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メダカの稚魚用餌のおすすめは?いつから?頻度や量・作り方解説!

2024.02.22

メダカの稚魚は孵化から2週間が大事なポイントだと言われています。稚魚が元気に育つためには餌を与えるタイミングや頻度・量などに気を使う必要があります。メダカの稚魚用餌で気になる【いつから?頻度や量・作り方】など、おすすめの餌を解説していきます。

  1. メダカの稚魚は成魚と同じ餌を食べない
  2. 【いつから?】メダカの稚魚用餌を与える「タイミング」
  3. 【いつから?】メダカの稚魚用餌を与える「量」
  4. 【いつから?】メダカの稚魚用餌を与える「頻度」
  5. メダカの稚魚用餌のおすすめ【いつから?頻度や量・作り方】①:「ゾウリムシ」
  6. メダカの稚魚用餌のおすすめ【いつから?頻度や量・作り方】②:「ミジンコ」
  7. メダカの稚魚用餌のおすすめ【いつから?頻度や量・作り方】③:「生クロレラ」
  8. メダカの稚魚用餌のおすすめ【いつから?頻度や量・作り方】④:「ミジンコウキクサ」
  9. メダカの稚魚用餌のおすすめ【いつから?頻度や量・作り方】⑤:「人工餌」
  10. 【メダカの稚魚用餌のおすすめは?いつから?頻度や量・作り方解説!】まとめ
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人間の赤ちゃんと同じようにメダカの稚魚は大人の成魚と同じ餌を基本的には食べることがないので、メダカの稚魚用餌を与える必要があります。ただでさえ小さなメダカのその稚魚となると体は非常に小さく、口の大きさは肉眼で確認することができないほどなので、成魚が食べる餌では稚魚が食べたくても大きすぎて食べられないということがあるようです。稚魚用餌がない場合は成魚の餌をパウダー状になるまですり潰して与えるという選択肢もありますが、手間などを考えると稚魚用餌がおすすめです。
引用: https://i.pinimg.com/564x/29/b9/56/29b9566803b2e5f703a3c52da2f58ac6.jpg
メダカの稚魚は栄養を蓄えた状態で生まれてくるので、孵化から2、3日は餌なしでも生きていけます。なので、この期間に餌を与える必要がありません。孵化から3日あたりから、稚魚用餌を与えるようにすると良いでしょう。
引用: https://i.pinimg.com/564x/90/55/7c/90557c67c6c9597fa1a5c0642d73d724.jpg
メダカへの餌やりは基本的に残すことのない量を与えるのが原則で、餌を1度に多く与え過ぎると水質が悪化してしまい、最悪メダカが死んでしまうこともあるので、日々の餌を食べる様子を観察して適量を見極める必要があります。逆に少ない場合はメダカが大きく成長しにくくなってしまいますが、多すぎる餌やりをするよりはデメリットが少ないので、少なめな餌やりを心掛けた方が良いと思います。
引用: https://i.pinimg.com/564x/9c/ce/99/9cce99a18044353d3dd8e61fc5b740a3.jpg
メダカへの餌やり頻度は朝夕の1日2回が理想的だとされています。稚魚の場合は1回増やした3回が理想的ですが、最低でも朝夕の1日2回は稚魚用餌を与えるようにしましょう。稚魚の時に餌をある程度しっかりと与えておかないと今後の成長にも影響が出てしまうので、元気に育ってもらうためにも餌の量と頻度には気を使うようにしましょう。
引用: https://oitamedakabiyori.com/contents/20160512111400-52d2ab2af6021d085a6b527352549a6c1d514ef2.jpg
理科の授業などで1度は名前と顕微鏡写真を見たり聞いたりしたことがあるであろう「ゾウリムシ」。ゾウリムシは多くの観賞魚の餌として大活躍している活餌で、メダカの稚魚への餌やりにも非常に適しています。肉眼では確認できないほど小さいので稚魚の口でも食べやすく、メダカが元気に成長するためにも「ゾウリムシ」がおすすめです。また、大人になった成魚にも使えるのも嬉しいところです。

「ゾウリムシ」を与える頻度や量・作り方

引用: https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b5/1ee01dc553b868e32b97f802ca9ea5b3.jpg
ゾウリムシは固形や粉末状ではなく、ゾウリムシがいる水を与えるというような形で餌やりをすることになります。頻度は1日2~3回、水槽の水量に対して1~2%の量(10Lの水槽で100~200mlのゾウリムシ水)を与えるのが理想的です。
引用: http://college.nikkei.co.jp/article/photo/201711300725_04.jpg
栄養が豊富な「ミジンコ」はメダカが元気に育つために理想的な生餌だとされています。ミジンコにはメダカの成長を助ける栄養素がある他に水質を浄化してくれる働きもあるので、メダカの死因にも挙げられる水質悪化の予防、改善の効果も期待できます。ミジンコの種類によって大きさが異なるので、メダカが稚魚のうちは個体が小さい「タマミジンコ」を与えるようにしましょう。成魚になるにつれてタマミジンコ→オカメミジンコ→ミジンコ(ダフニア)の順に与えるミジンコを大きくしていくのも良いと思います。

「ミジンコ」を与える頻度や量・作り方

引用: https://medaka3939.com/wp-content/uploads/2018/05/054-1-768x576.jpg
メダカの餌やりで気を付けなければいけないのは餌の与えすぎによる水質悪化ですが、ミジンコの場合、ミジンコ自体に水質浄化をしてくれる働きがあるので、ある程度多く与えても問題ありません。ミジンコは水槽の中で繁殖することもあるので、朝に多めに与えて、昼はなし、少なくなっているようなら夜に少し追加するだけ、といった餌の与え方もできます。
引用: https://oitamedakabiyori.com/img_medaka/788-2.jpg
生クロレラはメダカの稚魚を育てるのに適したグリーンウォーターを作ることができる素になるものです。グリーンウォーターとは、その名前の通り、緑色になった水のことをいいます。一見したら汚れた水にしか見えないかもしれませんが、この緑の正体は食物連鎖のベースとなる植物プランクトンなので、生クロレラを入れることで「食事もできる水」が出来上がります。生クロレラを使えば頻度な餌やりはなしでメダカの飼育ができます。また、生クロレラはミジンコなどの活餌の繁殖成功率を上げてくれるので、メダカの餌の繁殖目的でも活躍してくれます。

「生クロレラ」を与える頻度や量・作り方

引用: https://oitamedakabiyori.com/img_medaka/788-4.jpg
生クロレラは1Lに対して1ccほど入れるだけでグリーンウォーターが作れ、1度作ってしまえばしばらくは使う必要なし。手間なしに上質なグリーンウォーターが作れるのが生クロレラの魅力です。水が透明になってきたら水中の植物プランクトンが減ってきた合図になります。稚魚は急激な環境変化は悪影響なので、稚魚の間はグリーンウォーターという環境を維持するようにして、たまにタマミジンコをあげると良いでしょう。稚魚のためにも頻繁な水の交換をする必要なし。
引用: https://oitamedakabiyori.com/img_medaka/844-1.jpg
ミジンコウキクサは名前にミジンコが含まれていますが、生餌のミジンコとは違い、ミジンコウキクサは植物のウキクサです。ミジンコウキクサの魅力は植物なので水質を悪くさせることがないところと、日を浴びるだけでどんどんその数を増やしていくので、こまめな餌やりの必要がなくなり、手間なしでメダカを育てることができます。

「ミジンコウキクサ」を与える頻度や量・作り方

引用: https://oitamedakabiyori.com/img_medaka/844-5.jpg
直射日光が当たり水温30℃前後がミジンコウキクサが安定して繁殖するので、繁殖している状態ではミジンコウキクサを追加する必要はありません。注意が必要なのはミジンコウキクサは植物性なので、動物性の餌でないと補いきれない栄養素もあります。ミジンコなどの動物性の他の餌と併用するようにして、ミジンコウキクサは稚魚のおやつ・非常食感覚に考えた方が良いでしょう。家を空けていて餌を与える余裕がない日などに、多めのミジンコウキクサがあれば餌を与える必要なし。
引用: https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/008/123/41/N000/000/000/132637405879013213509_bP1126809.jpg
メダカの人工餌はメダカ飼育に適した栄養価があり、安価で手に入るので多くの人に使われています。メダカの稚魚に対しては人工餌では大きすぎることがあるので、すり鉢などでパウダー状になるまで細かくする必要があります。難点としては食べ残しが水質を悪化させてしまうことです。

「人工餌」を与える頻度や量・作り方

引用: https://pds.exblog.jp/pds/1/200712/13/08/f0152308_1941482.jpg
人工餌を与える頻度は朝晩、1日2回が理想で、メダカの稚魚の場合は朝昼晩、1日3回が良いでしょう。人口餌を与え過ぎると食べ残しが水質悪化の大きな原因になってしまいので与える量は、メダカの稚魚の食べる量をしっかりと観察、管理し適量を知る必要があります。
引用: https://d1d37e9z843vy6.cloudfront.net/jp/images/3554248/700/9eead3375c11eb017ebb35e5b7f261cf5c945b92.jpeg
メダカの餌は種類がたくさんありますが、そのひとつひとつに特徴と適正があります。特にメダカの稚魚に与える餌にはしっかりと気を付けなければ成長を妨げる原因になってしまったり、最悪死んでしまうこともあるので、餌の種類・与えるタイミング・頻度・量などを意識するようにしましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://d1d37e9z843vy6.cloudfront.net/jp/images/3572081/700/656c83e631e170f810a1540bd44fbadfafda223f.jpeg