リカンベントバイクとは？
リカンベントバイクとは、エアロバイクの一種で、後方に背もたれ機能が付いているトレーニングマシンとなります。背もたれ機能が付いているため、背中に負担がかからず女性や高齢者でも手軽にトレーニングを行うことが出来ます。また、足腰への負担が少ないため、ケガを引き起こす可能性も少ないトレーニングマシンです。運動嫌いの方であっても、読書やスマホを楽しみながら楽しむことが出来るため、飽きずに運動を続けることが出来ます。
リカンベントバイクは、エアロバイク同様フライホイールが付いているため、ペダルの回転が安定しており不快感を与えない設計となっています。
リカンベントバイクとエアロバイクの違いとは？
前述したようにリカンベントバイクはエアロバイクの一種であるトレーニングマシンとなりますが、リカンベントバイクとエアロバイクにはいくつかの違いがあります。2つのマシンの違いは、1.ペダルの位置が異なります。リカンベントバイクの場合は、ペダルが前方についており、エアロバイクの場合は、ペダルが体の下についています。2.運動強度が異なります。リカンベントバイクは、足の稼働域が前方にあり、背もたれもあるため、腰やお尻への負担が少なく、比較的低負荷な運動となります。一方、エアロバイクは、お尻に体重がかかり運動強度は大きくなってしまいます。
3.運動時間に差が出ます。リカンベントバイクは、高齢者や女性でも長時間使用することが出来ます。しかし、エアロバイクの場合であると、初心者の場合は長時間の使用が難しくなります。しかし、エアロバイクの場合は前傾姿勢で上半身を鍛えることが出来るため、足腰に自信のある方はエアロバイクを使用した方が効果的と言えます。ご自身の体力に合わせて、マシンを選択するようにしましょう。
リカンベントバイクの効果1:お尻や背中への負担を少なくし低負荷での長時間運動を実現
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前述したように、リカンベントバイクは背もたれ機能が付いているため、お尻や背中への負担が小さいものとなり、低負荷のトレーニングとなります。そのため、高齢者や女性であっても長時間運動を行うことが出来ます。運動強度が小さいこともあり、膝関節や腰などへの負担も小さくなり、ケガにつながりにくいものとなります。しかし、下半身全体はしっかり鍛えることが出来ます。また、リハビリにも効果的とされています。もし、運動強度を強くしたい場合は、ペタリングの強度を強くしたり、座席の位置を低くするようにしましょう。(運動強度を小さくしたい場合は、逆の調節をしてください)
リカンベントバイクの効果2:有酸素運動効果
リカンベントバイクでトレーニングする際は、自転車を漕ぐような動作を行うため、有酸素運動の効果を得ることが出来ます。また、前述したようにリカンベントバイクでのトレーニングは長時間行うことが可能であるため、有酸素運動の効果を最大限に引き出すことが出来ます。有酸素運動を行うと、心肺機能の向上の他にも次のような効果を実感することとなります。1.脂肪燃焼につながるためダイエットに効果的です。2.自律神経を整え、不眠解消やリラックス効果を得ることが出来ます。
3.血行促進効果があるため、冷え性やむくみの改善につながります。4.セロトニンやドーパミンの分泌を促し、前向きな気分になることが出来ます。5.コルチゾールの分泌を抑えるため、ストレス解消につながります。6.免疫力を上げることが出来ます。
リカンベントバイクの使い方
リカンベントバイクを使用する際は、基本的にボタンを押したり、ペダルを漕いだりするだけなので、初心者にとっても簡単に使用できるトレーニングマシンとはなります。しかし、リカンベントバイクの使い方や運動に関していくつか注意点があるため紹介します。1.リカンベントバイクでのトレーニングを始める前にストレッチを行い、体を柔軟にしておきましょう。2.座席の位置を調節しましょう。体勢としては、膝が少し曲がった状態にしておきましょう。3.ペダリングの強度をご自身の体力に合わせましょう。4.背もたれにしっかり腰掛け、背筋が曲がったり前傾姿勢にならないように気を付けましょう。
5.ご自身に合ったトレーニングメニューを選択するようにしましょう。6.30分以上を目安に行うようにしましょう。使い方を誤ると、ケガにつながったり効果が半減してしまいますので、リカンベントバイクの使い方には注意してください。
リカンベントバイクの機能1:心拍数測定機能
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リカンベントバイクには心拍数を測る機能が付いているものもあります。有酸素運動を行う際に心拍数を測ることにより、客観的かつ正確にご自身の現段階での状況を確認することが出来ます。また、心拍数を基準にダイエット・持久力の強化・上級者向けトレーニングなどトレーニング内容にバリエーション(違い)を持たせることも出来ます。また、一定の心拍数を保ちながら運動出来るハートレートプログラム機能というものもあります。
リカンベントバイクの機能2:オーディオ機能
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前述したように、リカンベントバイクを行うことによって様々な効果を得ることが出来ますが、長時間動作を行うことによって飽きが生じてきます。しかし、オーディオ機能が付いているリカンベントバイクであれば、テレビを楽しんだり音楽を聴くことも出来るため、楽しくトレーニングに励む環境づくりを行ってくれます。また、コントロールパネルで、時間・距離・脈拍・消費カロリーなどを確認出来るマシンもあります。
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リカンベントバイクの選び方1:ウォークスルーの有無
リカンベントバイクの選び方として注意すべき点として、ウォークスルーのあるものを選ぶようにしましょう。ウォークスルーとは、本体と椅子の間にある大きな空間のことを指します。ウォークスルーがあれば、足を上げて跨がずに座席に座ることが出来るため、乗り降りが楽になります。また、高齢者やリハビリ中の方がリカンベントバイクを使用する場合は、転倒の恐れもなくなるため、けが予防にもなります。
リカンベントバイクの選び方2:サドルスライドの調整幅
リカンベントバイクの選び方として、次に注意すべき点は、サドルスライドの調整幅です。そもそも、リカンベントバイクは体の大きい欧米の方用に設計されているトレーニングマシンです。そのため、サドルスライドの調整幅が狭いものだと身長が小さい人は座れなくなってしまいます。(幅の狭いものだと、135cm～165cm以上のものがあります)ですので、リカンベントバイクの選び方としては、どのような身長にも対応できる、サドルスライドの調整幅が広いものにしましょう。ちなみに、10cm程度であれば、背中と背もたれの間にクッションを挟み、対応することも可能です。
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リカンベントバイクについてのまとめ
今回はリカンベントバイクの概要・リカンベントバイクとエアロバイクの違い・リカンベントバイクの効果・リカンベントバイクの使い方・リカンベントバイクの機能・リカンベントバイクの選び方をご紹介しました。リカンベントバイクは初心者にもハードルの低いトレーニングマシンですが、マシンごとに違いがあるため注意しておきましょう。リカンベントバイクの正しい使い方をマスターして、運動の効果を最大限に引き出してみてください。
