pic-labo/chilinutri.gif
生の唐辛子にはカロテンやカリウム、食物繊維などが豊富に含まれていますが、何より注目すべきはビタミンの多さです。
特に収穫時期が早く、まだ若い青唐辛子にはビタミンCが多く含まれています。逆に遅めに収穫され、十分に成熟した赤唐辛子にはカロテンが多く含まれ、これにより辛味が増します。

効能

引用: https://www.togarashi.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/10/526_01.jpg
唐辛子はダイエットや食欲不振の改善、美容などに効果があるとされています。
特に辛味成分の元となっているカプサイシンが脳の中枢神経を刺激し、エネルギーの代謝を促進することで体脂肪を分解します。こうした作用からダイエットに効果的と言われていますが、それだけではありません。
副次的ではありますが、こうした代謝の向上が血行の促進にも繋がっており、冷え性の予防にも効果的と言われています。冷え性は万病の元と言われるように健康を損ねる原因となりかねないので、こうした効果は嬉しいばかりです。
また、基礎体温が上がることで代謝も向上されるので、健康的なダイエットにはうってつけです。

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引用: http://bono.co.jp/cms/wp-content/uploads/2013/06/5722a255d786a14ef1456a0f9d017766.jpg
このように、唐辛子は生の状態で食べることが好ましいですが、保存状態により賞味期限が変わってきます。
保存の方法としては”冷蔵”、”冷凍”、”乾燥”の3つがあるので、賞味期限や実際の手順などを順番にみていきましょう。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTTuTm0lLyyyTa9S49DYubZYqcJuGT9AuE-ECsIaPaqGSFFaTiO0Q
まずは冷蔵からです。
引用: https://www.olive-hitomawashi.com/column/RE086_4.jpg
冷蔵で保存する場合の賞味期限は約1週間程度です。こういった香辛料は長持ちするイメージですが、意外と短いため要注意です!すぐに使いきれる量であれば、一番栄養価が損なわれない保存方法であるため、冷蔵を選ぶと良いかと思います。
保存の方法としては、密閉ができるパックなどに入れ冷蔵庫に入れておくだけです。保存方法も簡単ですが、取り出してすぐに使えるのも料理までにかかる時間が少なく、メリットであると言えるでしょう。
引用: https://c-gurutabi.gnst.jp/public/img/article/83/3a/art000466/article_art000466_13.jpg?20160115120128
次に紹介するのは冷凍保存です。
冷凍保存での賞味期限はしっかりと処理を行えば3ヶ月〜半年程度です。冷蔵が1週間だったことを思えば随分延命できたような気がしてきます。とはいえあまり過信し放置しすぎても、変色や味の変化がおきてしまいます。長くもつとはいえ、やはりこれも早めに使ってしまうに越したことはありません。
保存の方法ですが、1本ずつ酸素が入ってしまわないようラップなどで包んで冷凍庫に入れておくだけです。1本ずつというのが少し面倒ですが、使いたい時使いたい分だけ取り出せるのは、ある意味メリットではあります。
引用: https://www.togarashi.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/10/526_02.jpg
解凍する際はハサミなどで少し細かくして、水にさらしてください。
引用: http://tabippo.net/wp-content/uploads/shutterstock_130839674-600x375.jpg
最後に乾燥です。
こちらもしっかりと処理をすることが前提ですが、大体1年程度は保存がきくと言われています。
引用: https://ssl-ustat.amebame.com/exc/1416312499673/rROuj.jpg?option=crop&size=580
乾燥の方法ですが、直射日光が当たらず風通しの良いところに、唐辛子を束ねて吊るしておくという方法が一般的です。数日放置しておくと表面にしわができ始め、振るとカラカラと音がします。期間は乾燥の具合によって調整が必要ですが、1週間程度を目安に様子をみていきましょう。
乾燥させたあとは水分を吸ってしまっては意味がないので、瓶詰めにするなどして湿気から遠ざけましょう。
ただデメリットとして、栄養価の流出が大きいことと乾燥させるまでの手間がどうしても目につきます。とはいえ放置するだけなので、大量にもらってしまって使い方に困ってしまったら、ひとまず乾燥させるのもありなのではないでしょうか。
ここまで唐辛子の栄養価や保存方法をみてきましたがいかがだったでしょうか。
なかなか生の唐辛子が手元にあるケースというのも珍しいですが、備えあれば憂いなしという言葉の通り、いつかその時が来たら思い出してみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/55/Charleston_Hot_peppers_white_background.jpg/200px-Charleston_Hot_peppers_white_background.jpg