白髪染めとおしゃれ染めの違い
ちらほら見え始めた白髪を「どうにかしたい」と、考えた時浮かぶのは髪を染めるということ。ですが、白髪染めとおしゃれ染めどっちを使うべきなのか、そもそも違いはあるのか、という疑問も浮かびます。まずは、白髪染めとおしゃれ染めの違いを見ていきましょう。
白髪染め
名前のごとく、白髪を染めるために使われるものです。対象となるのは、白髪なので白髪は染めますが、黒髪はあまり染まりません。周りとなじませるために少々の脱色効果はあるのですが、それほど強くはありません。目的は、髪色を明るくさせるものではなく、「白髪を周りの黒髪と馴染ませること」です。
白髪染めでは明るい色が入りにくいといわれています。ですが、美容師さんの腕次第ではおしゃれ染めと白髪染めをうまく使い分けて明るい髪色に染めてくれる場合もあります。色の入り方に個人差はありますし、必ずできるという保証はありませんが、明るい色に染めたいという場合は、美容院で1度相談してみることをおすすめします。
おしゃれ染め
おしゃれ染めは、髪の黒色を脱色し、そこへ明るい色で染めていきます。対象は黒髪で、目的は黒髪を明るくすることになるので、明るい髪色から暗めの色まで幅広い色を選ぶことができます。おしゃれ染めは脱色してから色を乗せるため、脱色力が非常に強いです。
このように、白髪染めとおしゃれ染めは対象も目的も異なるのです。
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おしゃれ染めでは綺麗に染まらない白髪
白髪染めもおしゃれ染めも髪の色を変えるものですから、白髪を染めるにはどちらでも良いのでは?と、思う方もいらっしゃるかと思います。白髪染めに対して、少しマイナスイメージを持っているとしたら、白髪染めを躊躇してしまうこともありますよね。ですが、白髪を染めるにはやはり白髪染めを使うことをおすすめします。
白髪が少量の場合、おしゃれ染めを使って髪全体を明るくして目立たなくする、ということはできるかもしれません。ですが、白髪の量が多ければそうはいきません。おしゃれ染めで意図的に脱色された髪と自然と白くなった白髪は構造が違うので、うまく色が入らないのです。脱色することが前提で色を入れるおしゃれ染めでは白髪を綺麗に染めることは難しいんですね。
白髪染めデビューはいつから?男女別まとめ
白髪が気になり始め、白髪染めデビューをしたのはいつ頃?男女別に分けてご紹介します。
①いつから白髪染めを使用していますか?男性編
白髪が生え始めたのは34歳頃で、白髪染めに切り替え始めたのが40歳頃という方が多いようです。男性の場合は白髪をあまり気にしないという方もいますよね。白髪が大人の男性の魅力であると考える方もいます。
②いつから白髪染めを使用していますか?女性編
35歳過ぎたころから白髪が生え始めたという女性が多いようです。そして、白髪染めの使用は40歳ごろから。こちらも男性とあまり変わりません。ですが、女性の方が白髪を気にしている方が多いという印象を受けます。白髪が少ないうちはおしゃれ染めで対応して、髪全体の白髪の割合が増えてきたら白髪染めに切り替えるという方が最も多いようです。
白髪染めデビューに抵抗を感じる方もいるかと思います。ですが、白髪がある、また増えた…と、それがストレスになっているとしたら、もったいないです。白髪は遺伝がほとんどですが、ストレスや食べ物、寝不足なども関係しているとも言われています。
白髪染めのおすすめの染め方
髪を染める際に、どうしても気になるのがダメージです。自宅でのヘアカラーはダメージが強いです。美容院で毎回染められたら良いですが、お金がかかるし、すぐに生えてくるから毎回は厳しい。そう感じている方もいるでしょう。ダメージが気になる方には、頭皮や髪に優しい商品がたくさん出ているので、ぜひチェックしてみてください。
代表的なヘアカラー以外にも、シャンプーやトリートメント、ヘアマニキュアなど。たくさんの種類のものが市販されています。そんな中でも特におすすめなのがトリートメントです。徐々に白髪を染め、自宅で手軽に、そして髪をケアしながら白髪染めができるので人気があります。
白髪染めをいつから使うかは自分次第
いかがでしたか?髪の生え方、量、質は人それぞれ。白髪の生え方も皆違いますから、白髪染めをいつから使い始めるか、は「気になったら」で良いのだと思います。ぜひ、ご自身に合った白髪染めの方法を見つけてほしいと思います。