ホーチミンの治安は良いの?
外務省の海外安全ホームページによると、ベトナム全域に危険情報は出ておらず2018年8月現在のホーチミンの治安は、良いといえるでしょう。でも治安が良いからといって油断は禁物ですので、気を緩めずに渡航前は自分で積極的にホーチミンの治安や状況をチェックするようにしましょう。
世界各国の安全情報が見られます。
ホーチミンで気をつけたいこと
ホーチミンの治安は良いとお伝えしましたが、旅行者を狙ったトラブルは年々増加傾向にあります。ではホーチミンではどのような、トラブルが起こりやすいのでしょうか。詳しく説明していきます。
ホーチミンでのトラブル1 金銭詐欺・ぼったくり
ホーチミンで旅行者を狙い、タクシーや土産店、ホテル、旅行会社など様々な場所で金銭詐欺・ぼったくりが多発しています。例えば、タクシーに乗車した際、メーターの上がり具合をチェックしてみて異常にメーターの上がりが早いと感じたら細工をしたぼったくりの可能性が高いので(通常1キロ1万1700~1万5000ドン)すぐに降りましょう。また、土産物屋などで買い物をしたときは、必ずレシートで代金とおつりのチェックをしてください。
ホーチミンでのトラブル2 スリ・ひったくり
スリ・ひったくりもホーチミンでは多く日本領事館に報告されているだけで年間に1000件にものぼります。街中を歩いているときにバイクで近づき、バックやカメラ、携帯電話などをひったくるケースが相次いでおり、市場や路上の人通りが多い場所でもバックや財布をすられてしまう被害も実に多いのです。鞄や荷物は体から離さず持って、目を離さないようにしてください。
ホーチミンでのトラブル3 交通事故
ホーチミンは日本では考えられないくらい、バイクや車(特にバイク)の交通量が多く交通ルールもあってないようなものになっています。特に、夕方以降の会社帰りなどのラッシュ時間になると歩道を乗り上げて横断するバイクなども増えて大変危険です。道路横断は充分に注意しながら渡りましょう。
ホーチミン治安の良くない場所は?
ホーチミンに行った際に上に挙げたトラブルに巻き込まれないためにも、気をつけたほうが良い場所はあります。ホーチミンの中でも気を付けたほうが良い場所をこれから挙げていきますので、参考にしてください。
ホーチミンの治安が良くない場所1 ベンタイン市場周辺
ベンタイン市場は、洋服、雑貨、食品などあらゆるものが揃う市場です。観光客が沢山集まる場所なのでスリが大変多く気が付くと財布や荷物がなかったということになりかねないので注意が必要です。クレジットカードで支払いをしてカード情報を盗まれたという例もあるのでお店でのクレジットカードの使用は控えましょう。
ホーチミンの治安が良くない場所2 ファングーラオ通り
ベンタイン市場から徒歩10分程の場所にある、バックパッカーなどの外国人が多く集まるファングーラオ通り周辺は要注意です。スリやひったくりもありますが多国籍な人々が集まるがゆえに様々な犯罪の誘惑があります。片言の日本語で近づいてきて薬物や賭け事をすすめてきたりするので、知らない人の誘いには耳を貸さないでください。特に、夜は最も危険なので夜の一人歩きは絶対にやめましょう。
ホーチミンの治安が良くない場所3 チョロン(中華街)
ベトナムで最大の中華街といわれるチョロン周辺は治安が悪いエリアとしてよく知られています。ビンタイ市場や中国寺院などの観光スポットでもありますが、訪れるならば日中に訪れてください。決して夜暗くなってからの一人歩きはしないこととスリやひったくりも頻繁に起きているので注意が必要です。
ホーチミンで女性が気をつけたいこと
ホーチミンは女性の一人旅や女性同士での旅行でも大変人気のある場所です。たとえ、女性だけでもきちんとした情報やルールを知り行動すれば、トラブルは回避できます。基本的な注意点は、危険とされる場所に近づかない事や夜に一人歩きをしないこと、気さくに話しかけてくる人についていかないなどです。その他にも、女性同士で繁華街などでお酒を飲みすぎて、はめを外しすぎたりするのもトラブルに遭う可能性が高いので気をつけましょう。
まとめ
ホーチミンは、観光やグルメ、ショッピングなど楽しめるものが沢山あるのでつい我を忘れて夢中になってしまうかもしれません。しかし後で後悔しないためにも海外にいる自分を意識して行動することがトラブル防止に繋がります。常に意識は持ちつつ、安全で楽しいホーチミン旅行を楽しんでください。