バドミントンの打ち方!:上達する打ち方
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バドミントンのラケットの表銃的な重さは85g~90gほど、シャトルの重さは4.74g~5.50gです。これはテニスに比べればとても軽いといえるでしょう。こうしたこともあり、バドミントンには老若男女問わず簡単にできそうなイメージがあるといわれます。しかし、実際にバドミントンをしてみれば、早く正確にシャトルを打つのは案外むずかしいことがわかるでしょう。
バドミントンが上達するためには、打ち方の基本に従うことがとても大切です。以下、ポイントを紹介していきます。
持ち方
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バドミントンの持ち方には、「イースタングリップ」と「サムアップ」の2種類の持ち方があります。イースタングリップは、最も使われる機会が多い握り方です。以下の動画を参考にして、イースタングリップの正しい握り方をマスターしましょう。正しいラケットの持ち方をすると、自分のイメージした方向にシャトルを飛ばしやすく、落とす位置も正確になりますよ。
続いてはサムアップです。この持ち方は、卓球やテニスなどにおけるバック(ハンド)にあたる持ち方です。一般的に、初心者が悪い癖をつけてしまいやすいのがサムアップといわれています。悪い癖があるとサーブも正確に打てませんし、ラリーにおいては強くシャトルを弾き返せなくなります。下の動画で正しい握り方をマスターしましょう。また、定期的に上級者に変な癖が付いていないかチェックしてもらうのがおすすめです。
打ち方
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野球では素振りがとても大切といわれますが、バドミントンにおいても素振りが重要です。特に初心者の場合、体全体が連動せず、いわゆる手打ちとなってしまうので注意が必要です。バドミントンにおいては、脚→腰→肩→手首の順に力が伝わっていくのが理想形といわれます。このコツを掴むためには、まず、下の動画の素振りの方法で基本の打ち方をマスターしましょう。
バドミントンの打ち方!:①ハイクリア
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それでは、ここからはバドミントンにおけるさまざまな打ち方を紹介していきます。ハイクリアは高く遠くに打ち返す打ち方です。この打ち方で得点を決めるということはめったにありませんが、相手の打ちにくい場所にシャトルを落下させることで、自分に有利にラリーを展開させたり、体勢を立て直す時間を稼いだりすることに使われます。また、高い打点から落下するハイクリアを打てれば、ほぼ垂直にシャトルが落下してくるため相手は打ちづらく、ミスを誘うこともできるでしょう。下の動画でハイクリアの打ち方を学んでみてはどうでしょうか。
バドミントンの打ち方!:②ドリブンクリア
ドリブンクリアはハイクリアより低い弾道の打ち方です。基本的にはハイクリアと同じですが、違いに注意して打ち分けましょう。
バドミントンの打ち方!:③ドライブ
ドライブは地面と平行の軌道で強く返す打ち方です。バックとフォアいずれもあります。この打ち方をすることによって、相手もドライブで返すことも多いですが、バッグを狙って打ったりして相手の体制を崩すことを狙うこともあります。したがって、バックとフォアの切り替えを迅速にするとともに、バックかフォアのいずれで返すかの素早い判断も要求されます。
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バドミントンの打ち方!:④ロブ
ロブはネット付近に落ちるシャトルなどをすくい上げるように返す打ち方です。膝のクッションと連動して手首を使うことで、相手のコート奥に向けて高い弾道で返すことも可能です。また、手首だけでなく腕全体を使うのはロブのコツでもあります。下の動画では、目からうろこのコツを明快に解説しているので、ぜひ視聴してみてはどうでしょうか。
バドミントンの打ち方!:⑤スマッシュ
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スマッシュは主に攻撃のために使う打ち方です。高速で打点が低いため、得点を決めるために使われます。男子プロにおける、スマッシュの初速記録はなんと「493キロ」、リニアモーターカーに迫ろうかというほどの驚きの速さですよね。
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速度を出すためには手首だけでなく体全体を使うことが重要。そして角度をつけるためには、できるだけ高い位置でシャトルを捉えることが大切です。
バドミントンの打ち方!:⑥ジャンピングスマッシュ
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バドミントンの打ち方のなかでもっとも華のある打ち方といえるのが、このジャンピングスマッシュではないでしょうか。全身をバネのように使った躍動感ある打ち方が特徴です。足や膝などに負担がかかるため、初心者がまねをしてケガをしないように気を付けましょう。手首などに力を入れると勘違いしやすいですが、実際には手首をリラックスすることで却って高速のジャンピングスマッシュを打てることができます。
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バドミントンの打ち方!:⑦ドロップ
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ドロップとは、相手側のコートのサービスラインよりネット側に落とす打ち方のことです。相手のいる位置や、予想に反したドロップを打てれば、この打ち方で得点を決めることも可能です。フェイントという側面もあり、ハイクリアなどを打つと見せかけて、打つ寸前に手首を脱力させ、ネット付近に落とすと効果的な場合があります。
バドミントンの打ち方!:⑧カット
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カットはドロップの応用的な打ち方です。シャトルを切るような角度にラケット面を向けて打つのが特徴で、ドロップに比べて直線的に落下します。⑦ドロップのところの動画でカットも紹介しているので、参考にしてみてはどうでしょうか。
バドミントンの打ち方!:⑨プッシュ
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プッシュは相手のサーブを受けるときに使われることも多い打ち方で、ラリーの主導権を取るためにお互いがプッシュを打ち合うこともしばしばです。できるだけ高い打点でシャトルを打ち返すのがポイントです。下の動画はサーブレシーブにプッシュを使うことで、有利な展開をつかむためのコツを紹介しています。
引用: https://www.instagram.com/p/BrH2NhiFl67/
卓球やテニスと違って、あまり攻撃的なサーブができないのがバドミントンの特徴ともいえます。そのため、サーブの返しとしてのプッシュがとても大切になります。攻撃的なサーブレシーブを身に付ければ必ずワンランクレベルアップできるはずです。
バドミントンの打ち方!:⑩ヘアピン
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ヘアピンは、女性が使うヘアピンのような起動でネットをまたぐようにシャトルを落とす打ち方のことです。変に角度を付けたり、手首を返したりせず、膝の力とシャトル自体の落下の力を利用して、柔らかく打ち返すのがポイントです。
バドミントンの打ち方!:⑪クロスネット
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クロスネットはヘアピンの応用で、自分のコートのネット際から、対角上の相手のネット際に落とす打ち方です。トリッキーな打ち方のうえ、相手のいないネット際を狙えばより効果的です。バックハンドで落とすのは初心者にはむずかしいため、バックハンドの手首を急に返せば、ヘアピンと見せかけたフェイントとしても使えるでしょう。
バックハンドだけでなくフォアハンドもあります。どちらかというと、バックハンドよりフォアハンドのほうが簡単といわれているので、こちらから練習するのもよいでしょう。
バドミントンの打ち方!:⑫サーブ
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バドミントンのサーブの基本はフォアのロングサーブとバックのショートサーブです。下の動画で基本を学びましょう。
まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BtLYYqEh4kL/
日本選手の活躍もますます目立つようになってきているバドミントン。中高生の部活や大学生や社会人のサークル活動などでもバドミントンは人気がありますよね。自分のレベルや体力に合わせていろいろな打ち方をマスターしてはどうでしょうか。
引用: https://www.instagram.com/p/BtLGflVgHWv/