名作ゲームには心に残る秀逸なキャッチコピーがつきもの
名作と呼ばれるゲームには「泣ける」「かっこいい」「心に残る」「鳥肌が立つ」キャッチコピーがつきもの。キャッチコピーでそのゲームが、売れるか売れないかまで決まってしまうほどの影響力があります。
今回は、秀逸なキャッチコピーを集めてみました。2chなどでも一度は聞いたことのあるキャッチコピーから、誰もが知っているであろう有名なキャッチコピーまで、作品と共にご紹介します。
【有名ゲームの秀逸キャッチコピー①】「最後の一撃は、せつない」
ワンダと巨像(PS2/PS3)
2005年にPS2専用ソフトとして発売された「ワンダと巨像」、その人気の高さから2011年にPS3専用ソフトとしてHDリマスターバージョンが発売、そして2018年にはPS4でリメイク版がリリースされ、今もなお非常に根強い人気を誇ります。2chでも度々名前が出されるほど、心に残る名作となっています。
深く心に残る泣けるキャッチコピー
「最後の一撃は、せつない」このキャッチコピーは、ゲームをプレイしたことのある方にはどういう意味かとてもよくわかり、まさにその通りだと感じることでしょう。
少女の魂を取り戻すために16体の巨像を倒す決意をする主人公ワンダ。全体の哀愁漂う雰囲気と戦闘シーンもさることながら、ラスト一撃で敵を葬る瞬間、なんとも言えないせつなさを感じます。このゲームの雰囲気に合った泣けるキャッチコピーです。
【有名ゲームの秀逸キャッチコピー②】「ゲームでしか味わえない感動がある」
ゼルダの伝説 時のオカリナ(Nintendo 64)
Nintendo 64の名作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」、発売から10年以上経ちますがゲーム好きの間では根強い人気を誇り、神ゲーと呼ばれています。2chでは、ゼルダ史上最高傑作と呼ぶ声も多い作品です。
2011年にはNintendo 3DSでリメイクされ、世代を超えたゲームとしてかつて少年時代に楽しんだお父さんが、息子に買ってあげるなんてケースも多かったようです。
いつまでも心に残るかっこいいキャッチコピー
「ゲームでしか味わえない感動がある」、このキャッチコピーはまさにこのゲームを象徴するものであり、当時Nintendo64でこのゲームをプレイした方々は誰もがそう思ったことでしょう。
当時のゲームの中では群を抜いている自由度の高さ、圧倒的なストーリー、ゲームとしてのアクション性、音楽、キャラクター、その全てがプレーヤーに「感動」を与える要素として完成されています。
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【有名ゲームの秀逸キャッチコピー③】「この世の命が、蘇る」
大神(PS2)
2006年に発売されたPS2専用ソフト「大神」。独特な筆絵のようなどこかかっこいいテイストとどこか懐かしさのある音楽、そして温かみのある感動するストーリーで、泣ける作品として人気を博した名作。
人気ながらも知名度は低いようで、大衆向けと言えるゲームではなかったが、2chなどの各サイトで名前が挙げられるにつれて、口コミで伝わり名作としての地位を獲得しました。
その後PS3やPS4でHD版としてリメイク、DS版では続編がリリースされています。2018年には、Nintendo Switchでリメイク版の発売が決定しています。
泣ける、そしてどこかかっこいいキャッチコピー
「この世の命が、蘇る」、このキャッチコピーはこのゲームにおいて重要なワードとなります。
主人公のアマテラス大神が、ヤマタノオロチの呪いによって闇に閉じ込められてしまう世界を救う旅に出るのですが、その闇を払うことで命を救い、この世の命が蘇るという奇跡の物語となっています。
独特の優しいタッチで描かれた世界観の中で、命を次々と取り戻していく物語。ノスタルジックな雰囲気で、とても泣ける作品になっています。プレイした後に、深く心に残るキャッチコピーではないでしょうか。
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【有名ゲームの秀逸キャッチコピー④】「エンディングまで、泣くんじゃない」
MOTHER(ファミリーコンピューター)
1989年にファミリーコンピューターソフトとしてリリースされた「MOTHER」の有名なキャッチコピーです。発売はかなり古いですが、MOTHERという名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
Nintendoの人気シリーズ「スマッシュブラザーズ」にもMOTHERシリーズのキャラが参加していることから、その名前を今の世代にもしらしめるきっかけとなりました。
2003年にはゲームボーイアドバンス向けに、MOTHER1+2としてシリーズが合わさったソフトが販売されました。今後もリメイクの可能性を大いに秘めた伝説の名作です。
泣けることを前提とした挑戦的なキャッチコピー
ゲームの広告とCMを担当する、コピーライターの一倉宏さんのキャッチコピーです。必ず泣ける作品だと保証した上で、その涙は最後までとっておけという自信あふれるかっこいいキャッチコピー。
泣けるストーリーで、必死に涙を堪えるも目からあふれてしまう人が続出。最後まで泣かなかった人は、果たしているのでしょうか?2chのコアなゲーマーからも今もなお支持される最高傑作です。
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【有名ゲームの秀逸キャッチコピー⑤】「絶望を焚べよ」
DARK SOUKSⅡ(PS3)
2014年にPS3専用ソフトとして発売されたDARK SOULS2。独特な世界観と絶妙なバランスのゲームシステムから、鬼畜ゲームとして名高い作品です。一歩油断すれば雑魚キャラにさえ瞬殺されてしまうことがあるという緊張感が、ゆるゲーに飽きたゲーマーたちを虜にしました。
ハイクオリティな映像と音楽を携え、PS4でもリリースされたことが記憶に新しいです。圧倒的高画質のより一層ダークな雰囲気が、プレーヤーを絶望の世界へと誘います。
ただただかっこいいキャッチコピー
「絶望を焚べよ」・・・ゲームの世界観を一言で表し、プレーヤーの未来を想像させるかっこよすぎるほどかっこいいキャッチコピー。2chに集まるコアゲーマーでさえ、この絶望的な世界にひれ伏すしかありませんでした。この絶望の世界で生き残るには、絶望を焚べるていくほかないのです・・・。
【有名ゲームの秀逸キャッチコピー⑥】「どうあがいても絶望」
SIREN(PS2)
2003年にPS2で発売されたホラーゲーム「SIREN」。当時過激すぎるCMが放送禁止となるなど、社会現象を起こした問題作です。日本のホラー映画のように進むストーリーと、それぞれのキャラの人間性がいい味を出しており、ヒット作として恵まれました。
また、ゲームのみならずマンガ、映画としても展開し、海外にも数多くのファンがいる名作となりました。
どうあがいても…の語源となったキャッチコピー
ホラーとアドベンチャー要素を持ちながらも、パズル要素が強い本作。プレイヤーキャラの体力はとても低く、ギミックや作戦を上手く使わなければ乗り切れない場面が連続します。
行動するたびに詰んでいくことから「どうあがいても絶望」というキャッチコピーが、どうしようもない状況になったら「どうあがいても絶望」と2chで日常的に使われるようになり、多方面に普及していきました。
「どうあがいても絶望」この絶望を乗り越えられるか・・・?
【有名ゲームの秀逸キャッチコピー⑦】「この混沌の時代に 無力であることは許されなかった」
タクティクスオウガ 運命の輪(PSP)
1995年にスーパーファミコンで発売された、伝説的ソフト「タクティクスオウガ」のPSP移植版です。セガサターンやPS、WiiUや3DSなど多くの機種で移植されるほどの高い人気を誇るゲームです。
世界観が伝わる悲しいキャッチコピー
重厚なストーリーと、様々なキャラが織りなすファンタジーの世界で、その運命に翻弄されるキャラクターたちの心境を表したキャッチコピー。感動するエピソードもあり、どこか哀愁を感じる心の深いところに響くキャッチコピーになっています。
スクウェア・エニックスによるPSP®シミュレーションRPG「タクティクスオウガ 運命の輪」公式サイト。当時のオリジナルスタッフが集結し、15年の時を経て、再生。
【有名ゲームの秀逸キャッチコピー⑧】「僕は、また、泣けるだろうか。僕は、まだ、泣けるだろうか。」
FINAL FANTASY X HD Remaster / X-2 HD Remaster(PS3)
2001年、PS2発のFFシリーズとしてリリースされ、大きな話題を呼んだ「ファイナルファンタジーX」と、その続編「ファイナルファンタジーX-2」がHDリマスターとして復活。2015年にはPS4でもリメイクされ、当時の感動がパワーアップして帰ってきたと大きな反響を呼びました。
キャッチコピーだけで泣けてしまうほどの名作
「僕は、また、泣けるだろうか。僕は、まだ、泣けるだろうか。」、このキャッチコピーを見るだけで、作品をプレイしたことのある方は涙が浮かんでくるのではないでしょうか?
あの頃から時間が経ったけど、あの時の感動を自分はまた感じられるだろうか。あの頃から月日が流れて自分は成長したけど、まだこの作品で泣くことができるんだろうか。この作品を通じて、あの頃の心を取り戻せそうな、そんな心に訴えかけてくる素敵なキャッチコピーです。
名作キャッチコピーはゲームを知っているとより深く理解できる!
いかがでしたか?新旧問わずとても懐かしい作品まで、心に残るキャッチコピーをご紹介しました。人を惹きつけるキャッチコピーは、そのゲームそのものを表す言葉です。
ほかにも多くの名作キャッチコピーがありますので、ぜひ感傷に浸ったり、心を奮わせてみませんか?そのゲームをプレイすることで、より深く心に残すこともできるので、気になるキャッチコピーの作品は一度プレイしてみてください。