まずお車代って何?
一生のうちでも記念に残るハレノヒそれは結婚式です。あなたもそんなおめでたい日の主催者になることもあるでしょう。その時に「お車代をどうする？」と聞かれることもあるかもしれません。しかし結婚式の主催者になるというのはなかなか経験できるものではありません。なのでこのお車代という言葉を初めて耳にする方も多いことでしょう。
このお車代というのは、結婚式に来て頂いたゲストの中から特にお礼をしたい人に対して、感謝の気持ちを伝える意味で渡すお金の事です。
結婚式というのはいわばこちらのお祝いに、わざわざゲストが時間を割いて駆けつけてくれています。その中でも特別な配慮をしていただいた方には金銭面でお礼をするというのが、当然と言えば当然かもしれません。今回はその主催者のマナーとして結婚式のお車代を一体誰に渡すべきなのか、そして金額や注意点についてご紹介していきたいと思います。
関連記事
結婚式のマナーとしてのお車代・誰に渡す？金額と注意点・渡す相手①主賓
ではまず一体誰にお車代を渡せばいいのでしょうか。このお車代を渡す相手というのは、ゲストの中でもこの式に特別な配慮をしていただいた方です。
例えば主賓や乾杯をお願いするお客様です。主賓というのは【お呼びするお客様の中で一番社会的地位の高い方】とされていますが、大体は新郎の学生時代の恩師や、会社の上司を主賓とするパターンが多くなります。結婚式において主賓はとても大切なゲストです。
他の方よりも少しお車代を多めに渡すのがマナーとされています。主催者はこの主賓を誰にするかとっても迷うものですが、普段から一番お世話になっている相手で、社会的地位の高い方を選べば間違いありません。渡す金額は1から3万円で、それに交通費を上乗せしてキリがいい数字にします。
結婚式のマナーとしてのお車代・誰に渡す？金額と注意点・渡す相手②主賓・注意点
注意点として、このキリがいい数字というのは1万100円などにしないということです。端数が出ないようにしましょう。そして、この時主催者が相手に渡す金額時のマナーとしてよく言われるのが「2や4などの偶数は別れを連想させるので使わない」ということですが、これは間違いです。
このマナーは、ゲストが結婚式を執り行う主催者側に対しての配慮です。主催者から相手に渡す際にはこのマナーは当てはまりません。お車代として2や4などの偶数は使っても良いことになっています。
結婚式のマナーとしてのお車代・誰に渡す？金額と注意点・渡す相手③遠方からのお客様
そしてもう一つお車代を用意しておきたい相手がいます。結婚式とは一生に一度の晴れの舞台です。その結婚式をお祝いするために遠方から駆けつけてくれた方もいることでしょう。高い交通費を払って時間をかけてわざわざお越しいただいたゲストのためにお車代を用意しておきましょう。
注意点としては交通手段はいろいろあるにしろ、一番高い方法で来た時のお車代をご用意しましょう。全額負担が好ましいのですが、人数が多い場合などは、半額でもマナーとして通用します。お車代というのは基本的に感謝の気持ちです。結婚式というおめでたい舞台に花を添え用として駆けつけてくれた相手にはそれ相応のお礼をきちんとしましょう。
結婚式のマナーとしてのお車代・誰に渡す？金額と注意点・渡す相手④その他の相手
その他にお車代を渡した方がいい相手は、結婚式のスピーチを頼んだり、受付を頼んだりした相手です。一般的にこの薬は主催者の友人が勤めることが多いのですが、友人だからといってお車代を渡さないのはマナー違反です。
相手がいらないと言った場合はまた別ですが、一般的には少額のお車代を用意しておきます。この時に同じ用事を頼んだゲストによって渡すお車代が違うなんて言うことのないように、リストを作って同額渡すようにしましょう。
まとめ・お金の事はきちんと管理する
いかがでしたが今回は結婚式のお車代【主催者のマナー】渡す相手は？金額は？注意点についてご紹介しました。お車代とは結婚式の主催者の感謝の気持ちです。大過ぎず少なすぎず一般的な相場を渡すようにしましょう。お金の問題は後々まであとを引く問題です。管理をいい加減にせず、身内でしっかり話し合って決めるようにしてください。では素敵な式になりますように。
