// FourM
Rbzuijdy3ezxddab8txb

台湾

CATEGORY | 台湾

台湾の物価を日本と比較して教えます!名所もご紹介【2018年度版】

2024.02.25

台湾が旅行先として人気の理由の1つが、日本と比較して物価が安いということです。でも、どのくらい物価が違うの?お土産やブランドなど、何でも安いの?というのが気になるところですね。そこで、例をあげて比較してみました。台湾で行きたい名所も一緒にご紹介しちゃいます。

  1. 台湾の物価事情は?台湾ドルへの両替は?
  2. 台湾の物価を日本と比較:交通費① 電車&地下鉄
  3. 台湾の物価を日本と比較:交通費② タクシー
  4. 台湾の物価を日本と比較:交通費③ 長距離バス
  5. 台湾の物価を日本と比較:宿泊① ホテル
  6. 台湾の物価を日本と比較:宿泊② ゲストハウス
  7. 台湾の物価を日本と比較:外食① 街中の食堂
  8. 台湾の物価を日本と比較:外食② 有名レストラン
  9. 台湾の物価を日本と比較:外食③ カフェ&茶芸館
  10. 台湾の物価を日本と比較:外食④ チェーン店
  11. 台湾の物価を日本と比較:お土産&ショッピング① 台湾グルメ
  12. 台湾の物価を日本と比較:お土産&ショッピング② コンビニ
  13. 台湾の物価を日本と比較:お土産&ショッピング③ MITブランドの雑貨
  14. 台湾の物価を日本と比較:お土産&ショッピング④ 日本ブランド
  15. 台湾の物価を日本と比較:お土産&ショッピング⑤ 免税店のブランド品
  16. 台湾の物価を日本と比較:台湾の名所① 夜市
  17. 台湾の物価を日本と比較:台湾の名所② お寺&歴史スポット
  18. 台湾の物価を日本と比較:台湾の名所③ 博物館
  19. 台湾の物価を日本と比較:台湾の名所④ パノラマスポット
  20. 台湾と日本の物価の比較まとめ
台湾の物価は、日本と比較すると基本的には安いというのはよく知られています。しかし細かく見てみると、実は安くないものというのもあるんです。日本よりも安いものの代表例は、交通費です。逆に安くないものは、日本製のものや茶芸館でのお茶など。台湾の人が品質にこだわりを感じ、特別感のあるものは高い傾向のようです。
台湾の通貨は「台湾ドル(TWD)」です。「元」と書かれていることもありますが、どちらも同じ通貨単位です。2018年8月20日現在のレートで、1TWD=約3.6円です。
旅行のとき両替レートはどこが安いのかも気になりますね。空港で両替する人が多数派だと思いますが、日本の空港よりも台湾の空港の方がレートがいいため、台湾到着後に両替をするのがおすすめです。
旅行中に必ず利用すると言ってもいいのが、電車や地下鉄。台湾の鉄道は快適で、日本と変わらない感覚で利用できるのに、運賃はとても安いんですよ。
例えば、台北の地下鉄MRTは近距離の乗車なら運賃はたった20~30TWDです。悠遊卡(EASY CARD)という交通ICカードを利用するとさらに割引があり、20TWDの区間なら16TWDになります。日本円にすると60円以下です。
台中や台南、高雄などの地方都市に行く場合に利用することが多い台湾新幹線(台灣高鐵/HSR)も、日本と比較するととても安い運賃で乗ることができます。
例えば、台北〜高雄の自由席おとな普通料金は1445TWDで、日本円にすると約5200円です。ちょうど東京〜名古屋間くらいの距離ですが、東京~名古屋ののぞみの自由席は10360円です。ほぼ半分の値段ですね。台灣高鐵は日本の新幹線の技術を導入しているため、快適さもスピードも新幹線とほぼ変わりません。
台湾はタクシーの運賃が安いのも、リピーターの間では知られています。日本と同じようにメーター制ですが、初乗り料金1.25kmまでが70TWDです。日本円に換算すると約250円ですね。その後は250mごとに5TWD加算されていきます。
行き先によっては、3~4人のグループならタクシーに乗っても、MRTと料金に大差がないということもあります。やはり、MRTを乗り継いで移動するよりも早くて楽です。何といっても運賃が安いので、1~2人でも荷物が多いときや歩き疲れた時などにはおすすめです。
タクシーの運転手は日本語や英語が通じないことが多いため、行き先を漢字で書いて見せると間違いもなくて便利ですよ。
長距離の移動の場合、新幹線よりもさらに安い長距離バスという選択肢もあります。バス会社により運賃が異なりますが、例えば台北~高雄間なら600~800TWDです。日本円に換算すると2100~2900円ほどです。
同じくらいの距離の東京~名古屋の高速バスは、昼行なら3000円台からあるので、こちらは日本と比較して安いというわけではなさそうですね。しかし、安く移動する方法であることに変わりはありません。新幹線よりも時間はかかりますが、旅行の日程に余裕があれば、車窓の景色を眺めながらのんびりバス旅というのもおすすめですよ。
交通機関については、全体的に日本と比較して安い台湾ですが、ホテルの宿泊代金は必ずしもそうではありません。便利な立地で中級クラスのホテルだと、1泊1室1万円以上することがほとんどです。外資系ブランドの高級ホテルになると1泊数万円はします。
最近人気のおしゃれなデザインホテルの宿泊料金はどうかというと、こちらも宿泊料金は高めの傾向です。ホテルにより料金は様々ですが、外資ブランドのホテルと変わらないくらいのところもあります。
宿泊費を節約したい場合の宿泊先として候補に上がるのがゲストハウスですね。平均的な宿泊料金はドミトリーで400〜700TWDです。日本円にすると約1500〜2600円です。日本のゲストハウスのドミトリーも1000円台というところは多くありますので、日本と比較するという点では変わりはありません。
ひと昔前だとゲストハウス=安宿のイメージでしたが、最近ではとても清潔でおしゃれなデザインゲストハウスも増えました。また、ドミトリーに抵抗があるならゲストハウスの個室を予約するという方法もあります。ホテル代がそれほど安くない台湾で宿泊費を節約する方法のひとつです。
台湾の地元の人が利用する食堂は、とても安い値段でお腹いっぱい食べることができます。豆漿店での朝食なら、ほとんどのメニューが1品20TWD程度です。豆漿ともう1品食べても40TWDほど、日本円にすると約150円です。日本には同じタイプのお店はありませんが、あえて比較するなら喫茶店のモーニングでしょうか。こちらは平均して400円程度ですね。
安いのは朝食だけではありません。もちろんお昼や夜も日本と比較して安いんですよ。例えば、台北の人が夕食や夜食にもよく利用するお粥と小皿料理の店「小李子清粥小菜」では、お粥が20TWDで食べ放題です。他の小皿料理も安いものは10TWDから。日本円で1000円未満でも、おいしい料理を満腹になるまで食べられちゃいますね。
観光客も多く訪れる有名レストランの値段は、日本と比較するとどうでしょうか。こちらは、お店により安いところと高いところがあります。日本と比較して安い有名レストランとしておすすめなのが「鼎泰豊」です。誰もが注文する小籠包の値段を例として比較してみると、日本は6個入りが約900円、台湾は10個入りが200TWD(日本円で約720円)です。
もう1つ、台湾で食べるとお得なのが、高級食材として知られているフカヒレです。日本だと高くてなかなか手が出ない食べ物のひとつですね。しかし台湾では、手の届くお値段なんですよ。台北の人気フカヒレ店「欣欣魚翅坊」では、フカヒレ・アワビ・ロブスターの高級食材3品のコースでなんと2500TWD、日本円で約9000円です。
逆に、ドレスコードがあるような最高級のレストランとなると、日本と同じくらいの値段のところが多いです。高級ホテルのレストランや台北のシンボル101の85階、86階にあるレストランなどでは、日本の高級レストランと同じくらいの予算だと考えておけばいいでしょう。
台湾に行ったら一度は行きたい茶芸館や、人気のおしゃれなカフェなども、日本と比較して同じくらいの値段です。茶芸館などは、日本の中国茶カフェなどよりも高いということもあります。
台湾の茶芸館では、茶葉の料金の他に、人数分のお湯代も必要になります。茶葉は、比較的お手頃なものから高いものまで様々ですが、お手頃なものであっても安いということはありません。高級ブランド茶に至っては驚くようなお値段だったりします。
茶藝館と同じく、最近増えてきているサードウェーブコーヒーのカフェも、日本と同じくらいの料金と考えておけばいいでしょう。
ただ、街の至るところにあるドリンクスタンドは別です。インスタグラムなどのSNSなどでもよく見かけるような、見た目もおしゃれなドリンクを安い値段で買うことができますよ。
日本にもあるコーヒーチェーンやファストフードチェーンはというと、こちらはお店により異なります。
コーヒーチェーンの代表格スターバックスの場合、値段は日本とほとんど同じか少し高いくらいです。トールサイズのスターバックスラテは120TWDで、日本円にすると約430円です。日本のスターバックスだと税込みで399円ですので、台湾ドルのレートによっては、台湾の方が少し高いということになります。
台湾で人気のファストフードと言えばケンタッキーです。台湾だと、6ピースとサイドメニュー2品のセットが299TWD、日本円で約1080円です。日本には全く同じセットはありませんが、チキン6ピースとサイドメニュー3品の6ピースパックは1790円。こちらは台湾の方が安いですね。
値段の差はさておき、台湾ではスターバックスに烏龍茶があったり、ケンタッキーにはエッグタルト付きのセットがあったりと、日本にはないメニューもあります。また、スターバックスの台湾限定マグなどは、お土産にも人気です。旅行の記念に利用してみるのもいいかもしれません。
台湾のお土産に人気の台湾グルメのお値段も見てみましょう。台湾のお土産というと真っ先に思い浮かぶのがパイナップルケーキですね。名物だけあって種類もとても豊富です。以前はお土産屋さんで買うのが主流でしたが、最近のトレンドはホテルメイドなどのワンランク上のパイナップルケーキです。
例えば、おいしい味とおしゃれなパッケージデザインで人気のオークラ・プレステージ台北のパイナップルケーキは、12個入り480TWD。日本円で約1700円です。木箱入りが素敵なアンバサダーホテルのものは、6個入りが270TWDです。日本円にすると1000円を切る値段です。日本の高級ホテルブランドのお菓子と比較すると、随分安いですね。
日本酒好きな人への台湾土産に人気な高級珍味、からすみはどうでしょうか。大きさや質により値段は様々なため、比較がなかなか難しいのですが、平均すると日本は台湾の3~4倍の値段のようです。
茶芸館の項目でご紹介した台湾茶も、人気のお土産の1つです。茶芸館でのお茶は、日本と比較して高いこともありますが、お土産として茶葉を買う場合は事情が異なります。高級なものになると茶葉の値段自体は安くはありません。しかし、同じブランド茶葉を日本で買おうと思うと、やはり日本は割高になります。
台北だけでなく台湾の地方都市でも、日本並みにたくさんのコンビニを見かけます。旅行中に飲み物やおやつを買ったり、お菓子などのばらまきお土産を買うのにも便利ですね。
値段は、日本のコンビ二と比較すると安いです。商品によってどのくらい安いかには差がありますが、便利で安いのでぜひ利用することをおすすめします。台湾おでんやウーロン茶煮卵など、台湾ならではのものもあって楽しいですよ。
ここ数年、台湾で人気急上昇中なのが、MITブランドの商品です。MITとは、Made In Taiwan、台湾デザインのブランドという意味です。石鹸やコスメから、ファッション雑貨、文具など、様々なMITブランドの商品があります。
日本のアーティストブランドのものと比較して値段の方はどうかというと、ほぼ同じくらいだと考えていいでしょう。しかし、日本のものとテイストも違って面白いため、お土産に購入していく人も多くいます。
日本ブランドは、質が高いことから台湾でも大人気です。
例えば、日本ではお手頃なブランドというイメージのユニクロ。実は台湾では、安いというイメージはあまり持たれていません。実際に価格を比較しても、やはり日本のほうが安いのですが、何より台北はプチプラ洋服の宝庫です。そんな洋服と比べると、むしろワンランク上の部類に入るようです。
また、100円ショップダイソーは、日本では安くお土産が買えることで外国人観光客にも人気ですね。台湾のダイソーは、100円ではなく39TWDショップです。39TWDは日本円に換算すると約140円ですので、日本の1.5倍近い値段になります。私たち日本人には敢えて利用するメリットはなさそうですね。
海外でのショッピングのメリットの1つが、免税での買物ですね。空港の免税店の他に、台北市内にエバーリッチ免税店もあります。
他の国の免税店と同じように、ブランド品や化粧品の商品自体の値段が安いというわけではありません。しかし免税になることを考えると、日本よりも安く買うことができます。また、ブランド品以外にもお土産なども買えるため、時間がない人には便利ですね。
台湾の観光名所で人気なのが、やはり夜市ですね。できるだけ時間を有効に使いたい旅行中、他の観光スポットが閉まった後も楽しめることも人気の理由です。
日本では、夜市やナイトマーケットは一般的でないため、比較が難しいのですが、台湾の夜市での食事や買い物は比べるまでもなく安いと言ってもいいでしょう。
食事なら、ワンコイン500円くらいでデザートやドリンクまで、満腹になるほど食べられますよ。日本の夜店だと、たこ焼きや焼きそば1皿ほどの予算ですね。洋服や靴、アクセサリーもとても安い値段で買えます。ただし、買うときには不良品でないかのチェックはきちんとしましょう。

台湾のおすすめ夜市:士林夜市【台北】

台北最大の夜市です。食べ物はもちろん、洋服、靴、アクセサリーなど何でも揃っています。初めての台湾なら、まずは士林夜市へ行くことをおすすめします。
アクセス:MRT淡水線・劍潭駅からすぐ。バス路線も多数あり。

台湾のおすすめ夜市:寧夏夜市【台北】

台北中心部からすぐのところにあるアクセス便利な夜市。近くには、迪化街もあります。食べ物中心ですが、夜にちょっとだけ出かけたい場合にもおすすめです。
アクセス:MRT淡水線・雙連駅または中山駅から徒歩約10分

台湾のおすすめ夜市:逢甲夜市【台中】

台中最大の夜市。台湾の夜市グルメはここから生まれるとも言われている夜市です。
アクセス:台中駅からタクシーで約25分、市内各所から路線バスもあり

台湾のおすすめ夜市:六合夜市【高雄】

高雄最大の夜市です。地下鉄の駅から近く、観光客にも行きやすい場所にありおすすめです。
アクセス:地下鉄美麗島駅からすぐ
台湾観光に欠かせないお寺や歴史スポットは、入場料が無料のところがほとんどです。日本では、例えば京都の神社やお寺は、入場料が500円程度のところが大半です。無料だといろいろ回ってみることもできて、観光客にも嬉しいですね。
台北の忠烈祠や中正紀念堂などでは、時間を合わせて行けば、衛兵交代式も見ることができます。それでも無料というのは、得した気分になります。

台湾のおすすめ観光スポット:龍山寺【台北】

台北屈指のパワースポットで、とても多くの神様が祀られていることから、神様のデパートという異名もあります。近くには有名な胡椒餅のお店もあります。
アクセス:MRT板南線・龍山寺駅からすぐ

台湾のおすすめ観光スポット:霞海城隍廟【台北】

縁結びの神様として人気の月下老人へお詣りに、多くの女性が訪れるお寺です。迪化街の入口にあるので、ついでにお買い物も楽しめますよ。
アクセス:MRT松山新店線・北門駅から徒歩約10分

台湾のおすすめ観光スポット:蓮池潭【高雄】

有名なパワースポット龍虎塔が湖畔にある湖です。高雄の観光スポットといえばここ、と言うくらい人気です。
アクセス:左営駅から龍虎塔までタクシーで10分弱
台北へ旅行する人の大半が訪れる故宮博物院をはじめ、台湾にも多くの博物館や美術館があります。その入場料を日本と比較するとどうかと言うと、施設によって異なります。
例えば、故宮博物院の入場料は350TWDで、日本円に換算すると約1300円です。こちらは日本の博物館や美術館とそれほど大きく変わらない値段ですね。反対に、台中にある台湾国立美術館などは入場料無料です。

台湾のおすすめ博物館:故宮博物院【台北】

世界4大博物館の1つにも数えられる台湾を代表する人気スポットです。有名な「翠玉白菜」や「肉形石」をはじめとする数々の秘宝が展示されています。
アクセス:MRT淡水線・士林駅からR30のバスまたはタクシー
旅行に来たら、高いところから街を眺めてみるのも楽しいですよね。台北を一望できるスポットと言えば、誰もが台北101を思いつきますね。台北101展望台の入場料は600TWD、日本円で約2200円になります。東京スカイツリーの当日券は2060円ですので、ほぼ同じくらいの値段です。
台北を一望できる穴場スポットが、猫空ロープウェイのゴンドラの中からの景色です。台北市立動物園から、鉄観音茶の産地として有名な猫空までをつなぐロープウェイです。こちらの運賃は、片道120TWD。日本円にすると440円程と安い料金で利用できます。平日は悠遊卡(EASY CARD)の利用で100TWDとさらに安くなります。
窓からの景色も最高ですが、さらに景色を楽しみたい人には、クリスタルキャビンという下が透明になったゴンドラもあります。料金は同じですが、人気のため少し待ち時間があることもあります。

台湾のおすすめパノラマスポット:台北101【台北】

ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界2番目の高層ビルです。91階に展望台があり、天気がいい日は台北の街を一望できます。
アクセス:MRT信義線・台北101/世貿駅からすぐ

台湾のおすすめパノラマスポット:猫空ロープウェイ【台北】

鉄観音茶の産地として有名な猫空へ行くロープウェイで、終点の猫空駅周辺には茶芸館がたくさんあります。下が透明のクリスタルキャビンは特に人気で、これに乗るためにわざわざ来る人もいるほどです。
アクセス(猫空ロープウェイ動物園駅):MRT文湖線・動物園駅より徒歩約2分
物価が安いことで人気の旅行先台湾と、日本とを実際に比較してみました。何でも安いと思いがちですが、実際にはそうでないものもあることも分かりましたね。節約旅行をするのなら、ぜひこの記事を参考に、台湾で安いものをピックアップして楽しんでみて下さい。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pixabay.com/photo-2511672/