ウイスキーの未開封と開封後の賞味期限について知りたい!
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ウイスキーは、長期保存が可能というイメージがあるお酒です。しかし実際は、ウイスキーの開封前と開封後では、味の変化や賞味期限が大きく変わります。おいしいウイスキーを楽しむために、今回はウイスキーの開封前と開封後の保管方法や保管方法についてご紹介します。
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①ウイスキーの未開封・開封後の賞味期限と正しい保管方法!いつまで味わいは変化しないのか?
ウイスキーの種類について
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ウイスキーの種類はと一言にいっても様々な銘柄があり、実際のところはよく分からないところがあります。ウイスキーは、大きく2種類に分類されます。①モルトウイスキーは、発芽させた大麦を主原料にして造られたウイスキーです。多くのウイスキーは、このモルトタイプになります。②グレーンウイスキーは、小麦やトウモロコシなどの穀物から造られたウイスキーです。この2種類がウイスキーの分類になります。
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上記の2種類のウイスキーを、さらにどのようなブレンドやテイストに仕上げるかにより、販売されるウイスキーのタイプが変化します。①シングルモルトウイスキーは、1ヵ所の蒸留所で造られたテイストの違うモルトウイスキーを混ぜて造られたウイスキーです。②ブレンデッドウイスキーは、複数のシングルモルトウイスキーにグレーンウイスキーを混ぜて、ウイスキーの味わいや芳醇な香りを作り出す飲みやすいウイスキーになります。
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②ウイスキーの未開封・開封後の賞味期限と正しい保管方法!いつまで味わいは変化しないのか?
ウイスキーの未開封の賞味期限
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ウイスキーの未開封のものは、賞味期限はありません。何年ものでも腐敗せず、飲むことが可能です。食品表示法では、ウイスキーの賞味期限についての記載は義務づけられてはいないです。ウイスキーはアルコール度数が40度前後と高く、アルコール度数の高いお酒は品質が安定しているので、賞味期限を記載する義務づけはされません。
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ウイスキーは何年もの時を経て、おいしく熟成されて行きます。その、おいしさを見極めるには専門職の、ブレンダーが判断を行います。ブレンダーはウイスキーを熟成をさせる樽の原酒を丹念にテイストし、ウイスキーの1番おいしい時期を判定します。熟成がまだ進むと思われる樽は、30年ものという長熟させる場合もあり、最高級銘柄のウイスキーはこのようにして誕生されます。
ウイスキーの開封後の賞味期限
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ウイスキーは開封すれば、すぐに味わいや香りが変化し、酸素ににふれて酸化がはじまり品質は劣化して行きます。ウイスキーの開封後の賞味期限はありませんが、テイストのおいしい限界は約1年位です。また、テイストは開封後半年間はおいしく味わえますが、半年を過ぎると味わいが悪くなって行きます。1年後位までは普通に飲むことはできますが、1年経ったウイスキーのテイストはかなり悪くなります。開封後のウイスキーは、遅くとも1年以内に飲みきるようにしましょう。
③ウイスキーの未開封・開封後の賞味期限と正しい保管方法!いつまで味わいは変化しないのか?
ウイスキーの保管の方法
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ウイスキーは未開封でも開封後でも、直射日光や紫外線を嫌うので冷暗所に保管しましょう。また、高温多湿の場所も弱いので、注意しなければなりません。開封後のウイスキーは、未開封のものよりもさらに、高温多湿には弱いので気をつけて保管しましょう。
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開封後のウイスキーで注意したいのは、冷蔵庫にいれて保管することです。冷蔵庫に入れると、腐敗がしないから良いと思われるでしょう。しかし、冷蔵庫の中は、他の食料品の匂いが立ち込めている場所です。ウイスキーは香りに敏感なので、食料品の移り香がウイスキーに移ってしまいます。また、冷蔵庫は霜の匂いがある場所です。冷蔵庫の霜臭も移るので、冷蔵庫に保管はしないようにしましょう。
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瓶は寝かさずに、立てたままで保管します。ウイスキーは、紙や木箱に入れられて販売されますが、その外箱は光や紫外線、回りの匂いを遮断する設計で作られています。1番良い保管場所は、ウイスキーが入っていた外箱です。開封後のウイスキーも外箱の中に立てて保管することが、品質を保持できる1番良い保管場所となります。
プライベート・プリザーブ
プライベート・プリザーブという、ガスを瓶に吹き込むことで、ガスの栓をして酸化防止をするものがあります。毎日のようにウイスキーをいただく場合には必要ありませんが、たまにしかウイスキーを味あわないという場合は、おすすめのグッズです。2~3回ほど、瓶にガスをシュッと吹き込むだけで、ウイスキーの酸化を防げる優れものです。興味のある方は、お試しを!
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【楽天市場】プライベート プリザーブ (ワインやウイスキー用保存スプレー) 価格 1,800円 (税込 1,944 円)
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まとめ
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ウイスキーの未開封と開封後の賞味期限や、保管方法について今回はご紹介してまいりました。ウイスキーは未開封でも開封後でも賞味期限はありませんが、開封後の味わいには限界がありますので、おいしくいただける半年を目安に消化するようにしましょう。瓶はウイスキーの外箱に入れ、高温多湿と紫外線を除け、冷暗所に保管を。おいしいく味わうために、ウイスキーと良いお付き合いをして行きましょう。