【君の名は】君の名は。とは【聖地・飛騨高山】
アニメーション作家、新海誠(しんかいまこと)の6作目に当たるアニメーション映画です。2017年の7月には、日本国内の興行収入がなんと250.3億円を達成したことが公開され、これは日本の歴代興行収入ランキングだと『千と千尋の神隠し』、『タイタニック』、『アナと雪の女王』に続く第4位を記録しました。
更に国内だけでなく世界に広げて見ると興行収入は3.55億ドルにもなり、千と千尋の2.75億ドルを遥かに超え、日本映画の歴代1位ということになります。また主題歌の、RADWIMPSが歌う「前前前世」も共に大ヒット!日本を代表するアニメーション映画作品です。そんな君の名は。で女側の主人公である宮水三葉が住む田舎町、糸守町のモデルと言われている聖地・飛騨高山についてまとめていきます!
『小説 君の名は。』が「紀伊國屋書店ベストセラー大賞」をいただきました!書店前ではあらためて面置きも。毎週行く本屋さんでのことなので、とても嬉しいです。小説版を手にとっていただけた方々、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/77iwBkmCmd
— 新海誠 (@shinkaimakoto) March 23, 2017
【君の名は】宮水三葉の紹介【聖地・飛騨高山】
宮水三葉(みやみず みつは)
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ダブル主人公である本作の女性の主人公です。もう一人の主人公・瀧とは真逆の環境で生活しており、岐阜県糸守町という山奥の田舎町に住んでいる女子高生です。
誕生日は瀧と同じ12月1日。実家が宮水神社という神社であり、妹の四葉とともに巫女を務めています。母親の二葉は病死しており、父・俊樹は糸守町の町長を務めていますが家を出ています。そのため祖母の一葉と妹の四葉との3人暮らしです。そんな田舎での生活に飽き飽きしており、東京での正反対の暮らしに憧れを抱いているという、神社の生まれということ以外は至って普通の年頃の女の子です。
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【君の名は】三葉の住む岐阜県糸守町【聖地・飛騨高山】
主人公・宮水三葉が住んでいるとされる、岐阜県糸守町(いともりちょう)という田舎に関して、作中での説明、また描かれている部分を紹介します。
・21時に終わるコンビニ
・カフェがない
・でもスナックは2軒ある
・糸守湖という湖が存在する
まさに誰もが思い浮かべる田舎町といった感じですね。17歳の年頃の女子高生にとっては確かに嫌になってしまう環境かもしれませんね。
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【君の名は】モデルは岐阜県の飛騨高山【聖地・飛騨高山】
三葉の住む「糸守町」は、岐阜県の飛騨高山がモデルと言われています。三葉は学校と自宅である神社の往復でのシーンがほとんどなのですが、三葉を探しに来た立花瀧と、付き添いの藤井司、奥寺ミキの3人が飛騨地方を聞き込みなどしながら巡るシーンで、多くのスポットが登場します。
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【君の名は】聖地スポット紹介【聖地・飛騨高山】
聖地となっている有名な場所を紹介していきます。
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飛騨古川駅
瀧が三葉を探しにやってきたときに到着する駅です。「君の名は。」の聖地巡礼のため飛騨に訪れる人の多くがここに立ち寄ります。
飛騨古川駅前のタクシー乗り場
三葉の住む糸守町についての情報を得るために、瀧が描いた絵を見せながら聞き込みをする場面で登場しています。聖地巡礼のついでにタクシーで飛騨を巡るのもいいかもしれませんね。
飛騨市図書館
糸守町に関する、より正確な情報を集めるために立ち寄った図書館です。聖地としては人気の高いスポットの一つです。
宮川町落合バス停
瀧たちがいろんな人に話を聞き歩くものの、ほとんど有力な情報を得ることができず、がっかりして肩を落としている場面に使われています。
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【君の名は】聖地スポットお店編【聖地・飛騨高山】
続いてお店編です。
味処古川
瀧を心配し付き添いでついて来た藤井司と奥寺ミキが一緒に五平餅を食べていたシーンに登場するお店のモデルとなっているお店です。藤井と奥寺が五平餅を食べているときも瀧は一人黙々と聞き込みをしているという印象的なシーンでした。2人が食べた五平餅をぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
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渡辺酒造店
ここは作中で登場したりモデルとなっているお店ではありませんが、巫女の三葉による"口噛み酒"のモチーフとなっている「聖地の酒」というお酒がが販売されているお店。口噛み酒も、君の名は。には欠かせない要素ですよね。記念に買ってみるもいいかもしれません。
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【君の名は】糸守湖という湖は存在する?【聖地・飛騨高山】
作中では、三葉の住む町に大きな湖があり、糸守湖と呼ばれています。この湖は実在する湖なのでしょうか?それともそれに似たモデルが飛騨高山にあるのでしょうか?
作中、キーポイントとなるこの湖ですが、飛騨地方にこういった湖はないようです。この糸守湖は、あらゆる湖を参考にして描かれたもののようです。新海誠監督が長野県出身であることから、長野県にある松原湖や、あの有名な諏訪湖がモデルとなっているのでは‥という憶測が多く飛び交っていますが、特に諏訪湖は最有力候補です。
糸守湖といえば、作中で「以前ティアマト彗星が落下した跡で出来た湖」とされています。日本国内では、彗星の落下によって出来た湖というのは存在しないので、その経緯は外国の湖を参考にしているのかもしれませんね。
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【君の名は】三葉の実家、宮水神社のモデルは?【聖地・飛騨高山】
作中では糸守神社とよく言われていた「宮水神社」。主人公・宮水三葉の実家です。ここの伝統として口噛み酒のシーンが出てきます。宮水神社のモデルに関して、決定的な情報は出ていませんが、ネット上では二つの神社が候補に挙がっているようです。
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・岐阜県、飛騨山王宮日枝神社
高山市にある神社です。鳥居などがとても良く似ているそうなんです。この説が一番有力なのではと噂されています。
・岐阜県、気多若宮神社
こちらは灯篭の形が似ているということで候補に挙がっているようですが、鳥居の色も全く違うということで少し無理があるのでは?とも言われています。
真相は分かりませんが、こうやって憶測を立てるのも楽しみの一つですね。
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【君の名は】人気の聖地、東京編【聖地・飛騨高山】
三葉の住む町のモデルとされている飛騨高山についてまとめましたが、最後にもう1人の主人公・立花瀧の住む東京のシーンでの一番有力なモデルが判明している場所を紹介します。
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君の名は。のラストシーンで瀧と三葉が再開するシーン。都心が一望できる高い場所から長い階段がかかっており、そこを瀧が上がって、三葉が下がっていくことで二人がすれ違い、その瞬間何かを感じた二人が振り返るという、物語のクライマックス、一番の名シーンと言ってもいいでしょう。そのシーンに使われている場所がほとんど確定と言っていいほどはっきり判明しています。
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それは、東京の四谷にある「須賀神社」です。同じ名称の神社が全国にたくさんあるようですが、東京の須賀神社がこのシーンとほぼ一致しています。そのため君の名は。の聖地としてかなりの人気スポットになっており、上映後の土日は多くの人が聖地巡礼に訪れたそうです。
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【君の名は】まとめ【聖地・飛騨高山】
今回は岐阜県の飛騨高山についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
瀧が住む東京の聖地も人気が高いですが、三葉の住む飛騨高山は都内からも遠く、旅行・観光として行ける場所ということで聖地巡礼としてはとても人気が高いようです。宮水神社の一番有力なモデルも飛騨高山ですし、物語の重要なシーンは全て網羅できるのではないでしょうか?とっても魅力的な飛騨高山、君の名は。ファンであればチェック必須!とってもおすすめの場所です。
NEWS: 韓国・ソウルにて『新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-』開催! | https://t.co/AH9sO2Wzbr
— 新海誠作品PRスタッフ (@shinkai_works) July 11, 2018
7月13日から韓国・ソウルにて開催!台湾・台北に続いて海外巡回第2弾です。
期間:2018年7月13日~9月26日
場所:芸術の殿堂 ハンガラム美術館https://t.co/f7PeZUXoA6 pic.twitter.com/jzZ1bBw7vn