【ハナミズキとは】
ハナミズキはミズキ科の北アメリカ原産の落葉花木です。漢字では「花水木」と表します。高さは10mほどになります。アメリカを代表する花です。アメリカから日本へ来たのは明治時代です。日本政府がワシントンにソメイヨシノを贈ったお礼として贈られたのです。4月から5月にかけてが見頃で白や赤の花を咲かせます。寿命は桜の木と同じく80年ほどです。
【ハナミズキとは】花言葉の意味
ハナミズキの花言葉は「「永続性」、「返礼」、「華やかな恋」、「私の思いを受けてください」です。色別や種類別についての花言葉は特にありません。
【ハナミズキとは】花言葉の意味の由来
ハナミズキの花言葉の「返礼」は1912年に東京市長がアメリカへソメイヨシノを寄贈したときに、そのお返しとしてハナミズキが日本に贈られたことから由来しています。
【ハナミズキとは】花名の由来
ハナミズキを漢字で表すと「花水木」になりますが、これはミズキの仲間で花が目立つことに由来します。ちなみに英語ではDogwood(犬の木)」と表記しますが、これは樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療に使用されたことから由来するといわれています。
【ハナミズキとは】綺麗な見頃の時期
ハナミズキが綺麗に見れる見頃の時期は4月中旬~下旬で、一番美しく花を咲かせている時期です。ただ、花が咲いている期間は4月~5月頃までなのでこの時期であれば、ハナミズキの花を見ることができます。開花したあと秋の時期、10月頃に赤い実をつけて葉が赤く染まります。紅葉を楽しむことができます。紅葉の見頃は10月中旬~11月上旬頃です。花の時期と紅葉の時期、両方を楽しめるのがハナミズキです。
【ハナミズキとは】アメリカでの花言葉や由来・意味
アメリカではハナミズキにまつわる有名な伝説があります。それはハナミズキがキリストを張り付けた十字架として使われた木だとされ、キリストが「今後は十字架に使われるほどの大きさには成長されない」と断言しました。そのあと、ハナミズキは木は細くなり花びらは十字のような形になり、花びらは血のような赤い色に染まったといわれています。この伝説から「返礼」や「永続性」という花言葉が生まれたとされています。
【ハナミズキとは】色別・種類ー1.チェロキーチーフ
ハナミズキの中でももっとも見る種類で街路樹などでよく見かけます。紅色に綺麗に染まり花付きがよいとされます。
【ハナミズキとは】色別・種類ー2.レッドジャイアント
北アメリカが原産で濃くて赤い色の花が特徴です。秋にも色鮮やかな葉っぱに染まり1年を通して楽しめる種類のハナミズキです。
【ハナミズキとは】色別・種類ー3.ジュニアミス
見頃の時期は桜の季節が終わった頃で花弁のあたりが赤く染まります。花びらは明るいピンクになり、ハナミズキの中でも人気のある改良品種になります。
【ハナミズキとは】色別・種類ー4.クラウドナイン
白いタイプのハナミズキはこの種類が多いです。純白の大輪花で、花びらは少し小ぶりな形が特徴で可憐で儚い印象を与えてくれます。
【ハナミズキとは】色別・種類ー5.チェロキーサンセット
5月ごろに見頃を夏まで咲き続けます。迎え黄金色の斑入りの花なのが特徴です。また、紅葉も3色に染まり、紅葉の時期も楽しめる品種です。
【ハナミズキとは】色別・種類ー6.ディブレイク
斑入りの白色の花びらで、見頃の時期は葉っぱの色は黄金色に染まります。秋の紅葉の時期まで楽しめる品種です。
【ハナミズキとは】まとめー花言葉や意味を理解して親しみましょう
いかがでしたか?ハナミズキにはさまざまな歴史があったんですね。ハナミズキの花言葉や由来・意味を知ればもっと親しく関われます。贈り物にも喜ばれる花ですので、大切な人に贈って気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。