マルタ観光の拠点、首都ヴァレッタ観光
引用: https://www.flickr.com/photos/50144889@N08/8545859029/
町全体が世界遺産のマルタ共和国の首都、ヴァレッタ。ここはもともと要塞都市だったのですが、現在ではお洒落なカフェやレストラン、ホテルなどが点在する散策するだけでも心はずむ観光スポットになっています。マルタの観光は、すべてここヴァレッタから。観光地を周回しているホップオン・ホップオフバスもおすすめ。1日乗り放題20ユーロ(2018年2月現在)となっており、とても便利です。
聖ヨハネ大聖堂でカラヴァッジォの作品を鑑賞
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1577年、キリストの授洗礼者聖ヨハネを称えるために建てた大聖堂です。隣接する美術館では、ルネサンス後のバロック期に登場したイタリア人画家カラヴァッジォ(1571年9月28日-1610年7月18日)の作品が数点鑑賞できます。カラヴァッジォは光と陰の明暗を明確にわける表現で知られる波乱の人生を歩んだ画家。
マルタの貴族のお屋敷見学
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16世紀に建てられた貴族のお屋敷(カーサ・ロッカ・ピッコラ)。総部屋数50の中から一部の部屋と地下の防空壕が一般公開されています。現在も10代目当主一家が住んでいます。内部には豪華な家具や調度品のコレクションの数々。一時だけのマルタ貴族気分が堪能できます。英語のガイドツアーがあります。
マルタの宝石、青の洞門観光
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4月から10月の乾季の旅行なら、ぜひ訪れてみたいのが青の洞門。有名なカプリ島の青の洞窟に負けず劣らずの美しさ。30分弱の間にいくつかの洞窟を周ります。青、蒼、水色、エメラルドグリーンと洞窟によって個性があり、どの洞窟も息をのむ美しさ。観光は午前中がおすすめです。料金は大人8ユーロ(2018年2月現在)。小舟の発着場所へは首都バレッタからバスの利用が便利。
マルタの要塞都市イムディーナ観光
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中世の面影を色濃く残す古都イムディーナ。マルタ共和国の首都がヴァレッタに移る前はここイムディーナが首都でした。現在はひっそりとした「静寂」に浸れる町に様変わりしています。狭い町なので、万が一迷ったとしても平気。地元の方が優しく案内してくれます。
ノスタルジックな夜景スポットを観光
引用: https://www.flickr.com/photos/ter-burg/34852860605/
きらびやかなアジアの夜景と違いヨーロッパの夜景はノスタルジック。心が癒されます。旅人としての常識さえわきまえれば、マルタは安全な街です。ぜひ最高の思い出作りに優しく燈る夜景を鑑賞してみましょう。
荘厳な雰囲気のイムディーナ大聖堂
引用: https://www.flickr.com/photos/100011019@N06/12723186864/
天井のフレスコ画が圧巻の聖パウロ大聖堂。内装は豪華かつ荘厳です。カフェや路地の散策がメインとなるイムディーナでは、数少ない観光スポットとなりますので、ぜひ訪れてみてください。ここの教会に限ったことではありませんが、肌を露出した服装では内部に入ることができません。ご注意ください。
まるで地下迷路、聖パウロのカタコンベ
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イムディーナの町の外、ラバトにある聖パウロのカタコンベ。貴重品や装飾品は荒らされ現在は残っていませんが、カタコンベの中央には「アガペテーブル」と呼ばれる遺族が最後に食事をとった岩のテーブルがあります。
ポパイとオリーブの住む村、ポパイヴィレッジ観光
引用: https://www.flickr.com/photos/uncloned/13988482238/
1979年、ロビン・ウィリアムスさん主演の映画「ポパイ」の撮影のために作られた村。つまり映画のセットがそのまま村になっているわけですね。日本でいえば、太秦映画村のような村でしょうか。こちらの地域はアンカーベイと呼ばれ、透明度は圧巻。シュノーケリングが楽しめます。こちらも首都ヴァレッタからバスを乗り継いでいきます。
自然豊かなコゾ島でのんびりとマルタのバカンス
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マルタ島に滞在しながら、日帰りツアーも可能なコゾ島。こちらは、マルタ島よりさらに自然がいっぱい。マルタ島の北端Cirkewwa(チェルケウア)までバスで行き、そこからフェリーに乗ればたったの25分で到着しますので、マルタ滞在中に一度は、訪れてみたいですね。
悲劇の要塞チデタル観光
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コゾ島の中心にそびえたつ要塞。現在では展望台の役目をはたしていますが、1551年にゴゾ島が海賊に襲われ多くの島民がここから連れ去られたという悲しい事件がありました。そのとき避難場所になっていたのがこのチデタル要塞。雨季には緑の大草原が眼下に広がります。
コゾ島屈指の美しい漁港、シュレンディ湾観光
引用: https://www.flickr.com/photos/10527553@N03/3934472414/
コゾ島でもっとも美しいと誉れ高いシュレンディーも必見。新鮮なシーフードが食べられるグルメにおすすめな港町でもあります。プロムナードの散歩から、水遊び、ダイビング、シュノーケリング、カフェ巡りなど、子どもからお年寄りまでが楽しめるコゾ島屈指の観光スポットです。
太古のロマン、マルタで巨石神殿観光
マルタ島では現在約30基以上の巨石神殿が確認されています。タルシーン神殿、ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿などが有名。1980年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。これら巨石神殿群は、人類最古の石造建築物であり、建造は紀元前4500年から前2000年頃というから、気が遠くなりそうですね。ちなみにエジプトの大ピラミッド群より1000年ほど前に作られているそうです。
引用: https://www.flickr.com/photos/mpeinadopa/15107561523/
いったい誰が何のために?謎のハイポジウム地下神殿観光
引用: https://www.flickr.com/photos/mtl_shag/360124740/
住宅街の真ん中にある古代遺跡。作られたのは、紀元前3600年頃とも紀元前2400年頃ともいわれている謎の遺跡、ハイポジウム地下神殿。特に考古学ファンには必見の観光スポットとなります。見学は1回10名、9時から15時までの7回のみと、厳しく入場が制限されており、予約が必要となります。サイトからの予約が不安な方は、日本の旅行会社にご相談ください。
Heritage Malta - Book Your Hypogeum Tour
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保存状態のもっともよいハジャーイム神殿観光
引用: https://www.flickr.com/photos/zoonabar/331762718/
1840年に発見されたハジャーイム神殿。現存する神殿のなかではもっとも保存状態が良いとされています。このハジャーイム神殿からは、ふくよかな女性裸像「マルタヴィーナス」が発掘されています。残念ながら首の部分は消失していますが、隣接する国立考古学博物館でオリジナルを見ることができます。
マルタの港町マルサシュロック観光
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カラフルな小舟、ルッツが湾内に浮かぶマルタ最大の漁村。毎週日曜日の朝にはサンデーマーケットが開かれ、魚介類やお野菜、お土産物などが並びます。ぜひ活気あふれるマルタの港町の朝の風景を見学してください。地中海のシーフードを目当てに集まった世界中のグルメたちが舌鼓を打つ村でもあります。ヴァレッタのバスターミナルから約45分で到着です。
マルタのカメレオンに出会える?アディーラ自然保護区観光
引用: https://www.flickr.com/photos/hisgett/6956279415/
マルタ島北部に位置するアディーラ自然保護区は、文字通り大自然を堪能できる観光スポットです。こちらは鷹やフラミンゴなど渡り鳥たちの中継地であり、珍しい爬虫類、蝶も多数生息しています。運が良ければ野生のカメレオンに出会えます。
日本人慰霊碑もあるスリーシティーズ観光
引用: https://www.flickr.com/photos/141170608@N02/40432654562/
スリーシティーズとは、ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワの3つの町の総称です。スリーシティーズへは、タクシーやバスを使うほか、グランドハーバー(ヴァレッタ港)を運航しているウォータータクシーの利用もおすすめです。Dghajsa(ダイシャ)という伝統的なボートに乗って優雅に目的地に向かうことができます。カルカーラには、第一次世界大戦時に、地中海に派遣された日本人海兵約70名の慰霊碑があります。
マルタ自慢の透明度、ブルーラグーン、コミノ島観光
引用: https://www.flickr.com/photos/flavouz/13856995375/
この世のものとは思えないほどの真っ青な海。ここコミノ島の海は、地中海屈指の透明度を誇っています。マルタ国民自慢の島ですね。マルタ島のチェルケウアやゴゾ島のイムジャールからボートで訪れることもできます。
いかがでしたか?東京23区の半分の広さとは思えないほどの数々の観光スポットを抱えるマルタ。マルタ旅行は、4か国、5か国を訪問したのと同じくらいの思い出を残してくれること間違いありません。おしゃれなカフェあり、大自然あり、遺跡ありと、どなたにも楽しんでもらえる今イチオシの旅先です。非常に旅行しやすい国ではありますが、滞在時間の短い方は、できるだけロスをなくすためにもマルタ観光局などのサイトを確認ください。
マルタ観光局のホームページ
マルタ観光局(公式サイト・日本語)