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ダリフラ

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「ダリフラ」の漫画版作者は矢吹健太朗!アニメ版との違いや感想まとめ

2021.08.05

ダリフラことダーリン・イン・ザ・フランキスは日本のロボットアニメです。ダリフラの漫画版はTo Loveるの作者である矢吹健太郎さんが担当しています。原作であるアニメ版と矢吹さんの描く漫画版、その違いはどんなものなのでしょうか。

  1. 【ダリフラ】ダーリン・イン・ザ・フランキスとは?【矢吹】
  2. 【ダリフラ】ダリフラの世界はどうなっているのか【矢吹】
  3. 【ダリフラ】マグマ燃料と叫竜【矢吹】
  4. 【ダリフラ】フランクスとパラサイト【矢吹】
  5. 【ダリフラ】原作はアニメだが漫画版もある【矢吹】
  6. 【ダリフラ】原作アニメと漫画の違い【矢吹】
  7. 【ダリフラ】フランクスVSフランクス?【矢吹】
  8. 【ダリフラ】フランクス同士の戦いに躊躇うヒロ【矢吹】
  9. 【ダリフラ】4コマ漫画もあります【矢吹】
  10. 【ダリフラ】まとめ【感想】
ダーリン・イン・ザ・フランキスはTRIGGERとA-1 Picturesが共同制作した日本のロボットアニメです。この作品のスタッフには『天元突破グレンラガン』に携わっていた方が多いと聞きます。雰囲気も何となく似ていますね。公式での略称は「ダリフラ」です。
ダリフラは荒廃してしまった地球が舞台となっています。地球が荒廃してしまった理由としては、人類によるエネルギー資源の採掘によって環境破壊が進んだこと、「叫竜」という人類を脅かす存在が現れたこと、この2点が主な理由です。
ダリフラの世界で人類の生活を支えているものは「マグマ燃料」と呼ばれるエネルギーです。石油資源が枯渇した後に発見された資源で、すさまじいパワーを秘めているエネルギーでした。マグマ燃料を発見した人類は、これを利用して再び文明を築き上げました。このマグマ燃料はあらゆるものに利用できるのですが、その中でも最も注目されているのが不老不死の力でした。
手術によって人類は不老不死となり、代わりに生殖能力を失いました。当時の人間たちにとっては瑣末な問題だったでしょう。死ぬ恐怖と生殖能力を天秤にかけたら、やはり不老不死の力を得ようとするでしょう。これで人類は永遠を生きて繁栄すると思われたのですが、マグマ燃料の採掘場に叫竜が現れました。
叫竜たちが現れてマグマ燃料を採ることが困難になった人類は対抗策を考えます。そこで開発されたのが主人公たちが乗る「フランクス」です。やっと叫竜たちへの対抗手段を得た人類は、フランクスの開発に乗り出します。
フランクスはダリフラを象徴するロボットですね。フランクスの実験を重ねていくうちに生殖能力がある男女が必要であることがわかりました。この時にはすでに人類の不老不死化がかなり進んでいて、生殖能力を持つ人間もおらず手が打てない状態でした。だから、フランクスに乗るための存在は新たに作りました。
叫竜に抵抗するために作られた存在は「コドモ」と呼ばれ、作った人間は自らを「オトナ」と呼ばせフランクスを操って守るようにコドモたちを教育し、パイロットとして活躍できるコドモを「パラサイト」として戦わせました。オトナを守るのが使命で、そのために生まれてきたと教育を施しているので、主人公たち含むパラサイトは叫竜と戦うことに積極的に取り組むようになるのです。
ダリフラはアニメ原作です。漫画版は矢吹健太朗さんが担当しています。ダリフラは男女を強調するような部分もあるので性を感じさせるような描写もありますが、矢吹さんの絵だとより扇情的に見えます。矢吹健太朗さんといえば『ToLOVEる』の漫画を描いている人です。やはり女性キャラクターの絵では圧倒的なクオリティを見せてくれます。
漫画はジャンプ+で連載されていて、アニメの第6話の終わりにあたる部分が漫画の最新話です。原作に沿って作成されているので、話の展開にほとんど変わりはありません。アニメとは若干違った展開もありますが、明確に違う場面と言えば、まずはミツルがストレリチアに乗るシーンです。アニメでは正式パイロットでないヒロではなく、ミツルがゼロツーと共に出撃しました。
しかし、漫画版のダリフラではヒロがゼロツーと乗ることの危険性をミツルに説明しヒロは「自分がそうならなかった。自分なら大丈夫だから出撃する」と主張したのです。ミツルはヒロが正式なパイロットではないことを主張しましたが、ストレリチアに乗ることの負担や、ゼロツーと乗っても何の異常もなかったヒロに軍配が上がり、ヒロはゼロツーと共に出撃しています。
アニメのヒロは「落ちこぼれているのにまだ残っている」自分へのコンプレックスがかなり強く、ミツルが出撃すると聞いたときは自分を抑えてミツルに出撃させました。漫画ではミツルにゼロツーとともに戦うことが危険だと説得し、逆に自分は大丈夫だったと強く出ています。ミツルも反論するのですが、13部隊を管理しているナナからもヒロが出るべきと諭されます。
アニメと漫画のヒロでは、アニメの方がやや消極的というか、ヒロがパイロット適正がないことを引きずっているかのような印象でした。漫画ではまたとないチャンスに食らいついて離さない熱い一面を感じました。
また、アニメとの違いはもう一つあります。漫画の最新話がアニメの6話にあたる部分なので、13都市と26都市がキッシングした後の叫竜との戦いですね。アニメではなかったフランクス同士の戦いを見ることができます。戦ったのはストレリチアとAPE直属部隊の9's(ナインズ)です。
キッシングしている都市を守るための任務だったのですが、9'sはゼロツーを自分たちの所属へ戻すという「パパ」の命令に従い、出撃するストレリチアの行く手を阻みます。ゼロツーたちは対抗するもフランクス同士での戦いを躊躇ってしまうヒロは集中力を欠いてしまいました。いつも通りにストレリチアを動かせず、9'sにも遊ばれてしまい苦戦します。
フランクス同士の戦いというと、イチゴとヒロ、ミクとゾロメとの模擬戦がありますが、ああいった戦いではなくこちらはガチなバトルです。叫竜を目の前に味方同士で戦っている場合ではないのですが、9'sたちは何も疑問に思わずパパの命令を遂行します。
普通、目の前に叫竜がいたら迷ったり、休戦を持ちかけたりしますよね。9'sにはそれが一切ありません。逆にパパの命令に背くお前らがおかしいといった考えをしています。ダリフラの世界において、パパの存在というのはかなり大きいのだと思うと、少しゾッとしました。
また矢吹さんの漫画だけでなく、『だーりん・いん・ざ・ふらんきす』という4コマ漫画も存在します。絵を描いているのはmatoさんです。デフォルメされていて、原作や漫画版よりもコメディ要素の強い漫画となっています。一応、原作アニメに沿って話が展開されていて、最近連載を終えたそうです。やはりというか、こちらの方が平和で敵キャラにもギャグ要素があって読みやすいですね。
漫画版とアニメの話の展開はあまり変わっていませんが、ところどころ違っていたり表現の仕方が変わっていたり、アニメのシーンが漫画版では繰り上がっていたりと違いがあって面白いと思います。特に矢吹健太朗さんの絵が素晴らしいと思います。
スーツを着ているピスティル(女性パイロット)はアニメでも体のラインが出る格好でしたが、矢吹さんの絵ではより女性的な面が強調されていると思います。この先の話では水着やお色気シーンもあるので、男性読者の方は見ものですよ!
もちろん、そういうシーンだけでなく戦闘面も素晴らしいです。アニメにも負けない、むしろ漫画だからこそ味わえる戦いの楽しみがあります。フランクスが戦っている間のパイロットの表情や、命のやりとりをしている緊張感も味わい深いです。
アニメは終わっていますが、漫画はまだまだこれからです。Webで最新話は無料で読めますのでぜひ見てください。読んでいただきありがとうございました!
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1 (ジャンプコミックス)
価格 ¥ 702
ダーリン・イン・ザ・フランキス 2 (ジャンプコミックス)
価格 ¥ 702
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/DARLI_FRA/status/997855425633566720