チルドゆうパックとは
最近では技術も進歩しており、宅急便で様々なものを送ることができるようになりました。特にクール便などの普及により、冷凍食品をはじめとする、生ものなどのものも簡単に送ることができるようになり、かなり便利になっています。そんなクール便は会社によって様々なものがありますが、その一つにチルドゆうパックというものがあります。最近では温度管理などの問題で話題となっていますが、クールと使わないであえてチルドと使っているこのチルドゆうパックの集荷方法や伝票の書き方など、わからないことも多くあるでしょう。今回はそんな一風変わったクール便であるチルドゆうパックについて紹介していきます。
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チルドゆうパックを利用するメリット
そもそもチルドゆうパックのメリットッテ一体何なのかいまいちわからないという人も多いはずです。同じクール便であるのにチルドとなるとあまりいらないのでは、と考える人も中にはいるはずです。
チルドゆうパックのメリットとしては、何よりも常温で輸送すると腐り、冷凍も良くないような食品を、冷蔵温度で管理しながら輸送することができることです。そのため、鮮度を維持したまま届けることができるのです。そして配達についても、基本的に日本全国どこでも、翌日過翌々日に届くように配達されるため、鮮度の高いまま商品を受け取ることができます。追跡サービスなども使うことができる他、お届け日時の指定などもでき、かなり便利なサービスが揃っています。
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チルドゆうパックの使いみち
最近ではアマゾンなどでも生ものを扱うお店が増えてきており、ネットショップでも新鮮なものを購入することができるようになっています。また人によっては、手料理を遠く離れた人に食べてもらいたいと考える人もいるはずです。しかしそのようなものを通常の宅急便で送ってしまうと腐ってしまい、だからといって冷凍便で送ってしまうと今度は品質が落ちてしまいます。そんな絶妙な温度管理が必要なときに、このチルドゆうパックは役に立ちます。基本的に冷蔵温度帯で温度管理をしており、生ものでも腐らない温度で管理しています。つまり、手料理や生魚など、鮮度などが最も重要になり、冷凍すると品質が落ちてしまうものを送るのに最適です。
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チルドゆうパックの伝票の書き方
通常の宅急便なら問題ないが、チルドゆうパックになると、伝票の書き方なども違ってくるのではないか、という心配をする人も中にはいますが、実は伝票の書き方については通常の場合とほとんど変わりません。以下でチルドゆうパックを利用するときの伝票の書き方を詳しく解説します。
まずは伝票の宛先の住所と受取人の名前を記入し、その下に依頼主の住所や名前を記入します。その後もしもお届け日時などを指定する場合は伝票の該当欄にその日時を記入し、最後に送るものを記入します。あとは伝票を貼った荷物を窓口に出して支払いをすれば、郵便局の人がチルドのシールを貼ってくれるので、特にこちらから何かをしなければいけないということはありません。
ちなみにチルドゆうパックを利用する場合は、基本的に郵便局の窓口でしか受け付けていないため、コンビニからチルドゆうパックを送るということはできません。
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チルドゆうパックのサイズ
チルドゆうパックは集荷にも対応していますが、それでもサイズに限りがあります。基本的にチルドゆうパックで送ることのできるサイズはゆうパックのサイズと同じであり、一辺の長さが1m以内、そして3辺の合計が1.5m以内、重さについても最大で25kgまでとされています。そして横倒し厳禁のものに関しては、厚さ及び高さが50センチまでという制限も追加されます。重量に関しては、チルドゆうパックを利用する際に必ず入れる保冷剤も含めた重量となるため、実際にチルドゆうパックを利用するときは、その保冷剤の重さもきちんと考えた上で準備するようにしましょう。当然のことですが、サイズや重さによって料金も変わってきます。
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チルドゆうパックの料金
料金についてですが、チルドゆうパックの場合は通常のゆうパックよりも高くなります。基本的な料金体系については通常のゆうパックと変わりありませんが、チルドゆうパックになると、通常のゆうパックの料金に保冷料金が加算されることになります。保冷料金についても、サイズによって変わってくるため、予め測っておくと良いでしょう。しかし、チルドゆうパックの場合は、持ち込みで配送の手続きをすることで、送料から120円割引される持ち込み割引というのもあるため、少しでも安く抑えたいという人で、近くに郵便局がある場合は、持ち込み配送でチルドゆうパックを利用することで、送料を安く抑えることができます。
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チルドゆうパックの集荷方法
近くに郵便局がないという人や、荷物がおもすぎて郵便局に持ち込むのが大変だという人も中にはいます。そんなときは、集荷があります。集荷であれば、配達員が自宅まで荷物を集荷しに来てくれるため、郵便局に行かなくてもチルドゆうパックを利用することができます。集荷の利用方法としては、予め電話で予約をし、あとはその日時までに荷物の準備をしておくだけという方法であるため、かなり楽です。しかし集荷するという方法を利用した場合、持ち込み割引というのが適用されないため、その分送料はこちらの方法のほうが少々高くなってしまいます。とはいえ、重い荷物を持って郵便局に行く必要がなくなるため、荷物がバラけたり怪我をするということもなくなります。
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チルドゆうパックの温度管理
クールという言葉を使わずに、あえてチルドという言葉を使っているチルドゆうパック。クールとは一体何が違うのか、ということになりますが、温度管理です。チルドという言葉を使っているのは、純粋に冷蔵便のみを扱っているためです。冷蔵庫というのは基本的に凍らせると鮮度が落ちてしまう生ものなどを保管するのに最適なものです。そのため温度管理についてもかなり狭い範囲で温度管理がされているのです。最近では多くの営業所などで温度管理がずさんだということで問題となっており、チルドゆうパックは良くないという意見を言う人もかなり多いですが、本来はかなり細かく温度管理をしているものです。
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チルドゆうパックとクール宅急便の違いは?
クールという言葉を使わずにチルドという言葉を使うチルドゆうパックと、思いっきりクールという言葉を使うヤマト運輸のクール宅急便、これら2つのクール便の違いはどのようなところにあるか、皆さんはご存知でしょうか。一見同じように見える両者ですが、実は大きな違いがあるのです。それは、冷凍便を扱っているかそうでないかです。チルドゆうパックの場合、基本的に冷蔵便しか扱っていないため、冷凍便を利用する場合、継続利用であるという条件が付き、さらには別の手続きも必要になります。一方クール宅急便の場合は、冷蔵も冷凍も両方扱っているため、手続きに関してもかなりスムーズです。この部分が両者の大きな違いとなっています。
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生ものを送るならチルドゆうパックがおすすめ
いかがでしたか。今回はチルドゆうパックについてメリットや伝票の書き方まで紹介しました。最近ではずさんな温度管理などで問題となっていますが、本来は生ものなどの鮮度を落とすことなく届けることができるというサービスとなっています。とはいえ、冷凍に対応していないというのは少々難しいところです。しかし逆に言うと、冷蔵しか対応していないということで、温度管理が合わなくて鮮度が落ちてしまうということを防ぐことができるのは、ある意味チルドゆうパックの大きな利点とも言えます。最近では温度管理が問題となっているため、実際にチルドゆうパックを利用するときは、念のために保冷剤なども入れた上で利用するようにしましょう。
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