時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?そもそもオーバーホールって何?
高級な時計なんかを買う際に「オーバーホールしてください」などと言われますが、オーバーホールって何のことでしょうか?聞きなれない「オーバーホール」ですが、これは簡単に言う時計の分解掃除のことです。ではさっそくオーバーホールの頻度、値段、かかる期間などについてみていってみましょう。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?オーバーホールですること
オーバーホールとは、時計の分解掃除だと言いましたが、オーバーホールではどんなことをするのかみていってみましょう。時計は、良いものだとしっかりメンテナンスすると何十年も、ものによっては一生使い続けることができます。長年使う上で、時計のケースやブレスなのど外装は自分で掃除をすることができますが、内部のムーブメントの掃除は業者に任せる必要があります。
オーバーホールでは以下のようなことを行います。①内部の分解を行い調整や清掃、必要があれば部品の交換を行う。②古い油を取り除き、新しい油をさします。これによって内部の部品の摩耗を防いで時計の状態を最適な状態にします。
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時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?オーバーホールしないと?
オーバーホールしないで5年、10年と放っておくと内部の部品が壊れたりして部品交換などの修理が必要になってしまいます。時計の修理にはオーバーホールよりも多くのお金が必要になることもあります。オーバーホールにはお金がかかりますが、オーバーホールにしかっり出す方が「安い」かもしれません。なので、定期的なオーバーホールが必要です。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?オーバーホールの頻度は?
オーバーホールが必要なのは3年~5年に一度と言われています。人によっては「それでは少なすぎる」5年に一度では時計が遅れるなどの問題が起きるという人もいます。業者によると「3年くいらいで行ったほうが」という話があります。いずれにしても3年から5年に一度は行った方がいいでしょう。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?どこでやってくれるの?
時計のオーバーホールは、どこに持ち込めばいいいのでしょうか?およそ3か所が挙げられます。①(あれば)その時計のブランド専門店②時計のブランドの公認店③時計修理店の3つです。①と②は、ブランドの専門性が高い店なので、普通に持っていけば大丈夫だと思いますが、③の時計の修理店には大きな腕の差がある場合があります。
評判のいい時計の修理店だと、「新品のときよりもしっくりくる」なんていう評判だったりしますが、価格が安いを売りにしていて「なんか調子が悪くなった」とか「不調で違うところにもう一度メンテナンスに出した」なんていう評判のお店もあったりするので、お店選びはしっかりしたいものです。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?オーバーホールにかかる期間は?
オーバーホールにかかり時間は平均的には1か月ほどだと言われています。希少な時計や部品を海外から取り寄せなくてはならないものなどだともう少し時間がかかります。多くかかった例としては、預けたときには3か月程度と言われいたけれど、実際に預けたら半年くらいかかったなどというものもあります。預けるときにどのくらいの期間がかかるのか聞いた方がいいです。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?オーバーホールにかかる費用は?
オーバーホールにかかく金額の相場は2万円から5万円といわれています。相場と言っても一言でいうのは難しいです。時計修理店とブランドの直営店で2万円程値段が違ったことがある(時計修理店が2万円安い)という話も聞きました。とても高い時計は基本的にオーバーホールも高く、比較的安めな時計はオーバーホール料金も少し安いです。2.3件のお店で相場調べも必要だと思います。
そんなに高いなら自分でどうにかならないの?という人もいるかもしれません。自力でやるには道具をそろえる必要もあるし、なによりも時計のパーツは細かく、生半可な知識でできるものではないので自分でやるなんていうことはやめましょう。オーバーホールの詳細を載せているサイトや動画などもありますが、自分でやるのはやめた方がいいでしょう。
時計のオーバーホールに必要な期間と値段は?まとめ
オーバーホールは、高級時計を長く良い調子で使うのに必要なメンテナンスなので3年に1度程度はやりましょう。価格は2万円から5万円程です。早いものは1か月、時間がかかるものだと半年ほどかかるものもあります。なかなか大変なオーバーホールですが、しっかりオーバーホールして時計を20年30年一生大事に使いましょう!