// FourM
Opvqbln5tzrd6icqiawa

ナルト

CATEGORY | ナルト

【ナルト】ストーリーを解説と共に簡単にまとめてみた!

2021.08.03

今回はナルトのストーリーについてご紹介します。ナルトは漫画72巻、アニメ通算720話と、さらに外伝もある超大作です。それを全て紹介するには文字数が足らないので、一部ずつだけの紹介になります。本当のストーリーに興味を持って頂けるきっかけになれば幸いです!

  1. ストーリーを解説!
  2. 【ナルト漫画ストーリー】 波の国 1〜4巻
  3. 【ナルト漫画ストーリー】 中忍試験 4~13巻
  4. 【ナルト漫画ストーリー】 木ノ葉崩し 13~16巻
  5. 【ナルト漫画ストーリー】 綱手探索 16~19巻
  6. 【ナルト漫画ストーリー】 サスケ奪回任務 20~27巻
  7. 【ナルト漫画ストーリー】 風影奪還任務 28~32巻
  8. 【ナルト漫画ストーリー】 天地橋偵察任務 32~35巻
  9. 【ナルト漫画ストーリー】 暁討伐任務 35~38巻
  10. 【ナルト漫画ストーリー】 イタチ追跡任務 38~40巻
  11. 【ナルト漫画ストーリー】 自来也豪傑物語 40~42巻
  12. 【ナルト漫画ストーリー】 運命の兄弟対決 42~44巻
  13. 【ナルト漫画ストーリー】 ペイン強襲 45~48巻
  14. 【ナルト漫画ストーリー】 五影会談 49~51巻
  15. 【ナルト漫画ストーリー】 第四次忍界大戦Ⅰ 52~55巻
  16. 【ナルト漫画ストーリー】 第四次忍界大戦Ⅱ 55~59巻
  17. 【ナルト漫画ストーリー】 第四次忍界大戦Ⅲ 59~67巻
  18. 【ナルト漫画ストーリー】 十尾の人柱力誕生 67~70巻
  19. 【ナルト漫画ストーリー】 大筒木カグヤ襲来 70~71巻
  20. 【ナルト漫画ストーリー】 ナルトとサスケ 72巻
  21. 【ナルト漫画ストーリー】 大戦後
  22. まとめ
ナルトは実は細かく大題があり、今回はその題ごとにストーリーを解説します!アニメもありますが、今回は元の漫画に沿って解説します。しかしアニメの見所も少し紹介できればと思います!
しかし解説は大まかでしか出来ません…百聞は一見に如かずなので、興味があればぜひ読んだり見たりしてみてくださいね!今回はそのきっかけになれば嬉しいです!
木の葉隠れの里の忍「うずまきナルト」の少年期から始まります。ナルトは過去に里を襲った尾獣・九尾を体に宿しているせいで里の人達からも忌み嫌われる日々を過ごしていました。そんなナルトは自分の存在を認めてもらうためにイタズラばかりしていましたが、忍者学校の講師「うみのイルカ」と出会い少しずつナルトの中で何かが変わり始めます。
しかし落ちこぼれで卒業も危うかったのですが、直前で起きた問題を「多重影分身の術」で解決し無事卒業します。 下忍となったナルトは新たに「うちはサスケ」「春野サクラ」と、担当上忍「はたけカカシ」との第七班として様々な任務をこなすようになります。
ある時、依頼された護衛任務で波の国まで要人護衛をすることになるのですが、霧隠れの抜け忍である「桃地再不斬」の襲撃にあいます。カカシの修行によりナルト、サスケ、サクラは血継限界である氷使いの白と再不斬を倒し、第七班は任務を成功させます。
Evrajydoo2uecdp49ptv
実際でもそうですが、少年期の心に残る体験は大きくなってからも勇気になったり、背中を押してくれてりしますよね。ナルトにとってもイルカとの出会い、白と再不斬との戦いは、この後大きな影響を与えるものになり、どちらの話もとても感動するので、必読・必見です!特にイルカとの出会いは、少年期・青年期を通してナルトの原点とも言えるので要チェック回です!
「多重影分身の術」はアニメの方が迫力があっておすすめです。ナルトの中で初めてというくらい大技になるので、この迫力は必ず体験して欲しいです!
任務をいくつかこなせるようになった第七班は、カカシの推薦により中忍試験を受ける資格を得ます。第七班はなんとか一次試験の筆記を突破するも、二次試験のサバイバル演習場である死の森で伝説の三忍である大蛇丸と出会います。
Mmmkyi7vhfv77bj21uo8
大蛇丸は木の葉隠れの抜け忍として危険な研究を繰り返しており、サスケの「うちは」の力を気に入った証にと呪印をサスケへと刻み姿を消します。そのまま合格者多数のため三次試験で個人戦が執り行われます。
Dk71thvfkjycb68uflev
大蛇丸のと戦いは移動が凄く早い上に範囲が広いので、アニメではスピード感が凄いです。まだ少年期なのに、このスピード感は恐るべし忍…という感じです。
中忍試験の三次試験へ出場する為の予選から一か月、ナルトとサスケは修行を積み重ね、いよいよ本選を迎えます。しかし勝負の最中に何者かの仕業で試合会場全体に幻術がかけられてしまいます。それと同時に大蛇丸と砂隠れの忍び達に木の葉隠れの里は戦争を仕掛けられてしまいます。
三代目火影である猿飛ヒルゼンと一騎打ちをした大蛇丸は、ヒルゼンの「屍鬼封尽」により両腕を奪われます。ちなみに「屍鬼封尽」は、四代目火影がナルトに九尾を封印する際に用いた封印術です。この封印術は敵の魂を封印できるのですが、引き換えに術者自身も命を失ううえ、封印した者は成仏できずに死神の腹の中で永遠に戦い続けることになります。
Fbxgwxwqrzajuuxmhtbp
一方ナルトは、ナルトと同じ体内に尾獣・一尾を宿す人柱力である我愛羅と対決していました。尾獣の力をぶつけ合った死闘の末に、我愛羅は同じ境遇に涙し、それでも仲間を大切に思うナルトのことを友と呼ぶようになります。この戦いはこれまでの我愛羅を大きく変えるものになり、我愛羅ファンには伝説の戦いと呼ばれています。
アニメはサウンドがついているので、砂隠れの里が木葉崩しを企んでいるシーンは、何となくどきどきして手に汗を握ります。さらに尾獣の戦いは、これまでの戦闘シーンよりも迫力があり、アニメならではのカメラワークがかっこいいです。
木ノ葉崩しで三代目火影を失った木ノ葉の里は新たな火影が必要となります。大蛇丸と同じ三忍である自来也に就任の要請をしますが、自来也は同じ三忍で初代火影の「綱手」を推薦します。ちょうどS級犯罪者や抜け忍で構成される「暁」に九尾の力が狙われてしまったナルトは、自来也と共に行動することになり、綱手を探す旅にでます。
ヒルゼンに使い物にならなくされた両腕を直す為に医療忍術のスペシャリストである綱手に治療を求めていた大蛇丸を退けるために自来也とナルトは戦い、口寄せの術と修行で獲得した「螺旋丸」を駆使することで勝利し、綱手を木の葉隠れの里に連れ帰ります。 この戦いで、これから里を引っ張っていく綱手と自来也は、ナルトの忍としての実力や、ナルトが持つ人を変える不思議な力・魅力に希望を抱きます。
Odlj7lbaj2ajtwnn118j
この回はナルトのかっこよさが溢れています。それまでは少年期といっても悪ガキの感じが強かったナルトですが、戦いの中で火影になるという想いの強さ、自来也も大切だという諦めないど根性具合はすごいです。何より自分のモットーや里のために命を張って綱手を守る姿には惚れます。
綱手が五代目火影に就任する中、大蛇丸の部下である音の五人衆にサスケが連れ去られてしまいます。一族を壊滅に追い込んだ兄イタチへの復讐を果たすために力を欲していたサスケは木の葉隠れの里を抜け、大蛇丸の元へと向かうことを決意します。
Nd2b4u6nv2enfgzajnr9
綱手は中忍となった奈良シカマルを小隊長としたうずまきナルト、日向ネジ、秋道チョウジ、犬塚キバの編成でサスケ奪還を命じます。音の五人衆の妨害を乗り切り、ナルトは「終末の谷」でサスケと対決をするが敗れてしまいます。倒れるナルトをそのままに、サスケはその場を去ってしまいました。ここからサスケは里抜けをした抜け忍として捜索されることになります。
Rnfbnng2rt0nomsztwyz
ここはそれぞれの戦いになるのですが、特にネジの戦いが下忍のレベルに感じられなくて手に汗を握ります。ネジの戦いは死角がポイントになってくるので、アニメのアングル展開をお勧めします。この任務が少年期では最も過酷な気がするほど、それぞれの戦いがどきどきします。
自来也との修行を二年間積み重ねたナルトが、ついに木の葉隠れの里へと帰郷しました。しかしそこに砂隠れの里で風影となった我愛羅が誘拐されたと知らせが届きます。木の葉の仲間と砂隠れの里の相談役であるチヨばあと共に暁を追跡する一行でしたが、強敵である暁メンバーに苦戦します。
F955gngggllfgdqwiquq
万華鏡写輪眼を開眼させたカカシの「神威」により我愛羅を奪還するが、一尾を抜かれた我愛羅はすでに亡くなっていました。しかし怒るナルトを見たチヨばあは、ナルトの何より友を仲間を大切に思う姿に心打たれ、自らの命を代償に転生忍術を施すことで我愛羅に未来を託してを生き返らせます。
ここからアニメでは「ナルト疾風伝」になり少年期から青年期に変わります。ここではナルトと我愛羅の他とは違う特別な絆を強く感じます。また少年期ではナルトは里の仲間や身近な個々へ影響を与えていたのに対し、青年期からは組織や里自体へと、影響を与える対象が変わり始めているのも感じます。
青年期になってから最初の任務になるのですが、いきなりハードというか、衝撃がすごいです。特に砂隠れの里には木の葉崩しの印象が残っているので、色々不安な場面があります。しかも今回はそれを沈められるであろう我愛羅が不在なので、緊張感がとてもある回です。
入院中したカカシとサスケの補充としてヤマトと暗部のサイを加えた新第七班が結成され、天地橋偵察任務に言い渡されます。それはサソリのスパイとして大蛇丸の部下である薬師カブトに接触するというもので、正体がバレてしまい戦闘になり、そこに大蛇丸も現れてしまったためナルトの九尾の力が暴走してしまいます。
なんとかヤマトの力で暴走を止め、大蛇丸のアジトへ潜入し、サスケを見つけ出します。しかし兄への復讐心が強いサスケは、大蛇丸によって与えられた力によりさらに強くなっており、今回も連れ戻すことはできませんでした。新第七班結成直後は上手くコミュニケーションが取れなかったサイも、この任務によって兄や友人に対する大切な気持ちを思い出し、ここから本格的に新第七班が始動します。
Ncygmloz26s343okjnq0
ここは潜入は化けたり、裏切りが発覚したりと驚きの連続です。何よりサスケが久しぶり出てくるのですが、サスケの雰囲気の変わり具合が一番驚くのではないでしょうか。少年期の可愛らしさは完全に消え、青年期ではクールを通り越して冷酷に感じます。
また、この回はアニメを強くお勧めします!漫画でも十分楽しめるのですが、アニメでは「静と動」のギャップを大きく、緊張を強く感じることができるので、今までにはない臨場感があります。ぜひ一度試してみて下さい!
火の国にナルトの九尾を狙った暁メンバーの角都と飛段が侵入に、綱手は彼らを倒すべく小隊を編成して送り込みますが、不死という圧倒的な力でやられ、班にいた猿飛アスマも命を落とすことになります。師であった猿飛アスマの仇を討つべく第十班である奈良シカマル、秋道チョウジ、山中いのは上忍である、はたけカカシに協力してもらい、再戦に挑みます。
不死身である飛段と一騎打ちになったシカマルは戦略と奈良家に伝わる力を駆使して勝利し、無限の命を持つ角都との戦闘に苦戦していたカカシ達は増援に駆け付けたナルトの「風遁・螺旋手裏剣」で勝利しました。しかしこの「風遁・螺旋手裏剣」はまだ未完成で、この時は発動したナルトの腕を粉々にしてしまうことから、しばらく使用を禁じられてしまいます。
Hnapyuzm3sek93vjqmtl
アスマの亡くなるシーンは泣くこと間違いないです。普段あまりクローズアップされることがない第十班の絆を見られます。さらに普段はめんどくさがってばかりのシカマルがとてもかっこいいです。何より暁のこの二人には絶望を感じるほど手こずるので、ナルトが倒すシーンは達成感というか、ともに勝利を喜べること間違いなしです。
サスケの肉体を奪おうと目論んでいた大蛇丸は、目論見を気づいたサスケに裏切られてしまいます。その後サスケは大蛇丸の所有していた各地のアジトを周り、水月、香鱗、重吾を仲間にして小隊「蛇」を名乗り復讐へと動き出します。イタチが所属する暁は「蛇」を脅威と判断し、デイダラとトビを刺客として向かわせるも、サスケに返り討ちにされ、デイダラは自爆を試みるも躱されてしまいます。
Qmpu2numplgen1kg53ls
ここで久しぶりにサスケがクローズアップされます。サスケにしては意外なメンバーですが、水月と香鱗のハイテンション、重吾のマイペース、サスケのクールと、絡みやアンバランスさが時折面白いです。
暁のリーダーが雨隠れの里にいるという情報を元に、自来也は一人で敵地に潜入します。ペインは自来也が乗り込んできたことを察し、部下である小南を送り込みます。しかし小南はかつての弟子であり、ペインも同じ元弟子の長門であると当たりをつけますが、ペインの輪廻眼の力で致命傷を負ってしまいます。
Ewahpul9u8i9pncedu2r
死の間際に自来也は木の葉の里にペインの正体を暗号として送り、暗号は長くをともに過ごしたナルトに託して亡くなります。師匠の死に悲しみ、暗号に向き合うことが出来ないナルトを元気付けるシカマルとの間には、親友としての絆の強さを感じます。
Qbp9ssjchju0mel4rthf
少年期でヒルゼンを失った時は木葉丸に喝を入れていたナルトが、今回はシカマルに喝を入れられていることに青年期での違いを感じます。少年期の頃とは違い、青年期では色々考えてしまうあたりは大人になっていることを実感します。
「蛇」として活動していたサスケは、ついにイタチとの対決します。うちはのアジトにて壮絶な戦いを繰り広げ、最後はイタチが力尽きます。戦いで疲れ果て、目覚めたサスケに写輪眼を仮面の奥に潜ませたトビが近づきます。トビからイタチの過去の真実を教えてもらい、復讐の相手がイタチから木の葉隠れの里に変わります。
Bjpwlujiacy9j9fafuft
最愛なる人を殺したことでサスケの写輪眼は「万華鏡写輪眼」へと昇華し、小隊の名を「蛇」から「鷹」へと改めて、暁と手を組むことで木の葉への復讐を誓います。「万華鏡写輪眼」は写輪眼の上位で、うちは一族の歴史の中でも開眼したものは数名しかいません。その能力は強大ですが、それに伴うリスクも大きく、使用するほどに視力は低下していき最終的には失明に至ります。
うちは同士の対決はアニメでの迫力がすごいです!「須佐能乎」に「天照」はその規模もさることながら、術の強大さに感動します。しかし、イタチを倒したことでサスケの復讐は果たされたので、里に戻ってくるのかと思った人もいるのではないでしょうか。まさか復讐の相手が里に向くとは…歴史ある一族であるからこその怨恨の強さなのでしょうね。
自来也の死から立ち直ったナルトは仇を取るために妙木山にて自来也と同じ仙術の修行を開始します。しかしその頃、木の葉の里はペインに襲撃され、壊滅状態に陥ってしまいます。急遽里へ向かったナルトは、ペインと戦いますが拘束されてしまいます。
Aqau3thazd85wkyyrx4v
そんなナルトを助け出したのは「日向ヒナタ」でした。ヒナタの命がけの救出に九尾化したナルトは、ペインを倒しました。その後、ペインの正体である長門の元へ向かったナルトは長門の憎しみを聞き、説得させます。長門は弟弟子であり、その師匠が信じたナルトに忍びの未来を託し、自らの命を代償に木の葉で殺めた人を「外道・輪廻天生の術」で生き返らせました。
再び里に戻ったナルトは英雄として迎えられるのですが、そのシーンがとても泣けます。今まで里の皆に認められるために頑張ってきたナルトの姿を知っているからこそ、イルカやカカシのような祝福の気持ちで一杯になります。
Knr0tded3rwtbwpfbj6b
少年期ではあまりなかった、「ナルトに希望を託す」というのが特徴になる青年期ですが、中でもこの長門の託し方が最も感動します。恐らくナルトにとっても思い入れの強いものになっているのではないでしょうか。すぐに拳をぶつけるのではなく、話し合いという選択をしたあたりに、青年期になって大人になったのを感じさせられます。
ペインによってダメージを負った木の葉の里は、綱手の重体を理由に「志村ダンゾウ」が六代目火影になります。ダンゾウは暗部「根」の頭であり、イタチにうちは一族の抹殺を命じた張本人でもあります。
Ymvsckeodwqzjxpd4zbj
ダンゾウは暁を脅威に感じていた五影によって行われる「五影会談」に出席すべく、鉄の国へと向かいました。会談後、ダンゾウを見つけたサスケは、腕に複数の写輪眼を隠していたダンゾウとの死闘を乗り切り、復讐を果たします。
そこへナルトが現れるも「お前を一番に殺してやる」とサスケは言い残し、その場を去っていきました。事実上は復讐を終えたサスケですが、どんどん強くなるナルトへの嫉妬や、うちはに対する木の葉隠れの人々への復讐心は残ったまま、やはり里には戻ってきませんでした。
ついに開戦した「第四次忍界大戦」。忍連合軍は各部隊をそれぞれの戦場に送り出し、激戦の死闘を各地で繰り広げます。暁に狙われる存在であるナルトは復活した綱手の命で、八尾の人柱力であるキラービーと共に九尾チャクラコントロールの修行のために雲隠れへ向かいます。
Xdgs7xm7z1s47whlpmrt
その頃、トビは長門の輪廻眼を手にし、10万体の白ゼツを作り出していました。薬師カブトと接触してからは穢土転生の術で蘇生させた忍を加え、着々と戦争への軍備を整え始めます。
忍連合軍が結成されるのですが、これまでの里同士の確執が団結力を弱めてしまいます。しかし、それを無くしてしまう我愛羅の演説は何度聞いても感動します。今までにない数の忍びたちが出陣するシーンや、10万体の白ゼツが映るシーンは、アニメならでは視点展開で圧巻の一言につきます。
青年期になってから、ナルト全体でも最も沢山の忍が登場してきます。穢土転生ならではの、過去の知り合いや大物との戦いは面白くもあり、迫力があります。そして何よりチョウジのように、青年期になったことで大人になり、新たな術を習得して行くのを見られるのも楽しいです。
戦争のことを知らされずに九尾チャクラコントロールの修行をしていたナルトでしたが、ついに戦争のことに気づき、キラービーを説得してともに脱走をします。しかしその道中で穢土転生によって蘇ったイタチと長門と戦闘になりますが、イタチは自身の写輪眼を使うことで穢土転生の呪縛から逃れ、長門をナルトと共に封印しました。
Oqta4xzktks23gdwncee
その後イタチは、術者であるカブトを殺すことで穢土転生を阻止しようと彼のもとへ向かいますが、カブトは「うちはマダラ」を蘇生します。それに気が付いた五影はマダラの向かった戦場へ向かいます。その頃ナルトはキラービーと共に穢土転生で蘇った人柱力達に襲われていたが、九尾と和解することで九尾のチャクラを完全にコントロールし始めます。
Vtblizvyti9z8c3pv4li
割と騙されやすいところは少年期から変わっていないようです。しかし里や仲間のピンチには居ても立っても居られない所も青年期になっても変わらないところがナルトのかっこよくて惹かれるところではないでしょうか。また、ついに九尾と和解しましたね!九尾の素直じゃないところが少し可愛いですよね。
万華鏡写輪眼を手に入れたサスケは、ナルトを殺すために戦場へ向かっていましたが、道中で蘇ったイタチと出会います。イタチの後を追いかけ、共にカブトを倒します。カブトを倒したことで穢土転生の効力が消え、蘇生されていた忍は消滅していきますが、マダラだけは己の写輪眼の力で現世に留まります。
Y2irc0zg9nmjmhz28azb
戦場で戦っていたカカシの一撃を喰らい、面を割ってしまったトビの正体は、過去に死んだはずのカカシの親友の「うちはオビト」でした。オビトの過去を知ったことで戦意喪失するカカシでしたが、ナルトの皆を守ろうと必死に戦う姿を見て、自身もナルトを守るためにとオビトと戦います。しかしオビトと合流したマダラは八尾と九尾を捕まえるために十尾を無理やりにも不完全な状態で復活させます。
幻術にかかったカブトを見ていると複雑すぎて自分も幻術にかかったような気がしてしまいます。また、オビトの過去とナルトの夢の回想は、そんなこともあったなぁと少し懐かしく感じます。それと同時にやはりナルトの頑張りに勇気をもらいます。
十尾の人柱力となったオビトに苦戦を強いられてしまう忍連合軍。一方サスケは、イタチが木の葉の里を守ろうとしていた事実を知り、本当に木の葉を潰していいのか悩んでいました。サスケは自分の意思を決めるために大蛇丸を蘇生させ、穢土転生で歴代の火影を蘇らせます。過去の火影から話を聞いたサスケは木の葉の里を守ることに決め、火影たちとともに戦場へと向かうのでした。
Kbfnsflxzthfhynwmxgp
歴代火影とサスケが加わることで十尾を引き抜くことに成功したナルトは、マダラの「月の眼計画」を止めるためにオビトを説得します。その説得の中で、オビトは火影を目指してた少年期がナルトと重なり、ナルトに自身が夢見ていた里の、世界の未来を見るようになります。
サスケが木の葉に戻るか決めるところは、今回もまた戻ってこないのではと不安になりました。しかし遂にサスケが戻ってきたことに皆が驚く中で、ナルトは戻ってくることを信じていて、むしろ「遅い」と言うところには親友では収まらない絆の強さを感じます。
ナルト達は「月の眼計画」を止めるためにマダラに戦いますが、マダラの無限月読によって計画が実行に移されてしまいます。世界中の全ての者が幻術にかかってしまう中、サスケの「須佐能乎」により、ナルト、サスケ、サクラ、カカシの第七班は「無限月読」を防ぎます。勝利を確信したマダラでしたが、そんなマダラもじつは黒ゼツに利用されていたのでした。
Agxs60xsflx1b9uk2qhk
黒ゼツの目的は大筒木カグヤの復活であり、過去に忍世界を作り出した大いなる母の復活を望んでいました。圧倒的な力でナルト達は窮地に追いやられますが、オビトの協力や、第七班のチームワークを駆使することでカグヤの封印に成功します。
大筒木カグヤは忍界の母と言うだけあって強さが圧倒的です。しかしそれに勝る第七班のチームワークはとてもかっこいいです。カカシは連携して戦うナルトやサスケ、サクラを見て「大好きだ」と言うのですが、その言葉に今までの第七班に対するカカシの想いが詰まっているようでグッときます。
恐らく青年期の中で最も激しい戦いになります。カカシも「須佐能乎」を習得し、漫画では正直動きがよく分からなくなるくらい動きが激しいです。その点、アニメは飛ばしたり飛ばされたりが分かるので、動きにはついて行きやすいかもしれません。
カグヤを封印することで終局を迎えた第四次忍界大戦でしたが、サスケが平和の為にと五影達・尾獣の処刑、闇を抱える忍びの里を新たに作り変える革命を宣言します。そんなことは間違っていると、サスケを連れ戻し決着をつけるためにナルトはかつて二人で戦った「終末の谷」へと赴きます。
長きに渡る因縁の戦いは死闘中の死闘、二人とも片腕を失い、その後もふらふらになりながら殴り蹴り合いますが、ナルトの曲がらない忍道にやっとサスケの心が動き、自ら負けを認めます。そして二人で皆の無限月読を解き、第四次忍界大戦は幕を降ろしたのでした。
Pc3vzjtlenwyueyjg5lh
サスケとナルトの最後の戦いになるのですが、正直大筒木カグヤとの叩きよりも白熱していて、ナルトの戦いの中でも1位2位を争う迫力満点の戦いです。最後はサスケが負けを認めるのですが、ナルトのサスケを追いかける理由が「親友だから」と聞いたときのサスケの涙には、もらい泣きしてしまいます。
青年期に集大成がナルトとサスケの戦いであり、さらにサスケの涙というのがなんとも言えません。これまでサスケのために涙を流していたナルトやサクラを見ているからこそ、サスケの涙には感慨深いものがあります。
その後六代目火影にカカシが任命されたこともあり、サスケの里抜けへの罰は特になく、里も徐々に復興が進んでいました。しかしサスケは自ら旅を申し出て、各里等を見て周るのでした。そしてヒナタの想いはナルトに届き、漫画ではともにデートを、アニメでは結婚式を挙げます。挙式には里の仲間はもちろん、イルカはナルトの父として、サスケも文でナルトたちを祝いました。
Uplcdls9ii3ezz14m6j3
皆が歳を重ね、見た目もとても大人になっているナルトやその同期たちですが、少年期や青年期とは違い落ち着きがあります。しかし、時折ばかなこともしているのが木の葉の忍らしです。そして何より、ナルトとヒナタがカップルになります。漫画のデートでも暖かい気持ちになりますが、アニメの着物姿のヒナタがとても綺麗で、自分の家族の挙式を見てるような気分になります。
とても簡単にですが、ナルトのストーリーの魅力は伝わったでしょうか?本当はもっと深い話がたくさんあるのですが、それはぜひ実際に読んで見てみて下さい!ナルトの面白いところは漫画とアニメでは少し違う内容だったり、アングルだったりするところです。漫画が原作なので、その後にアニメを見るのをお勧めします!
ここまで読んで頂いて分かる通り、少年期から青年期、結婚に至るまでとてもストーリーは長いです。その分、どんどん強くなるナルトの周りとの絆にも注目して欲しいです。笑いあり、感動ありのナルトをぜひ楽しんで下さい!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/jworldtokyo/status/985688315784445952?s=21