雪に乗れ!初心者におすすめスノボの滑り方
引用: https://www.instagram.com/p/BfpZU-XgrSK/
12月・1月・2月あたりはスノーボードのシーズンですよね。修学旅行でスノーボードをしにいく学生や、大学のサークルか何かでスノーボードを行く人達がいると思います。それとも友達と一緒に行く人なども。その中で当然初心者もいるわけですよね。学生などは初心者の方が多いのではないでしょうか。
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スノーボード初心者の方で1番最初に出てくる人は、すぐに転けてしまう人。リフトで登ってさぁ滑るぞってなったときに転けまくって全く進展しない人ってのも珍しくありません。修学旅行のグループで行っているならなおさらです。あなたがそうならないために今回は初心者のためのターンまでのスノボの滑り方の流れみたいなものを少しまとめていきますね。少なくても何回もこけて先に進まないということはないでしょう。
スノボ滑り方講座01:バインディングを座って付けて立つまで
スノボの会場まで着き、ボードを借りていざ滑るとイキりたくなりますが、まずはボードに付いているバインディングをきっちり付けないと走れません。スケーティングでも必要ですよ。初心者ではバインディングを座って付ける方法がやりやすいと思います。付け方はボードは横向きに置き、まず一旦座ります。そしてビンディングの雪とブーツの雪は必ず取り払いましょう。
雪を取り払わないとストラップがうまく付きませんので絶対にやっておきましょう。そして上のアンクルストラップを付け、ツウーストラップをガチャガチャ、バチコーンと取り付けてやりましょう。初心者の中にはブーツがバインディングに付けれませ~んという人がかならず出てきます。大体の原因は雪が入っているからです。最初は片足だけ行うので、もう片方のバインディングはハイバックを倒しましょう。
スノボ初めてやから初心者コース行こうと思ったら小学生ぐらいまでの子しかおらんし、それ以外のところ行ってみたいけど上手い人しかおらんしおれが行ったら死にそうやし結局居場所はここのめっちゃ端っこの人おらんとこ。
— がくと (@Gackt0910_1D) March 3, 2018
あと男子高生が1人ですべって1人で転けてるのみてニヤニヤせんといてほしい。 pic.twitter.com/z5lWRGkQoq
両足を付ける場合はボードが動き出して人にあたってしまう恐れがあるので、ボードのエッジを雪に刺して付けると安定しますよ。
両足にバインディング付けて立つ方法
ブーツをバインディングに付けたら立つ必要がこれはいくつか方法があるのですが、基本はお尻に板を近づけましょう。お尻にボードを近づける体勢だと片手を後ろにし一気に上体を持ち上げやすいので、立ちやすいですよ。他にもボードに利き手をかけて、逆の手で上体をあげるという立ち方もありますよ。ここでも立てない人はよくいるので立つのには慣れておきましょう。
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スノボ滑り方講座02:スケーティング(平地移動)
片足をバインディングに取り付けたらいよいよスケーティングと呼ばれることを行います。スケーティングはリフトに乗るために平地を移動したりとする動作のことを指します。片足でボードを付けて歩いたり、片足でボードを蹴って滑ることもするのでここから、いよいよ滑るという形になりますよ。
スケーティングの姿勢
安全で初心者の方にもオススメなスノーボードの練習を岡副キャスターが体験してきたよ♪楽しそうだなぁ〜(๑ºั╰╯ºั๑)
— めざましテレビ (@cx_mezamashi) January 26, 2018
8時台に放送予定☆#めざましどようび pic.twitter.com/Y3v6TW6ay2
ノーズ側に両手を広げ姿勢はとにかく体の軸を作り真っ直ぐにし正面を見ることです。そして前の手は少し下に下げましょう。そうすると片足で蹴り出しやすくなりますし、転ぶということは少なくなります。危ないのは前かがみになったり、お尻がボードからはみ出したりしないことです。体重がかかりコケる原因になりますよ。
スノボ滑り方講座03:スケーティングで止まる方法
止まり方の基本はかかと方面のエッジに荷重をかけると止まることができます。スケーティングの止まる方法は、まずは両肩を前方に開いていきます。腰や後ろ足の下半身を使って前に押し出す感じで90°ほどターンをします。そこでターンし始て、ボードが90°ぐらいになったらゆっくりと上体を倒し、エッジ方向に荷重させます。するとエッジに荷重がかかるので止まることができます。
目線は正面を見続けて、腰を起点に両肩を前方へ開いていきます。ボードと平行になるように肩を先行させていきましょう。上半身を先にひねることで、上体が遅れるのを防ぐことができます。
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スノボ滑り方講座04:横滑り(サイドスリップ)
横滑りは必要なターンのテクニックが詰まっているので滑り方なので覚えておきましょう。横滑りのやり方はボードを横にして滑っていく方法です。まず両足に均等に体重を乗せます。そしてつま先を気持ち程度落とすと滑り出します。つま先の浮いている部分を少し落としたり大きく落としたりしてスピードを調節しましょう。かかとの方に荷重をかけるとスピードが落ちます。
ポイントはまっすぐ前を向き、両手を広げるとバランスが取れ滑りやすくなります。最初は感覚を掴むまで1mぐらい走って止まるという繰り返しを行うと良いかもしれませんね。
横滑りの止まり方
ボードを傾けて、荷重をのせることをエッジングと言います。横滑りの止まり方は簡単で、エッジの方に腰を落とすとエッジングが強くなるので止まることができますよ。
スノボ滑り方講座05:木の葉滑り
横滑りが出来たら木の葉滑りも出来るようになります。この葉滑りは木の葉のようにひらりひらりと斜めに進んでいく滑り方です。「木の葉落とし」とも呼ばれています。ナルトの木ノ葉崩しじゃありませんよ。木の葉落としは斜度が15度~20度ぐらいのところでやるとやりやすいですよ。
やり方は進みたい方向に目線や胸を向けます。横滑りの上体で片足を前に出すとその方向に滑っていきます。前足なら前足を、後ろ足なら後ろ足を出して木の葉のようにひらひらと進んでみましょう。行きたい方向に目線を送ると進んでくれるでできるだけ目線は下ではなく行きたい方向をガン見しましょう。
木の葉滑りはターンにつながるので覚えておきましょう。練習方法としては前足を出してエッジを立て止まる。次は後ろ足を出してエッジを立てて止まるという繰り返しの練習方法が良いですよ。
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スノボ滑り方講座06:フロントサイドの横滑り・木の葉滑り
かっこいいターンができるまでは、横滑りでフロントサイドから滑る方法も必要ですね。フロントサイドで滑る場合最初は方向転換が必要になります。両足のブーツを履いたときの方向転換方法は、うつ伏せに寝転がって上半身を回し込んでボードをぐるっと回転させるイメージです。
フロントサイドの横滑りのやり方
フロントサイドの横滑りのやり方は両足のつま先を使います。つま先を使ってスピード調整する感じです。かかとを落とし込みすぎると後ろの方にガン!となるので気をつけましょう。基本姿勢は両手を開いて胸を張り目線は前を、膝を少し落とし、つま先をぐっと押し込む感じです。
フロントサイドの木の葉滑りのやり方
フロントサイドの木の葉落としの場合も、かかとは使いません。基本姿勢も横滑りと同じですが、行きたい方向に目線を当てましょう。つま先を使ってひらりひらりと木の葉のように滑っていきます。こちら足を出してその向きに進みます。エッジ側に体重を乗せたりしてスピードを調節してください。
スノボ滑り方講座07:初心者向けのターン(左)
ターンの方法は1番難しいですよ。しかしここまでご紹介してきた横滑り、木の葉落としそしてフロントサイドが理解できたなら簡単なターンは物に出来るでしょう。
まずは左からターンから練習をしてみましょう。木の葉落としみたいに足を前に出して直滑降(ボードが真っ直ぐの状態)で前に進みスピードが付いてきたらターンしたい方向(左)に視線を送ります。そしてかかと方向のエッジに荷重をかけて横滑りのときのバックサイドの体勢になる感じでターンしていきます。止まる時もバックサイドと同じ要領でかかと側のエッジに荷重をかけると止まれます。
背中を少し倒しながら、ヒールエッジに加重しましょう。膝は柔らかく保つこと。ボードが曲がり始めても目線は常に先へ先へと送ること。
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スノボ滑り方講座08:初心者向けのターン(右)
右のターンも左と代わりません。まっすぐ直滑降になったら進行方向(右)に視線を送ります。そして膝を柔らかく曲げ、上体は前に傾けていくような体勢でターンしていきます。右にターンする場合はフロントサイドの木の葉落としや横滑りのやり方と一緒です。
ゆっくりと膝を曲げながらつま先側のエッジに加重し、体を少しずつ前へ傾けていきましょう。体全体を傾けるのではなく、腰から上を傾けるようにします。両肩の位置は高く保ちましょう。
スノボ滑り方講座:初心者向けのターンまとめ
初心者向けのターンのコツをまとめるとボードを直滑降にして曲がりたい方向に目線をやり荷重をかける。そして再びボードをまっすぐにして曲がりたい方向に荷重をかける...それの繰り返しですね。それがバックサイドかフロントサイドだけの違いです。ここからどんどん難しいターンを練習していきましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。スノボーは難しいですが初心者向けコースが出来たらある程度楽しめます。大体初心者コースのインストラクターを雇ったらこういった流れで教えてくれますよ。飲み込みの早い人は2日で木の葉滑りまで出来るようになるらしいですね。スノボーを楽しむならここで紹介したターンまで出来るようになれば十分楽しめますよ。
余談ですがスノボは足腰の筋肉を多く使うので屈伸などをして筋トレしておくのもおすすめです。スノボの注意点としてはボードが勝手に滑っていかないように滑る前は確認したりすることが必要ですね。みんなも雪に乗れ!