初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方&材料などをご紹介します
アクアテラリウムと言う言葉を聞いたことがありますか?おしゃれなお店やおしゃれな人が水槽の中に自作で水辺の風景などを作っているのをみたことがあると思います。おしゃれなお店などだけではなく、自作で作れるので、作り方や材料などをご紹介します。
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【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】アクアテラリウムとは?
水槽の中に熱帯魚などを飼育しているアクアリウムを知っている方は多いと思います。また、ビンなどの中にコケなどを栽培して楽しんでいるテラリウムと言う言葉も聞いたことがあると思います。アクアテラリウムは、そのふたつの要素を持ったもので、ひとつの水槽の中に土台を作り、陸地と水中、両方の風景を作るものです。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】アクアテラリウムの楽しみ方
アクアテラリウムでは、透明の水槽の陸地と水中を断面図で眺められる楽しみがあります。陸地には滝などを作ることによって、水の動きを楽しんだり、滝の流れる音を楽しんだりできます。また、陸上にコケや熱帯性植物などを育てる楽しみもあります。そして、水中では熱帯魚などを飼育する楽しみがあります。
水中の中に熱帯魚などを飼うのもよいですし、カメやカエルなどを飼育したいと思っている方にもアクアテラリウムは陸地と水中の両方があるので、とてもよい環境を作れますよね。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】材料-1.水槽&フィルター
アクアテラリウムを自作で作るには、いろいろと材料を揃えなければいけません。まず、必要なのが水槽とフィルターです。すでにアクアリウムなどをやっていて水槽を持っている人はその水槽を活用するのもいいですが、これからアクアテラリウムを始める方は、アクアテラリウム専用の水槽を購入することをおすすめします。
アクアテラリウム専用の水槽には、陸地にフィルターがついているものがあるので、わざわざフィルターを設置する必要がありません。フィルターがバクテリアなどを濾過してくれて、きれいな水質を保つことができます。
でも、初心者がちょっと始めてみたい時に大きな水槽をいきなり買うのはちょっと・・・と躊躇することもあります。そん時には、100均などにある小さな水槽やガラスのボトルなどで小さなアクアテラリウムを作ってみるのもよいですよ。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】材料-2.水槽の中に入れる材料
水槽の中に入れるものは、自分でデザインしたりレイアウトしたりして決められるのが自作の楽しみですが、基本的には、陸地の土台となる土や底砂、陸地には流木や石、コケや植物などを入れるとよいです。土台となる砂は、明るめのものを入れると水槽の中も明るくなるのでよいですよ。水中には熱帯魚や水草などがいいですね。熱帯魚は小さめのものを入れるとミニチュアの楽しみもあります。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】材料2-1.植物
アクアテラリウムを作る上で重要な材料が植物です。植物は、あまり光を必要しない陰生植物がおすすめです。また、水耕栽培できるような種類が良いです。特にハイドロカルチャーで販売されている植物などがよいです。水上植物は、アクアテラリウムの雰囲気を作る上で大切な材料と言えます。
ワイヤープランツ
長いツルに小さな丸い葉っぱがたくさんついているワイヤープランツは、見た目もかわいいので、女性に人気がある植物です。
スパティフィラム
スパティフィラムは、とても丈夫な植物で、耐陰性がかなり強く、根が水没していても枯れることがないので、アクアテラリウムにはとても適している植物です。
シノブゴケ
水辺の陸地にコケを置くとより雰囲気が出て素敵なアクアテラリウムになります。コケの中でも、ハイゴケやシノブゴケなどは、強健な種類なので、初心者にもおすすめの植物です。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】作り方1.-水槽を設置する場所を確保
アクアテラリウムを設置する場所を確保しましょう。水平でまっすぐになるところを選んでください。また、床の強度が十分にある安定した床が良いです。水平器をあてて水平になっているか確認してください。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】作り方2.-水槽を設置する
初心者には、材料が全てセットになっているスターターキットを使うのをおすすめします。水槽とフィルターなどを別々に購入するのではなく、全てセットになっているので、土台となる溶岩石などが入っていて、盆栽やコケ、ポンプなども入っています。あとは自分の好きな植物や熱帯魚などを足していけばいいです。陸地には岩を見立てた石を置いたり、水中には土台に水草などを加えていけばいいですね。
こちらの動画はかなりの早送りでアクアテラリウムのレイアウトの仕方を紹介しています。土台に砂を敷き詰めて、そのう上に岩を積み上げていくやり方などがわかりやすく見られます。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】作り方3.-滝を作ってみよう
初心者には難易度の高い滝ですが、やはり水槽の中に滝があると水の動きがあるので、より見ていて楽しいですよね。滝を作る場合は、ちょっと大きめの水槽があると良いです。立体的に滝を作るくらいのスペースがあるとよいですね。また、ポンプを高い位置まで引き上げる必要があるので、それなりの高さも必要になります。
こちらの動画では、初心者用に簡単な土台を作って、滝を作る方法を説明しています。100均の材料で簡単に作れるので、まずはこんな滝を作ってみるのもよいですね。
こちらの動画には、滝を作る時のコツ細かいレイアウトの仕方などを説明しているので、滝などを作っている時に行き詰まったら助けてくれる動画でもあると思います。
どんどんとアクアテラリウムに慣れてくると、いろんなものを足していきたくなると思います。滝の他にも川を作ってみたり、橋を作ってみたり、洞窟を作ってみたり。いろんな楽しみ方ができるのがアクアフラリウムの良いところでもありますね。
【初心者でもできる自作アクアテラリウムの作り方】おしゃれなレイアウト例
フィルターのコードなどを全て見えないようにしているシンプルな水槽がおしゃれです。土台は二層にして、色の変化を楽しむのもよいですね。スポットライトのようにライトを当てて、楽しみたいものにLED証明で光を浴びせるようにしています。
真っ白な粗めの砂を敷きつけているので、水槽の中がとても明るくてきれいですね。石もちょっと変わった形の明るめの色のものを使っているのがおしゃれです。
背景にトロピカルな景色を置いて、熱帯魚やカメなどを飼っています。まるで水槽の中だけハワイかどこか南国の雰囲気が出ていておしゃれですね。
水中に大きな薄い石を一枚敷いている例です。ごちゃごちゃした感じになりそうですが、植物の葉っぱの種類がわりと統一されている感じなので、すっきりとしたおしゃれな雰囲気があります。
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まとめ
いかがでしたか?お部屋にグリーンいっぱいのアクアテラリウムがあると、とっても爽やかな雰囲気に変わりますよね。かわいい熱帯魚などをアクアテラリウムの中で育ててみるのも楽しいです。土台の砂で熱帯魚などが遊ぶ姿などかわいいですよ。滝や橋などをつけて、自分流のミニチュア世界、アクアテラリウムをぜひ作ってみてください。