SAO朝田詩乃、シノンのキャラクター紹介
SAOにおけるファントム・バレット編にて初登場したヒロインのシノン。重火器や銃をメインとしているネットゲーム「ガンゲイル・オンライン」の少ない女性ユーザーの1人です。そんなGGOの中でも実力は確かなもので、スナイパーライフルを駆使してゲーム内のPvP大会で優勝を目指すほど。
誕生日は2009年の8月21日生まれ。身長が150cm、体重が42kg。同世代よりも非常に大人びた性格をしており、基本的には自分で何でもこなそうというところが見えます。しかし、そういったところもシノンの今までの経験などから来ていることから、彼女自身大変な思いをしながら生きてきたということがうかがえます。そして、そういった部分からキリトには辛辣な言いかたになるシーンがいくつも見られます。
現実世界のシノンは朝田詩乃という女子高生
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SAOにおけるシノンが現実世界でも髪が短くボーイッシュな髪型で、違いはメガネをかけているというところ。そして、朝田詩乃という名前の女子高生です。しかし、メガネには度が入っておらず、伊達メガネ。高校は東京にあり、文京区湯島のアパートにて一人暮らしをしています。幼いころに父親をなくしており、その時のショックから母親の精神が逆行してしまいます。女子高生である朝田詩乃がなぜ一人暮らしを選択したのか、というのは過去にある出来事が理由となります。
友人には新川恭二という男子生徒がいます。彼だけは朝田詩乃のことを理解しており、彼の前では朝田詩乃という人間を出すことができるようです。しかし、朝田詩乃からすると恋愛感情というものはなく、本人からするとただの友人でした。しかし、その後に彼から告白されることになるのですが、そこから朝田詩乃の感情は徐々に揺れ動くこととなっていくのです。
SAOシノン、朝田詩乃の過去
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SAOにおけるGGOでスナイパーライフルをメイン武器にしているシノン。そして、女子高生ながら親から離れて一人暮らしをしている朝田詩乃。彼女の過去は壮絶なものでした。父親を亡くし、母親の幼児退行で母親を守られなければいけないと強く思っていた幼いときの朝田詩乃。そんなとこからか、母親を守るためという意味で自立心が高いところが見受けられます。
そして、母親を守るという気持ちが強く出たのが11歳のときに行った郵便局での出来事。母親と一緒に郵便局へ行った朝田詩乃は強盗事件に巻き込まれてしまいます。そして母親を守るために銃を奪って犯人に対して威嚇射撃を行いました。しかし、子供がすることであり臆せず彼女の元へと近寄り、掴みかかれその時に再び引き金を引いて射殺してしまいます。殺されかけたことから正当防衛が成り立ちますが、人を殺してしまったという罪悪感が大きくなり、それに加えて唯一の親である母親にもそのことから化け物のように見られることに。そこから名前は公表されなかったとはいえ、徐々に押しつぶされPTSDを発症してしまうのです。
銃とシノンの関係
過去に銃を使って人を殺してしまうという経験をしたシノン。SAOの中でも壮絶な過去を持つ1人といっても過言ではありません。PTSDによって銃の写真やそれに関することを見ただけでも動機や嘔吐してしまうことがあります。しかし、なぜそんなシノンが銃を使うことをメインとしたゲームのGGOをプレイしていたのか。それは過去のトラウマを克服できるのではと考えたからです。
友人の勧めで始めたGGOだったのですが、そこで銃を扱うことに関しては発作が出ることがありませんでした。こういったことから、このゲームで強くなればトラウマを克服できるのはないかと考えて必死に腕を磨き始めます。一人暮らしの女子高生なのでお金の面など大変な部分はありますが、克服するためにプレイし続けています。SAOのシノンにとって銃とは「朝田詩乃」では克服できなかったトラウマを「シノン」によって強くなり、乗り越えなくてはいけないものなのです。
SAOシノンはGGO内でトップクラス
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シノン自身のトラウマの克服のために始めたGGO。スナイパーライフルを手に取り、その腕を磨いていきます。意外にもそこまでプレイ時間は長くないシノン。しかし、勧めてくれた友人をすぐに追い抜かしベテランプレイヤーとなっています。もちろん、そこは装備や自身のステータス構成なども関わってきますが、先にプレイしている人を抜くことができるというのは彼女自身の賜物だと言っていいでしょう。そして、GGOでは着弾予測円とい当てるのも難しいというシステムを採用しているのですが、このゲーム内での初弾命中率は100%を誇り、自身のスナイパーライフルのウルティマラティオ・へカートⅡの性能を加えると、初弾でも敵を倒せるスペックを持っています。
実は遠距離攻撃だけではないシノン。以前には近接戦闘を行っていた経験もあるところから、接近戦での戦いもスナイピングほどとはいかなくても、実力を持ち合わせているようです。それに加えてレア度の高いサイドアームを装備しているので、接近されたときの備えができているということなのでしょう。
GGOシノンとALOシノン
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GGOでの事件後、アスナやリズベットと仲良くなったシノンはALOに誘われます。そんなシノンがALOで選んだ種族はケットシー。耳がついているのが特徴。そして、GGOで銃を使って遠距離攻撃をしていたシノンが選んだ武器はALOにおける遠距離武器の弓です。ALOでは癖があり扱うことが難しいと言われている弓を、精度の高いスナイピングやその能力で仲間たちを助けるシーンがいくつも出てきます。実際は魔法よりも距離が届かないとされる距離を射るシーンがあったり、この射程距離では足りないと弓の伝説武器を狙っているほどの腕前です。
劇場版SAOオーディナルスケール時のシノン
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ここでは朝田詩乃と同じくメガネをかけた姿で登場。ARゲームである「オーディナル・スケール」を舞台とした劇場版アニメの作品だからなのか現実と近い姿をしているのかもしれません。そんなオーディナル・スケールでもシノンは銃を使った遠距離武器を持って参戦。キリトが苦戦しているところに駆けつけて助けます。彼女の要素も加わりボスを倒すことが成功できたりと、彼女の活躍がかっこよく描かれています。
アリシゼーション編ではソルスを扱う弓手
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まだアニメ化はされていませんが、原作のアリシゼーション編でシノンの活躍を見ることができます。スーパーアカウント02のソルスを使って、窮地に立たされているアスナを助けるために登場。専用の白弓「アニヒレート・レイ」を持ち、無制限に飛ぶことができる能力も持ち合わせています。外見はGGO時代の衣装である群青色を基調とし、翼のパーツが浮遊しています。遠距離攻撃を主とするためか、比較的軽装の防具を装備しているのが特徴です。
SAOゲーム版インフィニティ・モーメントに登場したシノン
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アニメや原作で初登場したのがファントム・バレット編のシノン。しかし、ゲーム版ではアインクラッド編のIFストーリーということで、SAOのゲーム内に登場しています。メディキュボイドにてPTSDの治療を受けていたシノン。しかし、カーディナルのシステムエラーによってSAOの世界へとダイブさせられてしまいます。そんなところから原作とは大分違った形での登場となっており、原作との矛盾などもいくつか存在します。しかし、武器が弓であったり、緑を基調とした服を着ているところから原作のGGOをイメージとして作られているところが見えてくるので、ファンのかたはチェックしてみるとよいかもしれません。
IMからゲーム版SAOのホロウ・フラグメントへと移ったシノン
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アニメSAOのファントム・バレット編が始まる3か月前に発売されたホロウ・フラグメント。IMから続けてシノンは続けて登場しています。ここでも遠距離武器を得意とするキャラクターとして存在し、もちろん好感度を上げられるヒロインの1人となっています。そして、このゲームにおけるシノンの衣装が過激だと話題で、デンジャラスハンタースーツを着たシノンは一見の価値がありです。そして、このゲームが3ヶ月経ってから放映されたアニメに挿入されたCMではシノンが主体となったCMが放送されるなど、手がこんだ演出がされています。
ゲーム版SAOロスト・ソング内でのシノン
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引き続きゲーム版SAOであるロスト・ソングでもシノンは登場しています。ここではALOのときと同じく種族はケットシーです。そのため、耳つきシノンファンにはたまらない姿となっています。原作やアニメ版に準じた容姿であり、緑をメインとした服に胸当てと軽装というイメージと合った装備です。そして、今回はゲーム上初めて槍を使う姿が。ケットシーという種族に相応しい使い魔を使うことも可能です。ここではPTSDは克服はできていませんが、克服するために奮闘する様子が見えます。
ホロウ・リアリゼーションでは近接メインのシノン
ロスト・ソングでは近距離戦闘がメインではなかったシノンですが、主な武器を槍へと持ち替えて本格的に近接のキャラクターとして登場。舞台である「SA:O」では弓や銃といった武器が存在しないので、比較的射程が取れる槍を選んだのかもしれません。この作品ではゲーム版におけるシノンのストーリーが進んでいき、どういう過去があったのかということが明かされてきます。原作やアニメのようにGGOをプレイしていないシノンですが、因縁とも言える相手と出会うこととなってしまいます。
フェイタル・バレットではSAO原作やアニメとは違うスナイパーシノン
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そして2018年2月8日に発売されたフェイタル・バレットではSAO原作やアニメとは違い、ここでようやくGGOのような姿となり銃を扱うようになります。原作と同じくスナイパーライフルを扱い、サブの武器もアニメに合わせた装備となっています。ゲーム内でもスナイパーとしての役割が大きいので、立ち回りが大切です。そして、ここまでのストーリーが繋がり、シノンを更に知ることができますのでプレイしてないかたはプレイをしてみてください。
おっちょこちょいな部分があるシノン
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ここまでかっこいいシノンであったり、憂いのあるシノンを見てきましたが実はおっちょこちょいな部分も多々あります。キリトと最初に出会ったときは、彼のアバターが長髪で女の子に見えたことから勘違いをしてしまいます。そして、まだプレイして浅いだろうと考えたシノンはそのままGGOの手ほどきを始めたり、世話好きという部分や思ったことをそのまま行動したりするシーンも。そんな早とちりをしたり、キリトが男だと分かった後のシノンは非常にかわいく、そのギャップもまた彼女の魅力と言えます。
SAOシノンの担当声優は沢城みゆきさん
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SAOのシオンこと朝田詩乃の担当している声優は沢城みゆきさんです。「ルパン三世」シリーズ峰不二子役。「ココロコネクト」稲葉姫子役。2018年に始まる「ゲゲゲの鬼太郎」では5代目鬼太郎に選ばれています。この他にもゲーム作品や吹き替えなども多く出演している声優さんです。
長野県出身の東京育ちで、「デ・ジ・キャラット」の新人声優オーディションに参加したさいに審査員特別賞を受賞。演技経験のないまま声優デビューをはたします。しかし、その後にマウスプロモーションに所属し演技を改めて学んだ経験があります。そして、声優の沢城千春さんは沢城みゆきさんの実の弟です。
かっこかわいいシノンの魅力
かっこいいところもあり、その壮絶な過去から非常に大人びている朝田詩乃。それを乗り越えるためにシノンとして戦い続けます。しかし、そんな彼女も抜けているところがあったり、年相応の反応をするところを見ているとそんなギャップから愛おしく感じてきます。大人びたクールさを持ち合わせながらも、女子高生としての可愛さを備え持つシノン。こんな彼女だからこそ大きな人気を持ち、ファンがたくさんいるのかもしれません。