京都府
「千年の都」、「日本人の心のふるさと」とも言われる京都は、街中に多くの世界遺産があり、文化都市ときて、また国際観光都市として世界中に知られている場所です。京都を訪れる観光客は、年間5千万人にものぼり、国内はもとより世界各国から多くの人が訪れています。太平洋戦争の被害をほとんど受けなかった京都には、数多くの文化的遺産や古い街並みが当時のまま残り、京都市内には、二千あまりの自社仏閣があり、日本の国宝の20%、重要文化財の40%が京都に集まっています。
歴史の古い京都には、貴重な文化財が数多く残されており、美術・工芸・建造物など2000点以上が国の重要文化財に指定されています。その中の200点が国宝となっています。
京都の世界文化遺産は、清水寺・仁和寺・平等院・下鴨神社・上賀茂神社・東寺・龍安寺・金閣寺・西芳寺・銀閣寺・天龍寺・醍醐寺・西本願寺・高山寺・宇治上神社・延暦寺・二条城。
二条城以外は皆、自社仏閣で、平等院と宇治上神社以外は全て京都市内にあります。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「嵐山」
桂川の右岸にある京都市西京区の「嵐山」。京都でも人気の観光スポットです。
嵐山は昔から名勝地として人々から愛されてきた場所です。北にそびえる小倉山とは桂川を隔てて、標高382メートルの嵐山という山がそびえており、その山の山麓周辺を「嵐山」と呼ぶようになりました。「花の嵐山」とも言われ、春には桜の名勝、夏には船遊び、秋には紅葉で彩られ、冬には雪景色が美しい場所です。山と水の織りなす四季それぞれの赴きは、たくさんの詩や歌、たくさんの小説や文学作品の舞台にもなってきた所です。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「渡月橋」
嵐山というと「渡月橋」。渡月橋は、桂川にかかる橋で、嵐山というと渡月橋というように全国にその名を知られている橋です。上皇が、「月が渡る様子は、まるでこの橋のようだ、、、以後、この橋を渡月橋と呼ぼう」とおっしゃられたので、この橋を渡月橋と呼ばれるようになつたという言い伝えがあります。渡月橋の他にも、法輪寺橋や御幸橋とも呼ばれることもあります。現在の渡月橋は昭和9年に立て替えられたもので、橋の上からの眺めは素晴らしく、時代劇などにもたびたび登場しが、桂川北岸の臨川寺の前からの眺めが一番綺麗だと言われています。
三船祭り
渡月橋の周辺では、毎年5月の第三日曜日に、「三船祭り」が行われて、毎年約10万人の人が訪れます。三船祭りは、宇多天皇が舟を浮かべて詩歌管弦を楽しまれたということから、舟遊びが再現されたお祭りで、20隻あまりの舟を浮かべて、王朝さながらの雅びやかな行事が繰り広げられます。このお祭りは嵯峨野の東の外れにある車折神社の例大祭です。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「岩田山自然公園」
渡月橋を渡り、渡月小橋をぬけたところに岩田山という小さな山があります。岩田山の山麓は岩田自然公園になっており、そこには「嵐山モンキーパークいわてやま」があります。モンキーパークには、約300匹の日本猿が餌付けされており、身近でさるにふれあえる子供連れにおすすめの公園です。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「中之島公園」
引用: asajihara.air-nifty.com/photos/2008/muimg_4073.jpg
嵯峨野川から渡月橋を渡ったところにある「中之島公園」。この中之島公園は、春になると桜の名所になり、約300メートルに渡って続く桜並木は見事です。お弁当を広げてお花見にはぴったりの場所です。
引用: cdn.amanaimages.com/cen3tzG4fTr7Gtw1PoeRer/25846011491.jpg
法輪寺
中之島公園のすぐ近くにある法輪寺。渡月橋、渡月小橋を渡ると正面にあるお寺が「法輪寺」。法輪寺は「十三詣り」で知られるお寺です。奈良時代のはじめ、行基というお坊さんによって開かれたと伝えられている歴史の古いお寺で、虚空蔵菩薩を本尊としてまつっています。この虚空蔵菩薩は別名「嵯峨虚空蔵」とも呼ばれており、日本三大虚空蔵の1つに数えられています。十三詣りというのは、数え年で13歳になった子供が、知恵を授かり、厄除けのために虚空蔵菩薩様に祈願するのとで、知恵を授かり、どんな難からも逃れられるということで、春になると子供連れの家族で賑わいます。虚空蔵様をお参りして、帰りに渡月橋を渡りますが、その際、橋を渡りきるまでは後ろを振り返ってはいけないことになっています。もし振り返ってしまうと、せっかく授かった知恵を失ってしまうということです。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「京都府立嵐山公園」
引用: https://travel.mar-ker.com/wp-content/images/sites/6/2016/09/arashiyama-park.jpg
渡月橋の上流にある「京都府立嵐山公園」。明治末期に開かれた公園で、上流の亀山地区と中之島地区、臨川地区の3つからなっている公園です。京都府随一の景勝地で、一年を通してたくさんの方が訪れます。
引用: https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=2HzOdWPT&id=963CD61B1FCC4BBCAA307FF0BC7284A356BC4522&thid=OIP.2HzOdWPTq78dngKHkCNlCwHaE8&mediaurl=https%3a%2f%2fd233tsjqri9sf7.cloudfront.net%2ffiles%2fkanko%2f687%2f687--e8a2267c0b1d3353f4abd391f9d1d322.jpg&exph=567&expw=850&q=%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%ba%9c%e7%ab%8b%e5%b5%90%e5%b1%b1%e5%85%ac%e5%9c%92&simid=608048388211015763&selectedIndex=7&ajaxhist=0
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「亀山公園」
中之島公園とと共に「嵐山公園」とも呼ばれますが、園内に亀山天皇の火葬塚があることから一般的に「亀山公園」と呼ばれるようちなりました。四季を通して一年中美しい公園ですが、特に桜のと紅葉の美しい名所として知られています。展望台もあり、そこから見る桂川の眺めがとても美しいです。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「勝竜寺城公園」
長岡京駅の南にある「勝竜寺城公園」があります。勝竜寺城公園は「日本の歴史公園100選」に選ばれています。勝竜寺城の築城については様々な説があり、一説によると北朝方に組していた細川頼春が築いたと伝えられています。その後、幾多の変遷を経て、この地方一帯を織田信長から与えられた細川藤孝の息子と、明智光秀の娘のお玉がこの城で盛大な結婚式をあげ、新婚生活をしていたということですわ。さらにその後、明智光秀が山崎の合戦で豊臣秀吉と戦った時、この城に本陣を置いたということです。江戸時代にはかえりみられることもなく荒れ果てて、平成4年になって城址公園として整備されました。毎年11月の第二日曜日には、「長岡京ガラシャ祭り」が行われます。
嵐山子供が遊具で遊べる公園!お弁当を持って桜のお花見にもぴったり 「嵐山東公園」
中之島から、少し下流にある松尾橋にかけて広がる「嵐山東公園」。とても歴史の古い温泉で、府民にも親しまれてきた公園です。自然の多い公園で、遊具もあり、広々としているので、小さな子供が遊ぶにもぴったりです。春になると桜が満開になり、桜の木の下でお弁当を広げてピクニックやお花見もおすすめです。秋には紅葉もとても美しく紅葉狩りにもぴったりの公園です。
勝竜寺
勝竜寺城の名前の由来となり、周辺の地名の由来ともなっているお寺「勝竜寺」というお寺があります。平安時代のはじめ、弘法大師によって創建されたというお寺です。大干ばつにみまわれたとき、このお寺に祈願したところ雨が降ってきたことから、勝竜寺という名前がつけられました。
まとめ
嵐山にあるおすすめの公園はいかがだったでしょうか?子供が遊べる遊具がある公園から、桜の名所の公園、紅葉が綺麗な公園などたくさんご紹介いたしました。こちらを参考にお好みの公園を見つけてみてくださいね♪