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ワンピースで登場するデマロ・ブラックは別名「三枚舌のデマロ・ブラック」と呼ばれる偽ルフィで懸賞金は2600万ベリーです。麦わら海賊団が2年後にシャボンディ諸島に集結しようとしたのを利用し、デマロ・ブラックは偽ルフィになりすまして格上の海賊などを自分の仲間にしていました。
デマロ・ブラックは威勢はいいが、 相手によっては極端に弱気になってしまいます。また、運が悪いのもデマロ・ブラックならではですが、彼の性格は卑劣でその場しのぎな性格です。容姿の特徴としては本物のルフィとは明らかに違うポッチャリとした体格とやや色黒なのが特徴になります。
ワンピースでデマロ・ブラックの声を務めたのは声優の平田広明(ひらたひろあき)さんです。平田さんはワンピースでキャラクターの声優をいくつか担当していますが、平田さんがサンジ以外でワンピースのキャラクターを演じる時は「粗忽屋」の名義で活動しています。平田さんは1967年8月7日生まれの54歳です。声優ではアニメ以外にも吹き替えを数多く担当しており、俳優としても活動されています。
平田さんがこれまでに出演したアニメは『恋は雨上がりのように』の近藤真己役や『宇宙兄弟』の南波六太役、『犬夜叉』の睡骨役などを担当しました。吹き替えの声優としては『パイレーツオブカリビアン』の主人公であるジャック・スパロウなどを担当しています。平田さんの声の特徴は低音過ぎない渋さでカッコいい声をしているのが特徴で、声優として20年以上も活躍されている人気声優さんです。
デマロ・ブラックが三枚舌と呼ばれるのには理由があります。そもそも三枚舌という表現をあまりすることがありません。似たような言葉に二枚舌というものがあります。二枚舌というのは矛盾したことや嘘をつく人のことを指すことが多いです。このことから三枚舌というのは二枚舌よりもさらに嘘を重ねたものと考えられます。
デマロ・ブラックは嘘をつくことに長けたキャラクターです。偽ルフィとして仲間を募集することで本来の自分の懸賞金よりも格上の海賊を味方にしています。そのようなことから政府だけでなく味方をも欺くことから三枚舌と呼ばれているのかもしれません。
偽ルフィであるデマロ・ブラックと本物のルフィとの違いは沢山あります。そもそもデマロ・ブラックとルフィの体系は明らかに違くて、デマロ・ブラックは悪魔の実の能力者ですらありません。また、偽ルフィにツッコミどころが多いが、偽ルフィ以外の麦わら海賊団の一味も似ている要素のあるキャラクターが1人もいないのです。変装をするクオリティーの低さには驚きますが、そもそもルフィは銃のような道具を使いません。
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デマロ・ブラックの強さには疑問視される部分があります。デマロ・ブラックの懸賞金は2600万ベリーということで、強さとは別に政府はそれぐらいデマロ・ブラックを要注意としているのです。デマロ・ブラックは戦闘的な強さはほとんどなく、主に銃のみです。ルフィが懸賞金2000万ベリーのアーロンを倒した後に3000万ベリーになりましたが、その頃のルフィと比べても強さは劣るかもしれません。
強さでは劣りますが、政府が脅威に感じてるのはデマロ・ブラックの嘘をつく上手さかもしれません。格上の海賊をも仲間にしてしまうデマロ・ブラックがもし、多くの賞金首を率いることになれば政府も危険視するはずです。ただ、デマロ・ブラックの嘘が味方にバレるリスクが伴います。もし、バレた時には味方からの謀反が待ち受けることになるはずです。それらのことから政府はあまり高い懸賞金をかけていないのかもしれません
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デマロ・ブラックはかわいそうなことに運が悪いキャラクターのようです。麦わら海賊団の死亡説が流れたことで、デマロ・ブラックは偽ルフィとなって偽麦わら海賊団を作り上げました。出足は順調で本来であれば格上の海賊たちをどんどん仲間にしていくことに成功します。しかし、デマロ・ブラックの運が悪い出来事がここから始まるのです。
デマロ・ブラックの運が悪いところの1つ目は本物の麦わらの一味に喧嘩をふっかけてしまったところです。デマロ・ブラックは麦わらの一味死亡説が流れてから偽麦わら海賊団を結成しましたが、まさかシャボンディ諸島に本物のルフィや麦わらの一味がいるとは思ってもいません。そのため、銃を突きつけ発砲するも見聞色の覇気で避けられてしまい覇王色の覇気で気絶してしまいました。
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デマロ・ブラックの運が悪いところ2つ目が正式に海軍となった戦闘丸と出くわしてしまうことです。戦闘丸とパシフィスタは2年前の麦わら海賊団ですら戦っても勝てない相手だったのに、デマロ・ブラックの強さで勝てる相手ではありません。また、2年前の戦桃丸であれば海賊を捕らえることはできませんでしたが、今の戦桃丸は正式に海軍の一員なので賞金首になってるデマロ・ブラックを捕らえることができます。
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ワンピースで登場するデマロ・ブラックですが、偽ルフィとして反感を買ってしまいがちなところはありますが、視聴者からはウケのいいキャラクターです。ワンピースの人気キャラクター投票では上位にランクインしていませんが、悪役としてのキャラクターにはもってこいでした。
視聴者からはデマロ・ブラックのぽっちゃりとした容姿と最後のやられ方が見事という声も多いです。また、現在ではシャボンディ諸島のみの登場と登場シーンは決して多くありませんが、フィギュアなどでグッズ化されるなど人気があります。
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ワンピースで運が悪いキャラクターであるデマロ,ブラックについて紹介しました。偽ルフィとして登場してからやられる最後まで、面白いキャラクターを演じてくれたデマロ・ブラックは、登場シーンが少なくてもワンピースの視聴者にとってはインパクトの強いキャラクターでした。戦桃丸に捕まってしまいましたが、今後また登場してくれる機会があれば、今度はどの海賊団になりきるのか楽しみなキャラクターです。