【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|ターンの仕組み
スノボ初心者にとって最初の難関とも言えるスノボのターン。普段なかなかやる機会がないからこそ、「滑れなかったらどうしよう?」「運動神経悪いから自分には無理だ…。」なんて思いがちですが、実はスノボは運動音痴でもOKなスポーツです。丁寧に練習をしていけばすぐに身につくので、ぜひトライしてくださいね!というところで、まずは滑り方を覚える前に、ターンの仕組みについて理解をしましょう!
ボードの形を利用して曲がる
引用: http://howtosnow.com/page259/begturnri/files/page263_3.jpg
スノボの基本的な曲がる仕組みです。スノーボードのサイドの部分はなだらかなカーブを描いていて、サイドボードと呼ばれています。そのサイドボードを雪面に押し付けると、エッジが雪面に食い込みサイドカーブの形に沿って曲がることができます。
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|転び方を覚えて恐怖を取り除こう
ターンの仕組みを理解したところで、次に滑り方を身につけましょう!…と言いたいところですが、実はスノボでは、滑り方と同じかそれ以上に、「転び方」が大切になります。斜面を滑るスノボは、転ぶ確率も高く、上手に転べないことで大きな怪我に繋がってしまったり、恐怖心を取り除けなくなってしまいます。転び方を覚えることで、バランスを崩してしまった時でも落ち着いて対応することができるので、まずは転び方をしっかり習得しましょう。
動画でチェック!
こちらの動画では、スノボの転び方を覚えることができます。初心者がやりがちで一番危ない転び方は、手から転んでしまうことです。手に全体重がかかり骨折に繋がってしまいます。前に転ぶ時には、肘の裏で雪をこするようにしてヘッドスライディングのように転ぶことが大切です。後ろに転ぶ時には柔道のように体を丸くして背中から転ぶようにします。まずは、ボードをつけない状態で転び方を練習してみましょう。
関連記事
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ①姿勢の確認
転び方を身につけたら、滑り方の練習に入ります。まずは何と言っても正しい姿勢を身につけることが大切です。姿勢が間違っていると転びやすくなってしまったり、身体の変な部分に力が入ってしまうので、身体を痛める原因にもなってしまいます。
動画でチェック!
スノボの正しい姿勢は自宅でも練習することができるので、スノボ旅行が決まった前にあらかじめ練習しておくことをおすすめします。スノボは基本的に低い姿勢で滑りますが、ターンをするためにつま先をあげたり、かかとをあげたりします。意外とバランスを取るのが難しいので、ぜひ練習してみましょう。
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ②片足だけ固定して滑る
続けて実際にボードをつけて滑り方の練習をしていきます。ただし、最初から両方の足を固定して滑るのは恐怖心もあり、上手に止まれなかったりと不安も多いので、まずは片足だけボードに固定して滑り方の練習をすると良いでしょう。
動画でチェック!
ボードのないところで綺麗な姿勢を作ることができても、バランスをとりにくい細長いボードの上では意外と綺麗な姿勢を保ちながらまっすぐ進むのは難しいもの。なだらかな斜面で片足だけボードに固定して何度も感覚に身につけていくことが大切です。
関連記事
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ③進行方向に手を伸ばしまっすぐ見る
続けて、ターンの滑り方の練習に入ります。ターンの練習では、進みたい方向に手を伸ばし目線を落とさずまっすぐ見つけることから始めていきます。手をターンの方向に伸ばすだけでもある程度進みたい方向に曲がることができるので、ぜひトライしてみてください。
動画でチェック!
いかにも初心者の練習っぽくてかっこよくない…と思う人もいるかもしれませんが、目線を落とさずまっすぐ前を向くことは初心者には意外と難しく、早く習得するコツでもあります。
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ④角度をあげて木の葉滑りをマスター
これまではなだらかな斜面で姿勢や転び方、カーブの練習をしてきましたが、慣れてきたら斜面での練習を開始していきます。木の葉滑りはもっとも基本的な滑り方で、スノボを楽しむためには必須のスキルでもあります。
動画でチェック!
最初は両手をまっすぐに広げてまっすぐな姿勢をキープしながら練習することがコツです。背中を山側に向ける前向きコノハではかかとに重心をのせます。斜面が前にあるので怖くて視線を落としがちですが、しっかり前を向くことが大切です。背中を斜面に向ける後ろ向きコノハでは、怖くて前かがみになりがちですが、胸を張った姿勢をキープすることが綺麗に滑るコツです。
関連記事
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ⑤背中を山側で左右に曲がる
斜面での木の葉滑りができるようになったら、斜面でのターンを練習していきます。斜面では恐怖心も高くなってくるので、転び方を復習したり、ゆっくり着実に練習するようにしましょう。
まずは比較的恐怖心が低い、山側に背中を向けた状態でのターンを練習します。斜面でのターンも手と目線をいきたい方向に向けることが上手に滑るコツです。ボードはみている方向に進んでいくので怖くてもブレずにまっすぐ前に目線を送ることが大切です。カーブ中には早めに最終地点を見ることが怖さを半減させるためのコツです。
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ⑥連続ターン
前向きターンの滑り方に慣れてきたら、ターンを繋いで連続ターンを練習していきます。ここまで覚えることができれば滑れるようになったも同然!とはいえ、気を抜かずに丁寧に練習していきましょう。
動画でチェック!
基本的には、これまで練習した右カーブ・左カーブを繋げていくだけです。コツは、左右いきたい方向にゆっくり目線を変更していくことです。長く滑ることでスピードがだんだん出てくるので、最初はゆっくり止まりながら練習してもOKです。目線を向けてからボードが実際にその方向に向くまでタイムラグがあるので、少し早めに目線を切り替えることがスムーズに滑るコツです。
関連記事
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|滑り方の練習方法とコツ⑦スピードに慣れる
連続ターンも覚えることができたら、あとはスピードに慣れるだけ!なんども斜面を滑ってそのスピード感を体に慣れさせてあげましょう!とはいえ、いきなり急な斜面に行ってスピードをあげて、派手に転んだ…なんてことになると一気に恐怖心が芽生えてしまうので、あまり調子に乗りすぎず、丁寧に練習していくことが大切です。
怖くてついつい腰が引けてしまったり、目線が落ちてしまいがちですが、逆にスピードが一気に上がってしまう原因にもなるので、怖くないスピードをキープするためにも、胸を張ったまっすぐな姿勢はとても大切になります。
【初心者向け】スノボのターンはどうするの?|まとめ
いかがでしたか?スノボ初心者のターンの練習方法やコツについてご紹介しました。毎年冬がくると挑戦してみたいと思いつつも、なんだか怖いイメージもあるスノボ。それでも銀世界を勢い良く滑るスノボはとても楽しいスポーツです。いきなりスピードをつけて滑ろうとして派手に転んでしまったり怪我をしてしまうと、その後なかなか恐怖心が取り除けなくなってしまうので、転び方や片足滑りなどから始めて丁寧に慣れていくようにしましょうね。