ギターの塗装は自分でもできるか?
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ギターリペア塗装は、自分でもできます。リペア塗装に必要なアイテムや知識は必要です。腕に自信がある人ならチャレンジしてもいいはずです。塗装は、なかなか難しいのが実情です。自分で塗装をやる時には、自分の個性を活かした、オリジナルのギターを作りたいとか、手作り感を強調したいとか、自分なりのギターを作る気持ちが大切です。どうしても、自分での塗装は、完璧に仕上がることは困難です。不完全なところも魅力だと思える場合に、自分で塗装にチャレンジすることをおすすめします。
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自分の好きなカラーを使える点もギターのリペア塗装で実現することができます。イラストをギター本体に書いて楽しむこともできます。ギターに愛着をもって楽しむときには、自分塗装は魅力的な作業になります。
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ギター塗装には種類があって、ベーシックなラッカー塗装なら、リペア塗装に自分でトライしてもいいと思われます。リペア塗装技術が高度なものは専門の業者に相当の料金を払ってリペア塗装してもらったほうがいいでしょう。
まずはギターの塗装の種類から学ぼう
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リペア塗装を考えるなら、まず自分のギターがどんな塗装種類で塗装されているか知る必要があります。まずは塗装種類から学んでいきましょう。ギターの塗装種類には、ラッカーから、オイルフィニッシュまで、結構たくさんの種類があります。塗装種類によってメリットやデメリットがあります。
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そもそも、ギターの塗装は、見た目をよくするだけでなく、素材である木材を保護して、耐久性を高める重要な役割があります。塗装の厚みは、とても重要で、厚みによってギターの音色も変化を起こすようです。
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ギター塗装の種類①:ラッカー
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ラッカーは、ギター塗装でよく使われる種類で、正式にはニトロセルロースラッカーという名前の塗料を使います。ニトロセルロースラッカーは、天然繊維を原料とした塗料で、ギターの素材である木材とのマッチングが良いため使われています。
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ラッカーは、リペア塗装もしやすく、ギターへの塗装の厚みが薄いので、ギターの素材である木材が経年変化を起こしやすく、いい音色のギターになっていきやすい塗装種類です。音色が良くて価値が生まれている、ビンテージギターの塗装の多くはラッカー塗装が施されています。
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ラッカー塗装は、塗装作業に時間がかかるため、今では、高級なギターの塗装として扱われています。管理も結構大変で、ゴムと接触すると、化学反応を起こして変色や変形を起こしてしまう可能性があります。とてもデリケートな塗装なので、スタンドなどのゴム部分に接触しないように、カバーをする必要があります。
ギター塗装の種類②:ポリウレタン
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ポリウレタンは、現在発売されているギター塗装の主流を占めています。塗装がで、ラッカーよりも耐久性が優れています。
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ギター塗装の種類③:ポリエステル
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ポリエステルは、コスパがいい安めのギターによく見られる塗装種類です。大量生産向けの塗装ですが、ギターの音質に影響をおよぼす、塗装の厚みの調節が困難なところが欠点ではあります。また、塗装が重く、ギターの重量が重くなってしまいます。
ギター塗装の種類④:オイルフィニッシュ
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オイルフィニッシュは、木目がそのまま見える仕上がりの塗装種類です。オイルフィニッシュの印象は、ナチュラルな優しい感じに仕上げられています。オイルフィニッシュは、木材にオイルを塗り込んで塗装する種類で、塗装の厚みは薄くなります。オイルフィニッシュは、薄い塗装ゆえに、水分、湿度の影響が、ギターのボディーに伝わりやすい点が欠点としてあげられます。
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オイルフィニッシュ塗装のぎたーを選ぶ時のポイントは、木材自体の品質が良いものを選ぶことです。
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自分でトライするギターラッカー塗装の塗装リペア手順
①前の塗装を落とす
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塗装を落とすには、サンドペーパーを使う方法があります。サンドペーパーは、目が粗いもので、全体の塗装を削っていったあと目が細かいサンドペーパーを使ってきれいに仕上がていくのが良い方法です。
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ギター本体は結構塗装面のスペースが広いので、サンドペーパーの作業は結構時間を要する作業になります。そんなときに使いたいのが、電動ドリルです。サンドペーパーを電動ドリルに取り付けるアイテムがありますので、上手に使うと、前の塗装を落とす作業が効率よくできます。
②下地を作っていく
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前の塗装を落としたら、サンディングブロックと目が細かいサンドペーパーで、塗装面を平らに仕上げていきます。キズやへこみがあった場合は、修正をしていきます。大きなへこみがあった場合はパテを使い埋めていきます。
③目止めをする
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下地ができたら、下塗り液(ラッカーサンデイングシーラー )を塗るかスプレーし、1日置いて、乾いたらサンディングブロックと目が細かいサンドペーパーで、塗装面を平らに仕上げていきます。
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さらにまた、下塗り液を塗るかスプレーし、1日置いて、乾いたらサンディングブロックと目が細かいサンドペーパーで、塗装面を平らに仕上げていきます。
④塗装をする
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塗装のための下準備が終わったら、ニトロセルロースラッカースプレーを液が垂れないように、30cmぐらい離して、吹き付けていきます。吹付は、30分を目安に行い、木目がみえなくなるまで工程を繰り返して行います。塗装が完了したら1日置いて、乾いた後に、目が細かいサンドペーパーで磨いてきます。
⑤クリア塗装仕上げ
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塗装が終わったら、次にニトロセルロースラッカースプレーのクリアを液が垂れないように、30cmぐらい離して、吹き付けていきます。吹付は、30分を目安に吹き付けます。
⑥クリア研磨を行う
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最後の乾燥はしっかりさせるために3日ぐらいたってから行ったほうが良いでしょう。ここでの研磨は、耐水サンドペーパーで綺麗に磨いていきます。
⑦つや出し
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最後の仕上げはつや出しです。きめ細かいコンパウンドを塗り伸ばして、スポンジパフでギターのボディーを磨いてつやを出していきます。
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自分でトライするギターラッカー塗装の注意点
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塗料を購入するときに気をつけたいのが、ニトロセルロース入りのラッカースプレーを選ぶことです。塗装は、重ね塗りをしたり、日にちを置いて作業するケースが多くなりますので、完全に乾いたことを確認して、それぞれの工程でミスを起こさないように注意しながらひとつひとつの工程を完了していく事が必要です。
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ギター塗装リペア料金は?
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ギター塗装を専門店に頼んだ時の料金は、本体で、ラッカーが50,000円くらいの料金で、ポリウレタンで40,000円くらいの料金が相場のようです。塗装は、塗装を剥がす場合と、そのまま重ねて塗装する場合があって、塗装を剥がす場合は、さらに25,000円ぐらい料金がかかります。
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塗装を剥がすと、それだけ料金は上がりますが、重ねて塗ると、塗装面が厚くなるので、ギターの音に影響が出てしまう可能性があります。
ギター塗装リペアで個性を楽しむ
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ギターの塗装を完璧に自分でやるのはとても難しいことです。完璧できれいな仕上がりを求める場合は、専門店でプロに塗装を依頼したほうが無難です。ただ、専門店に頼む場合は、料金が結構な値段なので、ちょっと考えてしまいます。自分での塗装のメリットは、手作り感とか、ギターへのこだわりが満たされる点があるでしょう。オリジナル性をさらに高めるためには、イラストなどをペンで描くことも良いアイデアです。