羊羹ってどういうもの?
羊羹は一般には、小豆がベースの餡を型に流し込んで、寒天などで固めた和菓子です。日本で古くから愛されてきた羊羹は、歴史を遡ると江戸時代が全盛時代になります。そのころから、羊羹の多くの名舗が現われています。羊羹には練り羊羹というねっとりとした食感の羊羹と、寒天の量を減らして少し柔らかくした水羊羹の2種類があり、季節や好みによってどちらも和菓子として親しまれています。近年では、食べやすいミニサイズの羊羹や、さまざまな味の羊羹が普及してきて、土産品やお茶請けとしても親しまれています。
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簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】ご紹介!
日本茶にぴったりな伝統的な和菓子である、羊羹。さまざまな名店がある羊羹ですが、自宅で簡単に作ることもできるようなんです!自宅で作ることができたら、もっと気軽に羊羹を食べることもできるし、お客さんがきたときにも出せるので嬉しですよね♪では自宅で簡単に作ることができる羊羹の作り方をご紹介します!
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】①こしあん羊羹
【材 料(5人分)◯こしあん500g◯水500cc◯粉寒天4g◯塩ひとつまみ】
こちらはとっても簡単に作れる羊羹の作り方です!こしあんを使った定番羊羹で、こしあんと水の量が同じなので、本当に簡単にできちゃいます♪まずはお鍋に、水を入れて、そこに粉寒天を入れてください。粉寒天が溶けるまで1~2分煮ます。粉寒天が溶けたら火を止めて、その鍋にこしあんと塩を入れてださい。それを泡立て器で混ぜながら、こしあんを溶かしましょう!なめらかになったら、容器に写して冷蔵庫で固めれば完成です!容器もタッパーなど、自宅にできるものでできちゃうので節約にもなります♪
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】②よもぎ風
【材 料◯白あん400g◯水200ml◯上白糖100g◯粉寒天4g◯よもぎパウダー3g◯水 (ふやかす用)】
よもぎを使った香りが高い素朴な味の羊羹です♪作る前に羊羹の型は、水で濡らしていきましょう。まずは、ボウルによもぎパウダーとふやかす用の水を入れて、混ぜ合わせてから5分おいておきましょう。その間に、鍋に水、上白糖、粉寒天を入れて、中火で1分以上沸騰させてから、そこに白あん、ふやけたよもぎパウダーを加え、弱火で焦がさないように混ぜながら加熱してください。
木べらでしっかり混ぜてなめらかな餡を作っていきます。へらを動かしたときに鍋の底が見えて、あんが戻るまでがゆっくりになる程度まで煮詰まったら用意しておいた型に流し込み、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やして固まったら完成です。食べやすくカットして食べましょう♪
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】③こしあん
【材 料◯こしあん160g◯塩1つまみ◯水160cc◯粉ゼラチン5g◯粉ゼラチンを増やす水20cc】
こちらはゼラチンを使った羊羹の作り方です!まずはボールに粉ゼラチンと水を入れてふやかしておきます。その間に、お鍋に水とあんこを入れます。木べらで混ぜながら、弱火であんこが溶けるまで5~10分ゆっくり溶かし、溶けたら塩を1つまみ入れてさらに混ぜます。そこにふやかしておいたゼラチンを入れて、2~3分完全に溶けるまでかき混ぜます。
大きなボールに氷を入れて、鍋ごと置いて粗熱が取れるまでゆっくりかき混ぜて冷ましましょう。粗熱が取れたら型に流し込んで1時間以上冷蔵庫で冷やせば完成です。
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】④小豆羊羹
【材 料◯茹で小豆200g◯砂糖150g◯塩1~2g◯水400cc◯棒寒天1/2本】
こちらは小豆から作る水羊羹です♪小豆の食感がしっかりと残っているので、より小豆を楽しめる羊羹です。まずは小豆を柔らかく茹でて、寒天はちぎって分量外の水で30分位ふやかしてください。そして400ccの水と寒天を入れて溶かし、溶かし切ったら、砂糖を加え、350gになるように煮詰めます。そこに柔らかくなった小豆を加え全体を混ぜ合わせます。
大きなボールや鍋に氷を入れた冷水を貯めて、そこに鍋底を当て混ぜながらあら熱を取ります。とろみがついたら、水で濡らしておいた容器に移して、冷蔵庫で冷し固めて完成です!小豆感が残っているので、つぶあんが好きな方にはたまらない羊羹です。
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】⑤芋羊羹
【材 料◯さつまいも約大1個(皮を除いて500g)◯砂糖70~80g◯水100cc◯粉ゼラチン5g◯水大さじ2】
粉ゼラチンと大さじ2杯の水を、耐熱容器に入れてふやかしておきましょう。その間にさつまいもを2cm角くらいにカットして、ひたひたにかぶるくらいの水と一緒に鍋に入れ中火で柔らかくなるまで茹でます。型崩れするくらいまで柔らかく茹でたらザルにあげお湯を切って、鍋へ戻します。そこで泡だて器でよくつぶしていきます。ふやかしておいた粉ゼラチンを20~30秒ほどレンジで温め、芋の入っている鍋に入れて混ぜましょう。
なめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせて、それを型に流し入れます。それを固まるまで冷蔵庫でよく冷やします。冷やす時間は3時間以上は必要です。固まったら出来上がりです!
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】⑥抹茶風
【材 料◯粉寒天4g◯水150ml◯豆乳100ml◯砂糖大さじ4◯抹茶大さじ1.5◯熱湯大さじ3◯ゆで小豆(缶)200g】
ちょっと凝った羊羹が作りたかったら抹茶も使った抹茶羊羹!小豆の食感も楽しめます。まず抹茶は熱湯でよく混ぜ合わせておきましょう。鍋で水、粉寒天を木ベラでよく混ぜ合わせましょう。中火にかけて、煮たった状態で1~1分30秒さらに煮てください。そこに砂糖を加えて溶けたら火を止めて、豆乳を加えます。そこに溶いておいた抹茶を加え混ぜ合わせ、ゆで小豆を加えてさらに混ぜ合わせます。
それを水でぬらした流し型や、バットに流し入れて、容器自体を冷水に重ねて粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めましょう。固まったら出来上がりです!小豆と抹茶が二層になっていておしゃれで美味しい和菓子です♪お客様にも自信を持って出せますね♪
簡単に自宅で作る!羊羹の作り方【こしあん・つぶあん】⑦栗羊羹
【材 料◯こしあん大さじ7と1/2(150g)◯薄力粉1/5カップ◯水60cc◯栗の甘露煮 6個】
まずは薄力粉と水をダマがなくなるまで混ぜ合わせます。こしあんにその薄力粉と水を合わせたものを加えて、よく混ぜまず。それを耐熱容器に移して、ラップをして3分程レンジで温めましょう。一度取り出してさらによく混ぜ、様子を見ながら加熱しましょう。なめらかになったら型に入れて栗を並べて、冷めて固まったら冷蔵庫で冷やしてください。栗が乗っていることで高級感がグッとアップしますよ♪特別なおやつにぜひ!
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自宅で羊羹を作ってみよう!
いかがでしたか?シンプルな羊羹もゼラチンや寒天で作る作り方があって、ちょっとしたアレンジでさらに豪華な羊羹が作ることができるのですね!自宅で小さな子供と一緒に作るのも楽しそうですね♪羊羹は買うと高価なものですが、自宅でも手軽に作ることができれば節約にもなりますよね♪年配の方などにも作ったら喜ばれるでしょう。小豆は栄養もたっぷりなので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね!