抹茶の簡単な作り方【緑茶を粉末にする簡単な作り方】
抹茶はスイーツなどで食べたことはあるけど、なかなか飲む機会がない、という人が多いのではないでしょうか。
実は家庭にある緑茶を粉末にし、抹茶と同じように楽しむことができます。作り方は簡単!皆さんが普段飲む緑茶をすり鉢や家庭用ミルを使って粉末にできる簡単な作り方がありますのでお伝えします。
用意するもの
緑茶の葉、すり鉢、すりこぎ棒、茶こし
お茶の葉は煎茶でも良いですが、抹茶と同じ葉を使用している玉露を使用すると、より抹茶に近い風味を楽しめます。
抹茶の簡単な作り方【すり鉢を使った粉末の作り方】
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1527396603/eu3dhcmyxi0dik12ghzm.jpg
すり鉢にお茶の葉を入れてすりつぶします。
すった緑茶を茶こしでふるいにかけて粒子が細かいものだけを取り出します。
抹茶の簡単な作り方【粉末できあがり】
このように細かくなったら出来上がり。
抹茶の簡単な作り方【家庭用ミルを使う簡単な粉末の作り方】
すり鉢の代わりに、家庭用ミルを使うと速くきれいにできます。
家庭用のミルサーに緑茶の葉を入れて粉状にします。
引用: 通販生活
このように、お茶の粉は簡単にできます。
粉末を保存する場合は、湿気に弱いのでしっかり密閉した容器に保管するうにしましょう。
またスイーツや和食料理にも合いますので、普段の料理に取り入れると、お茶の風味が料理を引き立たせてくれます。
【粉末抹茶の簡単な作り方】抹茶の点て方【基本的な流れ】
お茶の粉末ができたら早速、点ててみましょう!
ここからは、お茶の点て方をお伝えします。
用意するもの)抹茶・茶器・茶筅・お湯
器を温める
抹茶椀にお湯を入れて温めます。
抹茶粉末を入れる
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1527294319/fk4hbamm2qcdbn5vjknz.jpg
器が温まったら、お湯を捨てて、抹茶を入れます。
お茶の量は茶杓に2.3杯程度です。
ティースプーンであれば山盛り1杯です。
器にお湯を約70CC注ぎます。お湯の温度はお好みに合わせて70~85℃くらいです。
抹茶の点て方
「Z」の文字を描くように茶筅で勢いよく混ぜます。
十分泡立ったらできあがり
表面が泡で白くなったら、茶筅で泡立ちが均等になるように押さえ、表面に円を描くよう優しく取り出します。
【粉末抹茶の簡単な作り方】抹茶の点て方【失敗しない抹茶の点て方】
失敗しないように点てるにはポイントありますので、解説していきます。
お湯の温度
沸騰したお湯は使わず、適温で入れることが大切です。好みや季節によってお湯の温度を調節することで美味しくいただくことができます。
お湯の温度は、冬場は75~85℃のやや熱い方が美味しく感じ、夏場は70~80℃のぬるめがちょうど良い温度です。
お湯の量
お湯の量は50~70ccです。好みによって多少調整してみても良いでしょう。最初のうちは計量カップで測って調整すると失敗せずにできます。
【粉末抹茶の簡単な作り方】抹茶の点て方【便利な抹茶グッズの紹介】
家庭で簡単!抹茶の点て方【これは凄い!電動で簡単に抹茶を点てる】
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抹茶、煎茶、玉露、その違いは?
抹茶も緑茶も同じお茶の葉が原料ですが、それぞれ違う製法で作られます。
煎茶
日光をたくさん浴びて育ったものを蒸して揉み、乾燥させたものです。
美容や健康に良いとされるカテキンがたくさん含まれています。
玉露
煎茶と同じ茶葉で、強い日差しがあたらないように育てられた碾茶(てんちゃ)を原料とします。
日光を遮って育てられた碾茶にはお茶の旨み成分であるテアニンが多く含まれています。
この碾茶を煎茶と同様に蒸して揉み、乾燥させたものが玉露です。煎茶に比べ手間がかかっているので、値段も高くなっています。
抹茶
玉露で使われる碾茶を粉末にしたものです。
抹茶を味わうには、お茶会などでおなじみの茶筅など専用の道具が必要です。
旨みが凝縮されている抹茶は和食やスイーツにも良く使われます。
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まとめ
家庭にある緑茶を抹茶のように味わう場合、玉露を粉末にすると、より抹茶に近い味わいを楽しめます。
普段の生活の中で抹茶を点てる時間があると、とても優雅な気分にさせてくれますよね。ぜひお試しください。