炭酸水とは?
みなさんも一度は飲んだことのある炭酸水。冷たくてのどごしの良い炭酸水は暑い季節なんとなく毎日飲んでしまいます。この炭酸水、体にもよく色々な効果があるのを知っていましたか?まずはじめに簡単に炭酸水とは何かをご説明します。
関連記事
炭酸水の中には何が入っている?
炭酸水はその名の通り炭酸ガスが入っているお水のことです。もうちょっと固い言い方をすると炭酸ガスの水溶液です。では炭酸ガスとは何なのでしょうか?炭酸ガスとは二酸化炭素のことです。二酸化炭素とはみなさんもご存知の通り、空気の中に含まれる無色・無臭の気体のことです。
この二酸化炭素が溶け込んでいる水のことを炭酸水と呼びます。ちなみに二酸化炭素を凍らせるとドライアイスになります。素手で触ると凍傷を起こしてしまい危ないので触らないようにしましょう。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】①美容のお供に
少し話がそれてしまいましたが、炭酸水にはさまざまな効果があります。炭酸水の効果を発揮する方法をご紹介していきたいと思います。まず、女性にとって大切な美容に効果があります。中には洗顔に使用する人もいるくらいです。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】②美容のお供に・洗顔
洗顔に使用する場合にはさいごのすすぎの水を炭酸水に変えるだけです。炭酸水のメリットとして毛穴の奥の汚れを炭酸が浮き上がらせてかき出してくれます。洗顔が終わってから洗面器に炭酸水を張り、その中に顔をつけつやり方もおすすめです。刺激が強くて痛いという方は、炭酸水を水で薄めて使ってください。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】③美容のお供に・洗顔は痛みを感じたら無理しない
洗顔中にかなり痛みを感じてしまう方もいますので、はじめは無理をせず低濃度の炭酸水からチャレンジしてみてください。赤い炎症を起こしているニキビや吹き出物がある方は、炭酸水洗顔でもっと症状がひどくなってはいけないのでこの方法は控えてください。どうしても試してみたい方は皮膚科の先生に相談してからの方が賢明です。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】④美容のお供に・ダイエット
そして飲料水代わりに摂取するとお腹がとても膨れます。空腹感をごまかすことができるので、ダイエットにうってつけです。夜中にお腹が空いて我慢ができないとき、炭酸水を飲んでみてください。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】⑤美容のお供に・満腹感サポート
このとき注意したいのが甘い炭酸水を飲むのではなく、糖質ゼロの炭酸水を選んでください。言わずもがなダイエットに糖分は厳禁です。ただの水を飲むより刺激があるので炭酸水の方が満足度は高くなります。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】⑥スポーツのお供に
炭酸水は女性の美容にだけではなく、男性にもおすすめです。近年ランニングや筋肉トレーニング、フットサルといったスポーツが流行っています。日頃運動不足に悩まされている方は休日に思いっきりカラダを動かしてみたいですよね。しかしトレーニングで疲労が溜まって次の日の仕事に影響が出てしまってはいけません。ここで糖分ゼロの炭酸水を投入しましょう。
トレーニング終わりのからだは糖分を欲しています。そこに大量の砂糖入り炭酸水を摂取するのは危険です。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】⑦スポーツのお供に・糖分はゼロのものがおすすめ
糖分ゼロの炭酸水はべとべとせずのどの渇きを瞬時に癒してくれます。しかも炭酸には疲労回復効果があり、筋肉疲労の原因である乳酸を取り除く働きを持っています。トレーニングの後にピッタリです。糖分が入った炭酸水を飲みたい方は、糖分の過剰摂取にならないよう一気飲みはなるべく避けてください。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】⑧スポーツのお供に・注意点
トレーニングやスポーツの際に炭酸水を飲む注意点として、いきなりキンキンに冷えた炭酸水を摂取するのは控えましょう。普段もそうですが特にトレーニングやスポーツの後は体が熱を持っています。熱い体に冷たい炭酸水は気持ちがいいものですが、温度差があり過ぎるとからだが驚いてしまいます。なるべく常温に近づけた炭酸水を飲むようにしましょう。
炭酸水はのどごしがよく、ついつい一気飲みしたくなりますが、体のことを考えゆっくり飲みましょう。トレーニング時に外に出しておいて、ちょうどトレーニングが終わった時に常温に戻るようにしておくのも良いでしょう。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】炭酸水のメリットとデメリット
今までは炭酸水のメリットに触れてきましたが、デメリットもご紹介します。炭酸水のデメリットは摂り過ぎると体内にガスが溜まってしまうことです。体内に溜まったガスは出口を求めて体内を巡り、げっぷやおならとして体外に放出されます。メリットの多い炭酸水ですが、このデメリットは深刻ですね。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】炭酸水のメリットとデメリット・対応策
対策として時間を決めて摂取するという方法があります。大事な会議や授業の前日はなるべく炭酸水を飲まないようにしてみてください。また、今日炭酸より微炭酸の方が含まれる炭酸ガスが少ないのでデメリットも少し軽減できます。
【炭酸水の効果・美容やスポーツにもってこい】炭酸水のメリットとデメリット・洗顔法。乾燥肌、肌荒れがある場合
またさきほどご紹介した洗顔に使う方法も乾燥肌の人は乾燥が悪化してしまうデメリットがありますので肌の調子を見て慎重に試してみてください。自己判断で試すのは危険です。専門家の意見を聞くようにしましょう。
自分で炭酸水を作りたい①作り方の手順・クエン酸と重曹を用意
この炭酸水、実は自分で手作りすることができます。作り方は簡単で、自宅にあるアレを水に混ぜるだけです。勿体ぶりましたがアレとは、クエン酸と重曹です。クエン酸も重曹も料理に使うことが多く、どのご家庭にも余っているもんではないでしょうか。余っていなくてもドラッグストアやスーパーマーケットで安価で購入することができます。
自分で炭酸水を作りたい②作り方の手順・水に溶かす
作り方・水500ミリリットルを用意します。このとき用意する水は普通の水道水でもいいのですが、ミネラルウォーターにすると不純物が含まれていないので、特に飲み水に使用したいときはおすすめです。用意した水500ミリリットルに、クエン酸5グラムと重曹5グラムを溶かします。すぐに発砲が始まりますが、しばらく放っておいてください。泡が落ち着いて透明になれば完成です。
自分で炭酸水を作りたい③作り方の手順・保存法に注意
作り方は簡単ですが時間を置き過ぎると炭酸の効果が弱くなってしまいます。作り置きしたい場合はペットボトルなど、蓋を密閉できる容器に入れてください。注意点として、反応が終わって水がちゃんと透明になったことを確認してから密閉してください。でないと容器が破裂する可能性があり危険です。
この作り方は防腐剤が入っていません。通常ミネラルウォーターの保存期間は開封して2・3日です。古くならないうちになるべく早めに使い切りましょう。
関連記事
まとめ・メリットはたくさん!手作りも可能
いかがでしたか。今回は炭酸水の効果!メリットやデメリット、美容やスポーツへの効果や作り方についてご紹介しました。たくさんのメリットがある上に自分で手作りすることもできる炭酸水。これからの季節より一層活躍してくれそうです。過剰摂取に注意しながら上手に炭酸水を取り入れてみてください。