メジャーで流行!野球ヘルメットのフェイスガードって?
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野球好きであれば気付いている人も多いと思いますが、最近日本の野球選手でフェイスガードの付いたヘルメットを着用している選手が増えていると思いませんか?選手の顔をしっかり見たい野球ファンからするとフェイスガードで選手の顔が見えにくくて残念に感じる部分もありますが、野球ヘルメットのフェイスガードはメジャーリーグで流行中のものなんです。メジャーでフェイスガード付きヘルメットを着用している選手は多く、そのブームが日本の野球選手の間にも来ているということなんですね。
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しかし野球ヘルメットのフェイスガードにはどんな意味があるのか、何がきっかけで流行になったのか気になりませんか?そこで今回は野球ヘルメットのフェイスガードについて、その意味や付け方、メジャーと日本の愛用選手などご紹介したいと思います。
野球ヘルメットのフェイスガードの正式名称は「Cフラップ」
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野球ヘルメットのフェイスガードの正式名称は「Cフラップ」というもの。Cフラップという名前の由来についてはまた後述しますが、野球ヘルメットの耳当てを長くしたような形状のフェイスガードとなっています。日本ではまだCフラップという名称は浸透していないかもしれませんが、日本選手が愛用しているフェイスガードはCフラップというものなんだと覚えておくと良いでしょう。
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野球ヘルメットのフェイスガードの意味や付け方は?
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日本の野球選手の間で流行になりつつあるCフラップですが、Cフラップにはどのような意味があり、ヘルメットにはどのように装着するものなのでしょうか。ここからはCフラップの意味や付け方、そしてその歴史についても解説したいと思います。
野球ヘルメットのフェイスガードの意味
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野球ヘルメットのフェイスガード、Cフラップにはどんな意味があるのかと言うと、「フェイスガード」という呼ばれ方の通り「顔を保護する」という意味があります。つまりCフラップはデッドボールの恐怖を感じないためのアイテムということになります。デッドボールに対する恐怖心があるとバッターの成績にも関わってくるため、その恐怖心を取り除いてくれるCフラップはバッターにとって画期的なアイテムなのかもしれません。
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野球ヘルメットのフェイスガードの付け方
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Cフラップはメジャーリーガーの間で流行となり日本の野球界にも広まりつつありますが、実はアマチュアの世界にも浸透中なんです。Cフラップをヘルメットに付ければアマチュア選手でもメジャーリーガー気分を味わうことができるんです。そこで気になるのがCフラップの付け方ですが、海外製のCフラップの付け方について解説した動画がありますのでそちらで付け方を確認してみましょう。
動画では海外製のCフラップを日本製の野球ヘルメットに取り付けています。まずヘルメットの耳カバーを外し、型紙を使ってCフラップを取り付ける位置を決めます。型紙に合わせて穴を開ける位置に印を付け、電動ドリルで穴を開けます。穴に留め具を入れ、ドライバーを使ってCフラップを取り付けていきます。最初に外した耳カバーを両面テープで付ければ完成です。いつものヘルメットにCフラップを付けるだけでメジャーリーガー気分が味わえますね。もちろんしっかり顔を保護するという意味もありますので、Cフラップを付けてみたいという人は動画の付け方を参考にしてみてください。
野球ヘルメットのフェイスガードの歴史
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野球ヘルメットのフェイスガードは近年の野球界で流行しているイメージがありますが、その歴史はいつからスタートしているのでしょうか。ここでは野球ヘルメットのフェイスガード、Cフラップの歴史についてご紹介していきます。
開発者はロバート・クロー医師
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Cフラップを開発したのは誰なのかと言うと、アトランタ・ブレーブスのチームドクターを務めていたロバート・クロー医師が1970年代に開発をしているんです。意外にもCフラップの歴史は古いんですね。Cフラップという名称の「C」は開発者であるロバート・クロー医師の「Crow(クロー)」というイニシャルから取られているそうです。またフラップ(flap)には「フタ」という意味があります。
ローバート・クロー医師は1987年には特許も取得していますが、2004年にマルクウォルト社にCフラップの販売権が譲渡されています。
2013年にジェイソン・ヘイワード選手が着用
Cフラップがメジャーリーグで流行となるきっかけとなったのはジェイソン・ヘイワード選手と言われており、2013年シーズンではフェイスガード付きヘルメットを着用している姿が確認されています。ジェイソン・ヘイワード選手はその後もCフラップを継続して使用しています。
Cフラップ以前はアメフト用ヘルメットが使用されることも
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ちなみにCフラップ以前ではアメフト用のヘルメットがフェイスガードとして使用されていたこともあります。アメフト用ヘルメットでもフェイスガードの役割は果たしてくれますが、視界も狭くなるためCフラップの方がバッターにとって邪魔になりませんね。
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野球ヘルメットのフェイスガード愛用選手は?
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メジャーリーグで流行中のCフラップですが、実際に誰がCフラップを愛用しているのでしょうか。また日本の野球選手でもCフラップ付きのヘルメットを着用している選手が多くなっていますが、実際にどんな選手が愛用しているのかご紹介したいと思います。
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野球ヘルメットのフェイスガード愛用選手【メジャー】
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まずはメジャーリーグでCフラップを愛用している選手は誰なのかご紹介します。
ジャンカルロ・スタントン選手
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現在ニューヨーク・ヤンキース所属のジャンカルロ・スタントン選手は2016年シーズンからCフラップを愛用しています。ちなみにCフラップ付きのヘルメットは右投手を相手にする時のみで、左投手に対しては通常のヘルメットを使用するなど使い分けをしているようです。
マイク・トラウト選手
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ロサンゼルス・エンゼルス所属のマイク・トラウト選手もCフラップを愛用。トラウト選手といえば大谷翔平選手とチームメイトで日本でもお馴染みの選手だと思います。エンゼルスの試合を見ていてトラウト選手のCフラップに気が付いた人もいるかもしれませんね。
ブライス・ハーパー選手
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フィラデルフィア・フィリーズ所属のブライス・ハーパー選手もCフラップを愛用。本塁打王としても有名な選手ですね。
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野球ヘルメットのフェイスガード愛用選手【日本】
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日本の野球界でもブームとなりつつあるCフラップ。どんな選手が愛用しているのでしょうか?
鳥谷敬選手
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阪神タイガースに所属する鳥谷敬選手はCフラップを愛用していますね。鳥谷選手と言えばバットマンスタイルが懐かしいと思う野球ファンも多いのではないでしょうか。
山田哲人選手
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東京ヤクルトスワローズ所属の山田哲人選手もCフラップ愛用選手です。ヤクルトというとバレンティン選手が2017年シーズンからCフラップを使用していたということもあり、影響を受けた日本選手も多いのかもしれません。
坂本勇人選手
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読売ジャイアンツ所属の坂本勇人選手もCフラップ愛用中。実は読売ジャイアンツに移籍した丸佳浩選手の影響でジャイアンツでは2019年シーズンからCフラップが広がっているようです。
柳田悠岐選手
引用: https://www.instagram.com/p/BraYWOnBkIb/
福岡ソフトバンクホークス所属の柳田悠岐選手は2018年シーズンからCフラップを愛用しています。実際に試合でフェイスガード付きのヘルメット姿を見たことのある人も多いのではないでしょうか。
まとめ
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野球ヘルメットのフェイスガード「Cフラップ」について、その意味や付け方、歴史をご紹介しました。メジャーリーガーで流行中のCフラップにはデッドボールから顔を保護するという意味があり、これから日本の野球界でも流行するのではないかと言われています。Cフラップ付きのヘルメットを使用する選手も増えるかもしれませんので、どの選手が使用しているか試合でチェックしてみてくださいね。