充電池について
ここでは、ダイソーの充電池のニッケル水素電池についての仕組みを説明していきます。
ニッケル水素電池はダイソーの充電池以外にも有名なエネループもニッケル水素電池です。
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/44/Sanyo_eneloop_HR-3UTG_and_HR-4UTG.jpg/375px-Sanyo_eneloop_HR-3UTG_and_HR-4UTG.jpg
ニッケル水素電池の特徴としては、「充電して繰り返し使えるのでマンガン電池やアルカリ電池などの1次電池に比べてランニングコストを下げられる」、「自己放電が少なく、放置しても使うことができる」、「大容量化が可能」というメリットがあり、
デメリットに「過放電に弱い」、「メモリー効果が大きくなりがち」、「使用中に引火性の水素ガスを発生するかもしれないので、密閉された場所では使用禁止」、「ニッケルが含まれているので重くなりがち」といったものがあります。
ps.メモリー効果とは電池をまだ使い切っていない状態で充電したことで、放電中に一時的な電圧降下を起こす現象です。
ダイソーの充電池と充電器
ダイソーの充電池は先ほども説明した通り、ニッケル水素電池です。
私が行ったダイソーには単三電池しか置いてなく、単四電池はおいてませんでした。
充電器のほうでは単三形、単四形とあったので、単四の充電池はあると思うのですが、残念です・・・
ダイソーには充電池だけでなく、なんと充電器も100円で売っています!
市販のものを買おうとすると数千円もするものが100円で買えるとなるとなんだかすごく怪しいですよね。
ダイソーの充電器
さて、こちらの充電器本当に使えるのか、使っても問題ないのか調べてみました。
こちらの記事のタイトルにある通り、ダイソーの充電器はおすすめできるものではありませんでした。
簡潔にこちらの記事をまとめると、「充電時間がとても長く、まともに使えない」、「充電が終わっても停止することもなく永久に充電し続ける」、「電子部品の品質が悪すぎる」、「ゴミ?を使っている部品があった」などなどと、おすすめできない理由が、非常に多くありました。
引用: https://netank.net/wp-content/uploads/2016/06/s-P5290993.jpg
ダイソーの充電器は使わないようにした方がよさそうですね!
ダイソーの充電池の実力
ダイソーの充電池の実力はどれほどのものか調べてみました。
今回比較する充電池はニッケル水素乾電池でとても有名なエネループです。
どのように比較するかというと、ミニ四駆を使って比較していきます。
ミニ四駆を使ってのの比較
引用: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e4/AERO_AVANTE_1.jpg/450px-AERO_AVANTE_1.jpg
ミニ四駆を使った比較の動画があったので紹介します。
こちら動画でわかる通り、ミニ四駆の速度がダイソーの充電池の時は「35~36km/s」、エネループの時は「37~38km/s」という結果になり、出力に関してはほとんど差がありませんでした。
使用時間の比較
ミニ四駆を使った出力の差はほとんどありませんでしたが、使用時間はどうでしょうか。
こちらの記事で、懐中電灯を使った比較がされていました。
結果を簡潔に説明しますと、ダイソーの充電池とエネループを比較するとやはり、ほとんど差はありませんでした。
性能で見ればエネループもダイソーも大差ないように見えますね。
ダイソーの充電池の注意点
しかし、ダイソーの充電池には注意点があります。
ダイソーの充電池はエネループに比べ充電可能回数がとても少ないです。
なので、長期的に見ればエネループのほうが安くすることが可能です。
また、ダイソーの充電器は安全性に不安が残るので、他の会社の充電器を使った方がいいのですが、それで充電器が故障してしまっても保証は受けることはできません。
注意していきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
ダイソーの充電池とエネループと比較し、大差ない性能を持っていましたが、充電可能回数やダイソーの充電池専用の充電器がおすすめできないことなど注意しなければならない点もあります。
安いからと言って、買って失敗しないようにしていきましょうね!