きちんと髪のケアしてますか?
女性にとって、髪はとても大切なものです。髪は女性の生き方を映すともいわれています。きれいに見せようといくらメイクに時間をかけても、パサパサでハリもツヤもない髪のままだったらそれだけで美が台無しになってしまいます。きちんと髪のケアをして、女性らしい美しさを保ちましょう。
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髪のケアは毎日の習慣を見直すことから
髪のケアは毎日の習慣を見直すことから始めましょう。毎日の習慣で何気なくやっていることや、正しいと思ってやっているヘアケア方法が間違っている場合もあります。きちんとした髪のケアの方法を知っておくことが大切です。
正しい髪のケアを習慣にすれば髪質も変えられる
正しい髪のケアを続けていれば、ゴワゴワやパサパサの髪質も変わっていきます。正しい髪のケア方法を知って、ハリ・ツヤ・コシのある健康な美しい髪に生まれ変わりましょう。
髪の見た目を左右するキューティクル
髪質に大きく関わってくるのがキューティクルです。髪の毛は、メデュラ・コルテックス・キューティクルの3層になっていて、一番外側にあるのがキューティクルです。
外側の層であるキューティクルが剥がれると、内部の水分が蒸発して髪が乾燥したり、外からのダメージも内側に伝わりやすくなり髪のダメージが広がってしまうのです。
キューティクルは自己修復能力がないため、キューティクルを傷つけないような習慣とケアが大切です。
地肌を守る習慣を
髪の健康に深く関わる地肌を乾燥や刺激から守ることが大切です。地肌を労わる髪のケア方法も知っておきましょう。
髪のケア方法①シャンプー
①ブラッシング
シャンプーをする前に、ブラッシングして髪をきれいにしましょう。ブラッシングすることで地肌についた汚れを浮かしたり、髪の絡まりをなおすことで洗い落しがしやすくなります。
②予洗い
シャンプー前はしっかりと髪を濡らします。予洗いによって髪や頭皮の汚れの大半を落とすことができます。また、髪をしっかりと濡らすことでシャンプーの泡立ちがよくなり、洗いやすくなります。
③シャンプーは手で泡立てる

シャンプーは手の平でしっかり泡立ててから髪につけるようにします。直接シャンプーを髪につけて泡立てると、髪の摩擦で髪が傷ついてしまいます。
④指の腹でマッサージするように洗う
泡立てたシャンプーを髪につけ、地肌を指の腹で優しくマッサージするように洗います。このとき、ゴシゴシと強くこすらないようにしましょう。
⑤しっかりすすぐ
シャンプーの泡が地肌に残らないようにしっかりとすすぎ落します。ぬるつきがなくなるまですすぎ流しましょう。
※水温は40度くらいが目安
水温は40度くらいを目安にします。水温が高すぎると頭皮の乾燥の原因になり、低すぎると十分に毛穴が開かずしっかりと汚れを落とすことができません。
髪のケア方法②トリートメント

引用: http://naturalwash.net/wp/wp-content/uploads/2015/02/f6f3f4397d5aa14fce65df2183585e32-790x527.jpg
①タオルドライで髪の水気をとる
シャンプーのあとは、軽くタオルドライして髪の水気をとりましょう。トリートメントの成分が浸透しやすくなります。
②地肌をさけてトリートメントをつける
トリートメントを適量手にとって広げてから、髪の毛先につけます。このとき、毛穴詰まりの原因になるため地肌にトリートメントがつかないように注意しましょう。
③時間を置く
時間を置いてトリートメントを髪になじませます。蒸しタオルをするとよりトリートメントの成分が髪に浸透しやすくなります。
④しっかりすすぐ
トリートメントをしっかりすすぎます。目安としてヌルヌル感がなくなり、髪が触ってしっとりする状態まですすぎましょう。あまりすすぎすぎてしまっても、髪トラブルの原因になるので注意しましょう。
髪のケア方法③ブロー
①タオルドライで水気をとる
タオルドライで髪の水気をとります。あまり力を入れすぎると摩擦で髪を傷めてしまうため、タオルで頭皮をつかむようにして水気をとりましょう。
②アウトバストリートメントをつける
ドライヤーの熱から髪を守るために、アウトバストリートメントをつけます。トリートメントは、毛先を中心にして塗り込むようにつけましょう。
③ドライヤーは根元からあてる
ドライヤーは根元からあてて、頭皮を中心に乾かしていきます。このときドライヤーは20センチ程度離してからあてるようにしましょう。
髪のケア方法④ブラッシング
①髪を湿らせる
ブラッシングする時は、髪を湿らせておくとダメージが少なくなります。霧吹きなどで湿らせても良いですし、アウトバストリートメントをつけても良いです。
②ブラッシングは毛先から
ブラッシングする時は、毛先から丁寧にとかしていくようにしましょう。根元からブラシを入れると毛根にダメージを与えてしまい、切れ毛の原因になります。毛先から順にブラッシングしていき、根元あら毛先まで丁寧にとかします。
髪のケア 髪質を変える習慣①髪に良い食生活

髪を美しく保つには髪に良い食生活が大切です。偏りのない健康的な食生活を心がけましょう。
髪に良い栄養素
髪に良い栄養素は、たんぱく質・亜鉛・ビタミンです。これらの栄養素を含んだ食材を積極的に食事に取り入れるようにしましょう。
塩分・脂質・糖分は摂り過ぎに注意
塩分を摂り過ぎると高血圧になり、血行不良を引き起こします。血行不良を引き起こすと髪に十分な栄養が行きわたらず髪の健康の妨げになります。
脂質を多く含む油っぽい食事は血液をドロドロにします。血液の流れも悪くなり血行不良を引き起こして、髪の健康を妨げます。
糖分を摂り過ぎると、糖化を引き起こして肌や髪の老化につながります。
髪のケア 髪質を変える習慣②質の良い睡眠

睡眠不足は髪の健康を妨げてしまいます。毎日質の良い睡眠をとることで成長ホルモンを分泌して、髪の修復や再生がされます。
22時~2時は美のゴールデンタイム
22時~2時の間は最も成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯で、美のゴールデンタイムと呼ばれています。22時~2時の間は積極的に睡眠をとるようにしましょう。
髪のケア 髪質を変える習慣③水分補給

ツヤのある髪にするには、うるおいは欠かせないものです。外からの保湿はもちろんのこと、内側からのうるおいも大切になってきます。毎日しっかりと水分補給をして、内側からもうるおいを取り入れましょう。
髪のケア 髪質を変える習慣④ストレスをためない

ストレスは自律神経やホルモンバランスの乱れ、血行不良などを引き起こして髪の健康を妨げます。毎日できるだけストレスをためないような生活を心がけましょう。たまってしまったストレスは運動などで汗を流して発散させることが大切です。
髪のケア 髪質を変える習慣⑤紫外線対策をする
髪の紫外線対策は意外と見落としがちです。紫外線対策で全身に日焼け止めを塗る人も髪には何もつけないという人もいます。
髪は肌の5倍紫外線を浴びる
髪は肌の5倍紫外線を浴びるといわれています。髪が紫外線を浴びるとキューティクルがはがれやすくなり、髪の健康を損ないます。髪の紫外線対策をきちんとしましょう。
髪の紫外線対策
髪の紫外線対策としては、帽子をかぶる、髪用の日焼け止めスプレーや紫外線カット力のあるオイルを使うなどがあります。きちんとした紫外線対策をして髪を守りましょう。
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まとめ 正しい髪のケア方法を知って髪を健康にしよう
正しい髪のケア方法と髪に良い習慣をご紹介しました。正しい髪のケアと習慣で、女性にとって大切な髪を健康に美しく保ちましょう。日々の積み重ねによって、髪質も良くなり美しい髪へと生まれ変われます。