函館に来たら行くべき観光モデルコースを紹介!
函館は異国情緒あふれる街でありながら、おいしい海の幸などグルメを堪能できたり、風情豊かな街を散策したり、函館市内を一望できる夜景を見るなど観光にふさわしく見どころがたくさんあります。初めて函館に観光する人におススメしたい函館の観光コースを解説します。
函館観光モデルコース①朝市から贅沢な海鮮丼
函館の観光スポットはJR函館駅周辺、または函館駅から出ている路面電車の沿線になります。そのため、観光の拠点は函館駅にするのがおすすめです。北海道外から函館駅へのアクセス手段は主に3つ。1つ目は北海道新幹線です。現在、その終点は新函館北斗駅ですが、この駅があるのは函館市のお隣にある北斗市になり、函館駅までは函館本線のはこだてライナーを利用して20分ほどかかります。2つ目は飛行機。函館空港は地方空港のなかでも便利なことで有名で、函館駅までシャトルバスで約20分ほどかかります。そして3つ目は青森からのフェリーを利用した場合です。函館港の最寄駅七重浜駅までは徒歩で20分ほど。そこから函館本線に乗車し、およそ10分で函館駅に到着します。
「早起きは三文の徳」と言いますが、函館に来たら早起きをして朝市に出かけてみましょう。朝市の規模は1万ヘクタール、一日の平均来客数はおよそ4000~5000人と言われ、地元民や国内外からの観光客で毎日賑わいを見せています。おすすめは海鮮丼。北海道の海で採れたウニやホタテ、イクラなどの新鮮な海の幸を載せた丼ぶりで、贅沢な朝食を楽しみましょう。また、隠れたおすすめはソフトクリーム。酪農が盛んな函館。函館牛乳から作られるソフトクリームはとても濃厚です。朝市では「いかすみソフトクリーム」もあるので挑戦してみてはいかが。
お腹がを満たしたらイカを釣ってみよう!
二人で初めての共同作業した
— ゆりはるJAPAN (@YURIHARUJAPAN) March 17, 2018
イカ釣って食べたーー!🦑🦑
北海道は最高だべさ〜!
@函館朝市 pic.twitter.com/Y0bxVpLOPR
朝市でしっかりと朝食を食べてからいろんなお店を散策してみましょう。このようなイカ釣り体験ができます!もちろん釣ったイカはその場で裁いてもらって食べることができます。活きのいいイカを食べるのはここでしか味わうことができません。
函館朝市の情報
■JR線函館駅前から徒歩1分 ■フェリーターミナル シャトルバス 函館駅まで15分
函館観光モデルコース②五稜郭
朝市で朝食を取ったあとは五稜郭公園へ。五稜郭は戊辰戦争終焉の地として有名で、星形をしているのが特徴です。江戸時代末期の函館開港に伴い五稜郭に置かれた「函館奉行所」も、2010年に復元され、見学することが可能。五稜郭は歴史の瞬間を今に伝える貴重な史跡です。春には園内に植えられたおよそ1,600本のソメイヨシノが咲き誇り、花見に訪れる観光客で大いに盛り上がります。
五稜郭の観光で欠かせないスポットが五稜郭タワー。五稜郭築城100年を記念し、1964年に建築されました。高さ90mの展望台からは函館の街並みと、五稜郭公園の星形が望めます。天気がいいと、遠くに津軽半島や横津連峰の山並みも見渡すことができます。五稜郭の歴史が学べる展示やタワー限定のお土産も見逃せません。
五稜郭タワーの情報
■北海道函館市五稜郭町43-9 ■TEL 0138-51-4785 ■JR新函館北斗駅からはこだてライナー(普通・快速):15~22分 普通列車:25分 特急スーパー北斗・北斗普通車自由席:15分 ■JR函館駅から市電「函館駅前」~「五稜郭公園前」下車、徒歩約15分
函館観光モデルコース③旧イギリス領事館
1859年の函館開港当初からある旧イギリス領事館。開港都市のシンボルとして、火災による再建を繰り返しながらも函館の街を彩ってきました。現在は函館市の有形文化財にも指定されており、とても風情のある建物は人気の観光スポットになっています。館内は調度品に触れたり、椅子に腰を掛けたり、壁一面の“顔はめパネル”が設置されているので、ただ見るだけではなく「体験」することが出来るのが特徴です。、開港当時からの文化を学べるだけでなく、雰囲気にも圧倒されて、満足する事間違いありません。
1Fにはイギリスの文化にふさわしいオシャレなカフェがあります。イギリス本場の紅茶はもちろん、ちょっとした食事や焼き菓子などが食べられます。ちょっとだけ貴族になった気分が味わえますよ。
旧イギリス領事館の詳細
■北海道函館市元町33-14 ■ TEL0138-27-8159. 午前9:00~午後7:00(4月1日~10月31日) 午前9:00~午後5:00(11月1日~3月31日)■JR函館駅から歩いて約20分 ■JR函館駅から車で 約8分
函館観光モデルコース④ベイエリア「金森赤レンガ倉庫」
函館・紅葉さんぽ !ベイエリアと元町周辺の見どころ | 北海道 | トラベルjp 旅行ガイド https://t.co/bcDCavYWuw by @travel_jp_guide
— 我妻 亨@浜松のダイビング屋さん (@terry5607) January 28, 2018
金森赤レンガ倉庫は、1869年洋品店を開業し、1988年には現在のショッピングモールもオープンするなど、総合複合施設となって誕生しました。カフェや食事はもちろんの事、ショッピングを楽しんだり、海辺でゆっくりとデートしたり、地元民の散歩コースや観光客の穴場スポットとしても人気です。
函館の観光名所、金森赤レンガ倉庫の光景です。#金森赤レンガ倉庫#函館#観光名所 pic.twitter.com/AFs5Z7pp03
— 北海道LOVERS (@hokkaidolovers_) March 29, 2018
時間があれば夜のベイエリアの散策はいかがでしょうか。昼も子供づれの家族で観光に来るなどでにぎわいを見せていますが、夜のベイエリアは灯がついて、異国情緒を思わせるほどロマンティックな雰囲気に包まれます。
金森赤レンガ倉庫の情報
北海道函館市末広町14番12号 0138-27-5530 ■JR函館駅より車で約5分 徒歩で約15分 市電ご利用の場合は、谷地頭又はどっく前行き乗車(乗車時間約5分)十字街電停下車。電停から徒歩約5分
函館観光モデルコース⑤元町エリア
旧函館区公会堂
I'm at 旧函館区公会堂 in 函館市, 北海道 https://t.co/gBmziEkCjT pic.twitter.com/9E6ghlAybl
— ようみかん (@chika_nan) March 7, 2018
1907年の大火により集会所が焼失しましたが、北海道屈指の豪商であった有馬哲平が寄付を申し出たことによって1910年に再建された建造物です。木造二階建ての構造で、明治時代では珍しい洋風な作りとして話題になりました。
函館区旧公会堂のバルコニーからの絶景! pic.twitter.com/LBasn9zyGM
— ぴんちょす (@pinchoss) March 24, 2018
建物内部に入ると明治時代の展示物がたくさんあって、当時の歴史を知る事も出来ます。さらに二階に上がるとバルコニーがあり、そこからの眺めは最高です。
旧函館区公会堂の情報
函館市元町11番13号 0138-22-1001 ■市電 (函館駅前電停→函館どっく前行き) 「末広町電停」下車 徒歩7分 ◎函館バス (棒二森屋前→高竜寺行き) 「公会堂前」下車 徒歩3分
八幡坂
八幡坂という地名は、昔「八幡神社」があった場所ということから名づけられました。山から海まで一直線で上から見る海や浮かぶ船がロマンティックです。この八幡坂は、テレビドラマや映画などでもロケ地として使われることが多いです。
日中の八幡坂もきれいですが、夜の八幡坂も表情を変え、とても幻想的な感じがします。雪が降る冬季節でも夜を照らす街灯が、まるでイルミネーションのように輝きを見せてくれます。夜の八幡坂も歩くのも良いでしょう。
八幡坂の場所
北海道函館市末広町19
函館観光モデルコース⑥教会群に行ってみよう
観光モデルコース函館ハリストス正教会
函館ハリストス正教会は1916年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている中では、日本最古の歴史を持つと言われています。ドーム型の屋根が特徴で、礼拝前に鐘を鳴らす「ガンガン寺」と言われています。
信仰の場である教会なので厳粛ムードが漂います。観光モデルコースとされていますが、教会内は厳粛に減額することが一つのマナーです。礼拝の時は心を穏やかに祈りを捧げましょう。
函館ハリストス正教会の住所
北海道函館市元町3−13 ■函館市電 末広町停留場 徒歩10分
観光モデルコース・トラピスト修道院
トラピスチヌ修道院は通称「天使園」と呼ばれています。また男子禁制の女子修道院で、ここではカトリック系の信者20代~30代の未婚者が修業されています。一般観光客は内部に入る事ができませんが、一部の前庭まで解放されてはいる事ができます。
観光モデルコースとなっているだけあって、ソフトクリームやお菓子などのお土産品が販売されているショップを設けています。厳粛な雰囲気の中、お土産品を購入できるため、観光客には大人気です。
トラピスチヌ修道院の場所
北海道函館市上湯川町346 0138-57-3331 ■営業時間 8:10~17:00(冬期8:20~16:30) ■休日/水曜(冬期日曜)、12/30~1/2
函館観光モデルコース⑦ロープウェイに乗ろう!
#函館 #函館山 と #ロープウェイ pic.twitter.com/2kWfeDBtFq
— コージ(おきさん) (@kohjiokidate) March 17, 2018
ミシュランガイドブックで三ツ星として掲載されたほど有名なロープウェイに乗り極上の眺望を楽しみましょう。このロープウェイに乗って函館山を目指します。山麓から山頂までおよそ5分、ゴンドラには125人まで乗車ができます。
函館山には車で行く交通手段がありますが、せっかく函館に来たならば、ロープウェイから望む優雅な景色をゆっくりと見ながら頂上を目指してみませんか?時期などによっては時間の制限などがありますが、観光シーズンなどは時間に余裕を持って行ってみましょう。
ロープウェイの情報
通常10分間隔で運転(混雑時は5分間隔) 4/25~10/15 10:00~22:00(上り最終21:50) 10/16~4/24※ 10:00~21:00(上り最終20:50) 大人(中学生以上) 往復1280円、片道780円 小人 往復640円、片道390円
函館観光モデルコース⑧函館山から夜景を見よう
一日の終わりは函館山から眺める「百万ドルの夜景」です。世界三大夜景とも言われる函館の夜景は世界中から訪れる観光客を魅了しています。太陽が沈み空が夕陽に染まるころ、函館の街には明かりが灯されはじめ、暗くなると、いよいよ眼下にはまぶしく輝く函館の街並みが広がります。写真では伝わりにくいこの美しさは胸を打たれるほどです。この眺めを目に焼き付かせて函館の思い出として帰りましょう。
世界三大夜景ということで、夕方から夜にかけては大変混雑します。本当はゆっくり夜景を眺めながら過ごしたいところですが、なかなかそうもいかず、夜景がきれいに見えるポイントまでたどり着くことが難しい場合もあります。また、夜景をカメラで撮影する場合は、シャッタースピードを落とす必要があったりと意外と難しく、基本的に三脚が必要です。
そこで、「ゆっくりと夜景を楽しみたい」という方におすすめしたいのが夏の夜明け前です。この時間はロープウェイやバスは運行していませんが、登山道の交通規制が解除されているので車で山頂まで行くことが出来ます。また、徒歩でも標高は300m程度なので、1時間もあれば山頂に着くことが出来ます。早朝は人が少ないのはもちろんのこと、夜景から山の向こうに太陽が昇り、函館に朝が訪れる瞬間を見ることが出来ます。「朝夜景」といわれるこの景色は知る人ぞ知る絶景です。朝夜景を楽しんだ後に、そのまま朝市で朝食を済ませてしまうのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。北海道の玄関口「函館」。開港都市としての歴史を今に残す異国情緒あふれるレトロな街は、訪れる人々を魅了し続けています。朝から新鮮な海の幸を堪能し、日中は点在する観光スポットやおしゃれなカフェをめぐり、夕方からは夜景を楽しめる…今回はご紹介しませんでしたが、市内には北海道三大名湯のひとつ「湯の川温泉」もあるので、夜は温泉で旅の疲れを癒すなんてことも出来てしまいます。函館でそんな贅沢な観光を楽しんでみてはいかがでしょう。あなたもきっと函館の虜になること間違いありません!