パサパサしがちな「ささみ」をしっとり柔らかく仕上げたい!
メイン料理やお弁当のおかず、サラダやスープなど様々なレシピに使える「ささみ」。高たんぱく低カロリーで、糖質や炭水化物はほとんど無いのでダイエット食材としても良く使われますよね。ヘルシーで美味しいささみですが、調理していてパサパサした食感になってしまうことはありませんか?ささみはしっとり柔らかい食感に仕上げるのが理想的ですよね。そこで今回は、ささみを柔らかくゆでる簡単な方法、そしてしっとりジューシーに焼く・揚げるコツをご紹介していきます。ささみがパサついてしまうとお困りの皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法は?
まずはささみを柔らかくゆでる簡単な方法をチェックしていきましょう。ささみの筋取りのやり方やゆでる時のポイント、そしてレンジを使ってしっとり柔らかく仕上げる方法をご紹介します。
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ささみを柔らかくゆでる簡単な方法①あらかじめ筋取りする
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ゆでる前に筋取りする
ささみをゆでる前にあらかじめ筋取りしておく必要があります。ささみの筋は食べても問題ありませんが筋なので硬く、そのまま加熱すると筋が縮んで変形してしまいます。柔らかく仕上げるために、あらかじめ筋取りするようにしましょう。
ささみの筋取りのやり方
包丁を使ったささみの筋取りのやり方です。まず筋が上に来るようにささみを置き、筋の両側に浅く切り込みを入れます。ささみを裏返し、筋と身の結合部分を1㎝ほど切り離したら包丁の背を筋に当てて上下に動かし、同時に先端側へしごくように筋を取っていきます。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法②お湯の中で放置する
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筋取りができたら早速ゆででいきましょう。ささみを柔らかくゆでるポイントとして、お湯の中でしばらく放置するということがまず挙げられます。放置するだけで柔らかく仕上がるの?と思われるかもしれませんが、脂肪の少ないささみを柔らかく仕上げるにはゆでる温度が重要なポイントになるんです。
高温のお湯でゆでるとささみから水分が出てパサパサになってしまうため、沸騰後に火を止めたお湯に入れ、そのまま予熱で火を通すのが柔らかくなるコツなんです。60℃で1分加熱すると鶏肉に多い食中毒菌は死滅するので、予熱で火を通すだけでも食中毒の心配はありません。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法③塩を入れる
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ゆでる温度の他に気を付けたいポイントが「塩」です。ささみ3~4本分をゆでる場合は、500mlの水に対して塩小さじ1を入れて沸騰させます。塩を入れるのを忘れないようにしましょう。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法④五分ほど放置する方法
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それでは、ささみが柔らかくゆで上がる簡単レシピをご紹介します。水を沸騰させたら塩を加え、筋取りしたささみを入れたらすぐに火を止めます。5分ほどそのまま放置するだけで完成。冷めたら手で割くとしっとり柔らかいささみになりますよ。鍋に放置するだけなので簡単ですね。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法⑤じっくり仕上げる方法
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続いてはじっくり仕上げるレシピをご紹介します。火の通りを均一にしてパサつきを防ぐため、ささみを常温に戻しておきます。筋取りをしたささみに料理酒を振りかけ、フライパンに水を沸騰させて塩、料理酒を加えます。沸騰したら火を止めて、ささみを入れてフタをします。そのまま7~10分ほど放置して出来上がりです。
ささみを柔らかくゆでる簡単な方法⑥レンジで簡単に柔らかくする方法
番外編的になりますが、レンジを使ってささみを簡単に柔らかくすることもできます。ここでは、レンジでささみを柔らかくする2つのレシピをご紹介します。
レンジで簡単に柔らかくする方法①ささみの酒蒸し
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ささみはレンジで酒蒸しにするとしっとり柔らかい食感に仕上がります。ささみの筋取りをしたら耐熱容器に入れ、塩、酒を振りかけてラップをします。600Wレンジで2分ほど加熱するとしっとり蒸し上がります。忙しい時にも手軽な、簡単時短レシピですね。
レンジで簡単に柔らかくする方法②酢で蒸らす
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こちらは酢を使ってささみを蒸らす方法で、レンジでも簡単に柔らかく仕上げることができます。ささみの筋取りをしたら深めのお皿に重ならないよう並べ、ささみが浸るように酢を加えます。ふんわりラップをかけたら600Wレンジで4~4分半加熱。ラップを取らずにそのまま蒸らして、自然に冷まします。冷めたら酢を捨てて、手で割いたりしてサラダなどに使います。そのままポン酢で食べても美味しいレシピです。
ささみをしっとりジューシーに焼く・揚げるコツ
ささみを柔らかくゆでる方法をご紹介しましたが、ここからはささみをしっとりジューシーに焼くコツ、揚げるコツをご紹介していきます。焼いても揚げても美味しいささみ、しっとりジューシーに仕上げましょう。
ささみをしっとりジューシーに焼くコツ①焼き過ぎない
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まず、ささみをしっとりジューシーに焼くコツは、ささみを「焼き過ぎない」ことです。焼く時は片面3分、裏返して2分が目安で、肉は真っ白より薄ピンク色ならOKです。ささみのサクサク・ジューシーソテーのレシピは、小麦粉ではなく天ぷら粉を使うとサクサクに。衣はサクサク、お肉はしっとりジューシーに仕上がるレシピです。ぜひ参考にしてみてください。
ささみをしっとりジューシーに焼くコツ②炭酸水に浸す
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焼く前にささみを炭酸水に浸すという裏ワザ的な方法も。炭酸水に10~15分程度浸し、下味をつけて片栗粉をまぶしフライパンで焼いていきます。炭酸水の効果で、両面パリパリに焼いても柔らかジューシーに仕上がるんですね。
ささみをしっとりジューシーに揚げるコツ①フォークで刺して調味料を染み込ませる
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ささみをジューシーに揚げるコツは、フォークで刺して調味料がしっかり染み込むようにしておくこと。食べやすい大きさに切ったらフォークで刺し、調味料が染み込むことでしっとり柔らかく仕上がります。ささみと調味料を混ぜ合わせて片栗粉をまぶし、少量のごま油で揚げていきます。パサパサしないジューシーなささみ揚げに仕上がります。
ささみをしっとりジューシーに揚げるコツ②醤油・みりん・酒を漬けこんでおく
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ささみを揚げる前に、醤油:ミリン:酒を2:1:1の割合で1時間〜数時間漬け込んでおくのもジューシーに揚げるコツです。醤油・ミリン・酒でじっくり漬け込んだら、卵、小麦粉を加えて混ぜ、フライパンで揚げていきます。下ごしらえをしておくことで、簡単にフワフワでジューシーに揚げることができますよ。
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しっとり柔らかいささみで美味しくヘルシーな料理を
ささみを柔らかくゆでる方法、そしてしっとりジューシーに焼くコツ・揚げるコツをご紹介しました。ささみ料理は好きだけどパサつきが気になる…と感じていた方はぜひ今回ご紹介した方法、コツを試してみてくださいね。しっとり柔らかいささみで、メインやお弁当のおかず、サラダなど、色々なレシピを楽しんでください。