【聲の形】主人公石田将也とは?
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— 映画『聲の形』公式 (@koenokatachi_M) May 16, 2017
聲の形の主人公は2人おり、その1人であるのが石田将也です。黒髪でオールバックにも短い髪を立てているようにも見える少年。同級生とは度胸試しと言って様々な遊びをしていたことから、運動神経がよいほうだということも分かります。
聲の形では小学生編と高校生編と分かれていますが、小学校時代の石田将也はやんちゃな男の子というキャラです。度胸試しという川へと飛び込む遊びなどをしていたりと、元気な男の子でした。高校生になると心境が変わったのかやんちゃだった部分が見えなくなっており、年相応の悩める若者という印象になります。
【聲の形】石田将也と西宮梢子の関係は?
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聲の形の主人公の2人。石田将也と西宮梢子の関係は小学校編から始まります。石田将也は度胸試しが友人がやめようと言い出したことによってできなくなります。それによってつまらなさを感じていたところに聴覚障害を持つ西宮梢子が転校してきました。同じクラスメイトとなった石田将也の興味はそちらへと移りました。
最初は石田将也は小学生だったこともあって、知らないことに興味があるといった好奇心から来る行動を西宮梢子に向けて行っていました。しかし、西宮梢子に対していじめが始まったりと徐々に石田将也の心境も変わってきます。そして、高校生編ではまた石田将也の環境も変わり、西宮梢子への想いも変わっていくことになりました。
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【聲の形】小学生の石田将也はどういう少年?
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好奇心旺盛でやんちゃな少年だった聲の形の主人公である石田将也。それによって西宮梢子にちょっかいをかけたりなど、多くのことをしています。本当に声が聞こえないのかどうか、後ろの席だった石田将也は大きな声を出してみたりなどをして、担任の先生に怒られているシーンなどもありました。
最初は表に出ていなかったいじめでしたが、石田将也はそれに関して気付いている様子でした。しかし、本格的にいじめが始まった黒板に書かれた言葉に対する西宮梢子の反応に怒りなどではなく、消してくれた石田将也に対してお礼をしたことで、どういうリアクションを取るのか面白がるようになってしまいます。
そこからいじめの主犯格になってしまう石田将也。しかし、いじめがクラスの議題になったことで石田将也が主犯格という事実が表に出ることで、自分自身もいじめの対象に。西宮梢子が石田将也に対して様々やってくれていたこともいじめだと思っていたのですが、再び転校したときに助けてくれていたことに気付きます。自分自身が同じ立場に立ったからこそ、その行為がどれだけ愚かだったのかということに気付けたのかもしれません。
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【聲の形】高校生になった石田将也は?
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小学生編では西宮梢子へといじめをしていた主犯格であり、後に自分もいじめの対象になってしまった石田将也。こういった重い題材になっている聲の形ですが、石田将也はいじめをしていたという事実もあり中学生、高校生になって孤立していくこととなりました。
人間関係に関して他人に嫌悪感を抱き自分で孤立を望んだ石田将也でしたが、その感情を持っているという自覚もあり自分自身のことを好きでないと考えています。しかし、このまま死ぬのであればやりたいことをやって死にたいという気持ちが生まれ西宮梢子へと謝罪しようと決意することにしました。
いじめられていた本人が遅れて謝罪されたらどう思うか、というのはあるかもしれません。しかし、石田将也の場合は自分自身もいじめの対象にされ、孤立した生活を送ってきました。同じ立場になりそれでも謝罪がしたいと感じた石田将也は大きな決意をしたと考えられます。
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【聲の形】石田将也と西宮梢子の再会は?
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聲の形で聴覚障害を持つ西宮梢子へと会うためにいきなり行った石田将也は再会することができました。最初は逃げられましたが、どうして自分がここに来たのか、どういう想いなのかを伝えることができます。西宮梢子へどうやって伝えることができたのか。それは石田将也が手話を勉強したことで、西宮梢子と会話することができるようになったからです。
その後再び会うことになるまで迷ったりなど石田将也も悩みます。その間に自分自身も変わらなくちゃいけないのでは、と少し考えるようになり、そこから石田将也も徐々に変化が生まれていきます。
西宮梢子との再会をきっかけに変わっていく石田将也なのですが、そういったことからも西宮梢子との関係は非常に重要だったということが分かります。そして、周りの人の顔がしっかり見えなかった石田将也でしたが、普通に見える人が出てくることになるのです。
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【聲の形】石田将也はどう変化していったのか
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聲の形では石田将也の母親も登場するのですが、母親に借りた170万円を返すためにバイトをしていた様子を見ることができます。しかし、それを返した後に石田将也は自殺を考えていました。自殺をやめたのも西宮梢子との再会がきっかけになっており、このような部分もまた心境の変化と言えるでしょう。
石田将也の罪悪感によって自己満足と言われたりすることもありましたが、その償いのために西宮梢子を助けるように様々なことをしていきます。そういった行動によって西宮梢子の母親にも気持ちが伝わることとなりました。
再会したのは西宮梢子だけではなく、同じくいじめをしていたクラスメイトと再び関わり始めます。そこでまた石田将也は悩み苦しむことになるのですが、彼自身が変わったことによって周囲も変えていきました。
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【聲の形】石田将也と西宮梢子の最後は?
聲の形の原作は7巻で完結するのですが、その7巻ではそれぞれが高校を卒業した後の進路のことに関してのシーンがあります。それは西宮梢子のこともあり、彼女のやりたいことや進路に対して石田将也と喧嘩することとなります。そして、進路でみんなが東京へと行く中で石田将也もまた理容師になるという決意をして西宮梢子が進路として行く東京へと見送ります。
ラストのシーンでは聲の形に登場するキャラたちの成人式なのですが、それが終わった後に小学校の同窓会が待っていました。手を繋ぎその扉へと入っていく2人ですが、入っていた後にどうなったのかというのは分かりません。それはハッピーエンドだったのか、違うのか。読者がこの先どうなったのかを考えさせられる最後ですが、ハッピーエンドであって欲しいと願うばかりです。
【聲の形】アニメ映画版で石田将也役は入野自由さん
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聲の形では原作は漫画ですが、アニメ映画化されています。そのアニメ映画版の聲の形にて石田将也を演じたのは入野自由さんです。入野自由さんは4歳から劇団へ入っており、子役として活躍をしていました。1995年に声優デビューをしており、「千と千尋の神隠し」ではハク役をしたことで宮崎駿監督のメインキャラで最後の職業声優となりました。
入野自由さんは紹介させていただいた作品以外にも多く出演しており、知名度を上げた「キングダム ハーツ」では主人公のソラ役。「おそ松さん」では松野トド松を演じています。声優業の他にも音楽活動もしており、4枚シングルを出していたりアルバムも発売されています。気になった人はぜひ聞いてみてください。
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【聲の形】石田将也の少年時代を演じたのは女優の松岡茉優さん
聲の形では小学生編と高校生編と分かれていますが、その石田将也の少年時代を演じたのは女優の松岡茉優さんです。松岡茉優さんは多くのドラマやバラエティ番組にも出演している女優で、「おはスタ」に出演していたこともあります。
大河ドラマ「真田丸」では真田信繁の正室である春役を演じていました。CMにも多く出演していることもあり、テレビを見ていると必ずどこかで見ていることがあるのではないでしょうか。
【聲の形】石田将也の影響は?
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聲の形の主人公でありヒロインの西宮梢子によって変化をしていった石田将也。しかし、石田将也の行動によって変わっていったキャラたちもいます。それは友人として出てくる他のキャラはもちろんですが、その周囲であったり、親も石田将也の影響を受けたのではないでしょうか。
聴覚障害を持つ主人公と、それに興味を持ってしまいいじめを始めてしまうもう1人の主人公。非常に重い題材である聲の形ですが、これを読んだりアニメ映画を見たことで考えさせられた人もいるのではないでしょうか。石田将也がどのように変化していったのか、どのような影響を与えたのか、という別の視点から見てみるのも面白いと思います。
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