人気のスライムを身近な材料で簡単に作ってみよう!
引用: https://www.instagram.com/p/BszeJgIgWj8/
スライムはムニムニした感触が気持ちよくてずっと触っていたくなりますよね。
手作りする場合でも、小学校高学年ぐらいのお子さんであれば一人でも作れるぐらい手順が簡単なので、自由研究や普段の遊びでもよく作られるほど人気があります。
材料も基本的にホームセンターや100均で手に入るものが多いですし、さらに言えばわざわざ買いに行かなくても家の中にあるもので作れるスライムもあります。
今回は基本的な材料や家にあるもの、ちょっと変わった材料を使ったスライムなど様々な作り方をご紹介してまいります。
ぜひ、大人も子どもも皆さんで楽しんで遊んでみてください。
簡単手作りスライムの作り方① 基本の材料を知ろう
引用: https://www.instagram.com/p/BoGt32QHNuK/
まずは、スライムの基本の材料について解説してまいります。
合成洗濯のり(PVA洗濯のり)
引用: https://www.instagram.com/p/BnA96JBBhBN/
透明の液体の薬剤でボトルタイプとスプレータイプのものがあります。
元々は洗濯物をパリッと仕上げてしわ防止や型崩れ防止のために使用されていました。
合成洗濯のりには大きく分けて以下3種類があります。
・ポリビニルアルコール(「PVA」とも呼ばれ一般的によく使用される合成洗濯のりです)
・ポリ酢酸ビニル(「PVAc」とも呼ばれています)
・耐熱性ポリマー(スプレータイプのものに多いです)
スライムを作る際には一番上の「PVA」の合成洗濯のりを使用することが多いです。
ホウ砂(しゃ)
引用: https://www.instagram.com/p/BrsIeZflt90/
ホウ砂は鉱物の一種で、掃除の材料としてよく使用されます。
環境には負担の少ない物質ですが、人体には毒性のある物質ですので取り扱いには十分に注意する必要があります。
特に人体の消化器官からの吸収が良いのですが、その他にも粘膜や傷のある皮膚などからも良く吸収されます。
そのため、誤飲やホウ砂を触った手で目などをこすったりしないように注意し、手などに傷がある場合や皮膚が弱い場合は手袋などをして取り扱うようにしましょう。
ぬるま湯(水でも可)
基本的にぬるま湯でも水でもどちらを使用してもスライムは作ることができます。
しかし、ホウ砂はぬるま湯の方が溶けやすいので、ぬるま湯を準備されることをおすすめします。
着色料もしくは水彩絵の具
引用: https://www.instagram.com/p/Bs2kjVHg0Ug/
スライムを好きな色に着色する際は、食用の着色料や水彩絵の具を混ぜます。
その他にも水性ペンなどを使って着色する方法もあります。
着色料と絵の具は量にもよりますが、比較的はっきりと色を出すことができます。
水性ペンは透明感のある色づきになりますので、好みによって使い分けると良いかと思います。
容器
引用: https://www.instagram.com/p/BskUQPSlF7O/
スライムを作る際はボウルなどの容器を使用することも多いですが、ボウルの場合は再使用するためにスポンジなどを使って洗うと思います。
その際、使用するスポンジやボウルは普段使うものと分ければ良いのですが、万が一のことを考えると紙コップや使い捨ての容器の使用がおすすめです。
割り箸など使い捨ての混ぜる道具
引用: https://www.instagram.com/p/BnTf3lNAFiW/
これも使い捨ての容器と同様の理由で、スライムを作る際はできれば使い捨ての割り箸などを使用して混ぜることをおすすめします。
関連記事
簡単手作りスライムの作り方② 材料を揃えよう
引用: https://www.instagram.com/p/BnNzFxjl3LE/
ここでは各材料がどこで手に入るかを簡単にご紹介してまいります。
合成洗濯のり(PVA洗濯のり)
合成洗濯のりは100均やスーパー、ホームセンターなどいろいろなところで取り扱われていますので、だいたいどこでも手に入れることができます。
ホウ砂
ホウ砂は医薬品ですが、どこのドラックストアにも置いてあるわけではありません。
大型のホームセンターなどに行くと見つかることが多いですし、探す手間を省くにはネットで購入するのが確実です。
その他
その他の容器や着色料などは全て100均やスーパー、コンビニなどでも揃えることができます。
簡単手作りスライムの作り方③ 材料を取り扱いや遊ぶ際の注意点
スライムを作る前に注意点を一緒に確認していきましょう。
小さいお子さんんは必ず大人と一緒に!
小さいお子さんだとスライムを口に入れて遊ぼうとしたり、スライムを触った手で目をこすったりすることもありますので、必ず大人の監視のもとで遊ばせるようにしましょう。
ホウ砂は水溶液にして使用しましょう
ホウ砂は既に説明した通り毒性のある薬品です。
特に小さなお子さんの場合、5g~10gの量を誤飲してしまうと激しい嘔吐や下痢、ショック症状などを引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
そのため、ホウ砂はできれば大人が扱い、さらにホウ砂の粉が空気中に舞って、それをお子さんが誤って吸わないように大人があらかじめホウ砂水溶液にしたものをスライムの材料として準備しておきましょう。
ホウ砂水溶液は500mlのぬるま湯(または水)に大さじ1(5g)の割合でホウ砂を入れて良く混ぜれば完成です。
スライムを作り終わったら
スライムで遊び終えたら必ずせっけんでしっかりと手を洗いましょう。
また、用意したホウ砂水溶液は誰かが誤って飲んだりしないようにすぐに処分しましょう。
関連記事
簡単手作りスライムの作り方④ 基本の材料
引用: https://www.instagram.com/p/Bmx2y9wgdaS/
では、早速基本のスライムの作り方をご紹介してまいります。
【材料】
合成洗濯のり、ホウ砂、ぬるま湯、容器、割り箸、水性絵の具
【手順】
1.ホウ砂とぬるま湯でホウ砂水溶液を作っておきます。
2.合成洗濯のりを自分が作りたいスライムの量だけ容器に入れます。
3.2に水性絵の具を入れて、割り箸を使って良く混ぜます。
4.3に1を少しずつ加えて割り箸で良く混ぜます。好みの硬さになるまでこれを繰り返します。
5.4が手につかない状態になったら、取り出してよく揉んだら完成です。
簡単手作りスライムの作り方⑤ ホウ砂なし
次は、ホウ砂を使わずにできるスライムの作り方を2つご紹介してまいります。
コンタクト洗浄液を使う
引用: https://www.instagram.com/p/BeaoSV9lHzg/
【材料】
水45ml、合成洗濯のり50ml、着色料(水性絵の具)、コンタクト洗浄液、重曹水溶液(耳かき1杯程度の重曹を少しの水で溶かしたもの)、紙コップ、割り箸
【手順】
1.ボウルに水と合成洗濯のりを入れ割り箸で軽くかき混ぜます。
2.1に好きな色の着色料を入れ、1にだいたい色がつくまで混ぜます。
3.2にコンタクト洗浄液を足していきます。量は様子を見ながら調節してください。
4.3に重曹水溶液を好みの硬さになるまで少しずつ足してかき混ぜましょう。
(固まらなかったらコンタクト洗浄液と重曹を足してみてください。)
5.4が固まったら容器から取り出しよく揉んだら完成です。
洗濯洗剤を使う
引用: https://www.instagram.com/p/Br6Yi6_nYuy/
【材料】
液体のり4本、着色料、洗濯洗剤(アリエールもしくはボールド)、ボウル、割り箸
【手順】
1.液体のりを4本分ボウルに入れて、お好みの着色料を2滴ほど落としたら軽く混ぜます。
2.1に洗濯洗剤を好みの硬さになるまで少しずつ足して混ぜていきます。
3.ある程度固まったら、ボウルから取り出して手につかなくなるまで揉みこめば完成です。
関連記事
簡単手作りスライムの作り方⑥ 100均の材料
引用: https://www.instagram.com/p/BVex5kSgJBT/
ここでは100均の「ネンドみたいな不思議な砂」を使って簡単にできるスライムの作り方をご紹介してまいります。
【材料】
ネンドみたいな不思議な砂(セリア)1袋、PVA洗濯のり、泡ハンドソープ、容器、割り箸
【手順】
1.ネンドみたいな不思議な砂を容器に出して、PVA洗濯のりを少しずつ加え塊になってきたら泡ハンドソープを3プッシュ程加えてよく混ぜます。ハンドソープは好みの柔らかさになるまで加えて→混ぜるを繰り返します。
2.好みの柔らかさになったら容器から取り出し、手につかなくなるまでよく揉んだら完成です。
簡単手作りスライムの作り方⑦ 材料キットを使って簡単に!
引用: https://www.instagram.com/p/BkodYqDBN7R/
ここでは材料を揃える手間が省ける「材料キット」を使ったスライムの作り方をご紹介してまいります。
今回はセリアの「レッツスライム!」という材料キットを使ったスライムの作り方です。
【材料】
材料キット、冷たい水50ml、ぬるま湯(1)10mlより少し少な目(2)100ml、着色料(色を付けたい場合)、容器2つ、割り箸
【手順】
1.材料キットにAとBと書かれた袋にそれぞれスライムの素が入っているので、まずAの袋の中身を容器に入れます。
2.1に冷たい水50mlを一気に加えたら割り箸を使ってすぐに混ぜ始め、約1分間かき混ぜます。
3.別の容器に10mlより少し多めのぬるま湯を用意し、その中に袋Bの中身を入れてしっかりお湯に溶けるようにかき混ぜます。
4.色を加える場合はこの段階で2に着色料を加えてよく混ぜ合わせます。色をつけない場合は2に100mlのぬるま湯を少しずつ加えながらトロトロになるまで混ぜていきます。
5.4に3を少しづつ加えて混ぜます。自分の好みの硬さになったら3は全て使わなくても問題ありません。
6.しっかりまとまったら完成です。
関連記事
簡単手作りスライムの作り方⑧ ある材料でふわふわスライムに!
引用: https://www.instagram.com/p/BpDkkQfn3Ip/
最後は、シェービングフォームを使ってできるふわふわスライムの作り方をご紹介してまいります。
【材料】
スティックのり5本、シェービングフォーム1本(250g)、水、ホウ砂水溶液、着色料、容器(耐熱性で大きくて深めのもの)、マドラー
【手順】
1.スティックのりをカッターで薄くスライスして容器に入れていきます。これを5本全部行います。
2.1に水を少し入れ、500Wの電子レンジで1分半温めます。
3.2を電子レンジから取り出してマドラーで軽く混ぜ、さらに水を少し加え再度混ぜます。
4.3にシェービングフォームを1本分全て加えて、よくかき混ぜます。
5.4にホウ砂水溶液を少しずつ加えながらかき混ぜ、好みの硬さになったら容器から取り出し、手につかなくなるまで揉んだら完成です。
材料を変えていろいろなスライムを作ってみよう!
引用: https://www.instagram.com/p/BrSUaNrnryo/
いかがでしたでしょうか?
最近は透明でプルプルした感触のスライム以外にも、不透明でもちもちした感触のスライムもとても人気が高いようです。
今回は、ホウ砂を使わないスライムの作り方以外にも、コンタクト洗浄液やシェービングフォームなどなかなかスライムとは結び付かなそうな材料を使ったものもご紹介してまいりました。
材料キットに関しては今回ご紹介した100均のもの以外にもたくさん種類が出ていますので、お好みでいろいろと試してみると良いかと思います。
使う材料を変えて感触の違うスライムを作ってみたり、着色の方法やラメなどを入れてみたりして、ぜひオリジナルのスライム作りを楽しんでみてください。