キャンプが10倍楽しくなる!焚き火ハンガーとは!?使い方や作り方のまとめ
皆さんは焚き火ハンガーというものはご存知でしょうか。ハンガーと聞くと吊るしたりするイメージですがまさにそのとおりです。しかし洗濯を干す用のハンガーではなくキャンプなどで使用する焚き火用のハンガーです。ファイヤーハンガーとも呼ぶようですね。
焚き火ハンガーの製品の特徴としては鉄製のハンガー用のアームなどをキャンプ場に設置して飯盒やフライパン、トングなどを吊るして置いておくといった便利なことが出来ます。洗った食器などを掛けておくといったイメージですかね。ただそれだけではキャンプが10倍楽しめるのかというとそうでもありませんよね。
今回は焚き火ハンガーのキャンプが10倍楽しくなる使い方や魅力、おすすめの焚き火ハンガーの製品の紹介、自分で自作するDIY方法などを紹介していきます。あなたも焚き火ハンガーを知れば次のキャンプに必ず起用したくなりますよ。
焚き火ハンガーとは!?基本的な使い方やメリットなど
焚き火ハンガーの使い方
焚き火ハンガーの使い方は簡単でアームと呼ばれる支柱をハンマーなどを使って地面に突き刺します。そしていろんな鉄製のハンガー用のポールをテコの原理でつけていきカスタマイズしていくといった感じになるので誰でも簡単に使用できます。
焚き火ハンガーのメリットは
焚き火ハンガーの1番のメリットは料理の幅が広がりおしゃれにキャンプを演出出来ることがメリットです。ゆえに出来るキャンパーに必須道具でしょう。おしゃれに使う使い方の例としては焚き火の上にロストル風のものを使ってフライパンで炒めもの、ハンガーアームで鍋で煮物料理を、グリルなどを設置してBBQなどを楽しむことが出来るようになります。中にはBBQスキュアーとアームを組み立てて肉を丸焼きに出来るギアもあるのでかなり楽しいですよ。
焚き火ハンガーのポールにはグリルを設置して楽しめたり出来るので料理の幅が広がるんですよね。ぐにゃっと曲がったポールから肉を丸焼きで固定できる特殊なものもあるのでキャンプ場のレイアウトなども楽しめます。もちろんキャンプだけではなくBBQなどでも楽しめますよ。
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焚き火ハンガーとは!?焚き火ハンガーのおしゃれなレイアウト
ポールを四本設置して囲いトングなどのキャンプ道具を掛けています。ちょっとしたアイデアでまるで自分の部屋みたいな空間にすることもできます。ここまでおしゃれに出来たらキャンプも楽しいでしょうね。
鎖の付いたロストルをS字フックで吊るしブランコのようにしたレイアウトの作り方の例です。シンプルですが、とてもおもしろい発想ですね。こういうのがあると若い人たちは喜びそうですよね。
ケトルを沸かして、テーブル付きのポールでコーヒーが入ったコップを置いたレイアウト例です。焚き火でケトルを沸かしてアツアツのコーヒーを飲めるのはかなり便利ですよね。
焚き火ハンガーとは!?焚き火ハンガーの注意点
焚き火用ハンガーの注意点としては、ストッパーがあるものならともかく、従来のものは穴に通してコテの原理で支えていきます。そのためスポッと落下する恐れがあるので注意しなければいけません。グラグラ揺らしたり、ぶつかったりすると鍋など調理している場合重さが加わって簡単にズゴーンっと倒れてしまいます。そういった場合は引っ掛けた時の荷重にかかる重さやたわみなどにも注意してください。
それに焚き火ハンガーは焚き火の周りで使用していることが多いですよね。ポールなど非常に熱くなっているので素手で触るとやけどしてしまう恐れもあります。そのため冷ましてから触るか、軍手などを付けて触るようにしましょう。家族でキャンプに来ている場合は焚き火周りなど特に注意するのがいいかと思います。料理中など目を離したりすると危ないですよ。
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おすすめの焚き火ハンガーメーカーとおすすめ商品【①:ペトロマックスのファイヤーハンガー】
灯油ランタンのブランドの定評のあるペトロマックスという会社が出している焚き火ハンガーです。材質はスチール製で、グリルとアームが2本ついているタイプの製品です。真ん中のポールの全長は約103cmとなっていて、地中アンカーが20cmになります。なので、地中に挿した時は83.5cmになります。キャンプ場ではグリルにハムやクシで挿した肉を焼いたり、ポールに鍋を掛けたりといった事が可能になるので料理の幅が増えキャンプがより一層楽しめますよ。オートキャンプ場では「それおしゃれで便利そうですねどこで購入されたんですか?」などと声を掛けたられたりするかも(笑)
おすすめの焚き火ハンガーメーカーとおすすめ商品【②:37CAMP ハンギング】
メインの異形鉄筋が120cm、ハンガーアームが1つ、吊り下げ用のアームが1つ、ロストルのアームが1つ付いた焚き火ハンガーです。こちらは上記のペトロマックスの製品みたいにアームを真ん中のポールに差し込むタイプではなく、ネジで止めるストッパーが付いたものになります。なのでアームの落下など比較的防止できる作りの焚き火ハンガーですね。ロストルが付いたアームで焚き火にあてフライパンで炒めものなど料理してみてはいかがでしょうか。きっと楽しめますよ。
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【DIY】焚き火ハンガーの作り方!手作りって出来る?
これまで焚き火ハンガーについてご紹介しましたが、焚き火ハンガーって普通に購入すると1万円以上とわりといい値段がしますよね。そんな時DIYをして費用を抑えることは出来ないでしょうか。一応出来ないことは無いですが、鉄筋を曲げたり、溶接したりといったかなりの加工技術が必要になります。元々技術を持っている人ならあれですが焚き火ハンガーのためにそれまでの技術を習得するとなると費用対効果が悪いですよね。
今回はそんな技術がないっていう人のために部品を集めるだけで簡単に作れる作り方をご紹介していきます。今回紹介する方法なら簡単で安くてコスパがいいものが作れますよ。それにかなり便利なので皆さんも試してみてください。では作り方をご紹介する前に自作のパーツを揃えなければいけません。まずは焚き火ハンガーの必要な材料の紹介をしていきましょう。
【DIY】焚き火ハンガーの作り方!自作のパーツを揃える
では焚き火ハンガーをDIYをする上で必要な材料の紹介をしていきましょう。材料はどれもホームセンターやアマゾンなどで購入できますよ。必要な材料は以下の通りになります。
①:丸型異形ロープの止め金具
焚き火ハンガーを自作する場合に必要な丸型異形ロープ金具が必要になります。よく建築現場で紐を通して測量などに使っているものですね。これを2本用意しましょう。高さは特に注意する必要がありません。大体90cm~120cmが妥当のようです。
②:異形丸棒
そして異形丸棒を使用します。これは異形ロープ止め金具の穴に通して使用するので、穴に入る大きさならなんでも良いでしょう。異形ロープにこだわらず他の鉄筋など使っても良いかもしれませんね。
③:S字フック数本
そしてS字フックも必要になります。ここまで紹介したらわかると思いますが、異形丸棒にS字フックを引っ掛けてキャンプ道具のハンガー代わりにします。これもアマゾンではなく100均などでもいいですよ。
④:耐熱塗料
異形ロープを留める棒はそのままの色では寂しいので火に強い耐熱塗料で色を変えてDIYしていきましょう。大体600°に耐えれる耐熱塗料があればいいと思いますよ。耐熱塗料の使い方は、手袋をはめヤスリなどでバリを取りスプレーしていくだけです。そして最後に乾かすだけです。※ただ耐熱塗料は直接火を当てるところに使用することは出来ないのでその点は注意しましょう。
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【DIY】焚き火ハンガーの作り方!組み立てる
さぁ焚き火ハンガーの部品も揃ったのでDIYしていきましょう。作り方は超簡単です。作業手順は以下の通りになります。
焚き火ハンガーの作り方の手順
①:丸型の異形ロープ留め金具2本を目分量で水平になるようにハンマーなどで地面に挿す ②:丸型の異形ロープ金具の丸っこい部分の間に異形丸棒を挿す ③:異形丸棒にS字フックなどを掛ける ④:S字フックにキャンプ道具を吊るす
以上で終了になります。作り方は超簡単でしたね。超簡易の焚き火ハンガーですが、この焚き火ハンガーでも上記のレイアウトでご紹介したおしゃれなレイアウトは実現可能です。例えばロストルに鎖を付け上部にS字フックをかけてブランコみたいにする形のレイアウトも出来ますし、キャンプ道具を吊るすことができとても便利です。ランタンなど吊るしてみても面白いでしょうね。耐熱塗料を使わず、価格にこだわれば2000円~3000円で作ることも出来コスパもめちゃくちゃ良いですよ。なので皆さんも試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。あなたのキャンプ生活を10倍楽しめる焚き火ハンガーの魅力はわかっていただけましたか。焚き火ハンガーはぐにゃっと曲がってかなりおしゃれな形状をしているのでオートキャンプ場では「あいつ出来るキャンパーじゃね」と思われるかもしれませんね。家族で使ってもいいですし、ソロキャンプで使用しても便利なアイテムです。というより作業が一人でしんどいソロキャンプなどで大活躍しそうですね。皆さんも気になったら焚き火ハンガーを使ってひと味ちがうキャンプ生活を楽しんでみてください。