1:ベトナム ハノイ&ホーチミンについて 概要編
ベトナム2大都市の概要について
ベトナムといえばハノイとホーチミンが必ず思い浮かぶと思います。ここではハノイとホーチミンの概要について簡単に説明します。まずはハノイについてです。ハノイはベトナムの首都でベトナム北部にあります。ハノイには2016年の統計で約740万人の人口となっているので2018年はこれよりもう少し多くなっています。ハノイは主要な工業団地がたくさんあり、100年以上前の歴史的建物やお寺がある東南アジア有数の都市です。一方ホーチミンはベトナムの南部にある、ハノイが首都になる前の首都です。以前はホーチミンではなくサイゴンと呼ばれていました。ホーチミンはフランスの植民地時代の影響で西洋風の建物が多い場所として有名です。人口はハノイと同じく2016年で約830万人だったので2018年はもう少し増えています。どっちがいいか甲乙つけがたいですが歴史的建物を見るならハノイ、西洋風の建物を見るならホーチミンです。
2:ベトナム ハノイ&ホーチミンについて 観光地編
どちらが観光地が多いか?
続いてはハノイとホーチミンそれぞれの観光名所をご紹介します。まずはハノイですが、ハノイにはベトナム民族博物館、鎮国寺や、文廟、一柱寺といったベトナムの歴史を学べる場所やお寺などの歴史的建造物がホーチミンに比べて多いです。一方、ホーチミンにはブイビエン通りや、ベンタイン市場、サイゴン大教会、サイゴンスカイデッキなどがあります。昔の建物を見ることを観光のメインにするならハノイ、ショッピングや近代的な建物を見るならホーチミンがおすすめです。ちなみに2017年にベトナムに訪れた観光客を国別ランキングで見ると日本は中国、韓国に次いで3番目でした。2018年の統計はまだ出ていませんがさらに増えていることが予想されます。
3:ベトナム ハノイ&ホーチミンについて 飲食編
ハノイ ホーチミンの名物料理や飲み物について
続いてはハノイとホーチミンの飲食事情についてです。まずはベトナムといえばビールです。ハノイ、ホーチミン共に国を代表する有名ビールがあります。ハノイはビアハノイ、ホーチミンはビアホーチミンです。どっちも甲乙つけがたいですが売り上げ的にはビアサイゴンの会社のシェアがダントツで多く、市場シェアはビアサイゴンが40%、ビアハノイが約20%です。食べ物はどうかというとそれぞれの地域でしか食べることができないというものはありませんが、ハノイといえば春巻きに似たブンチャー、ホーチミンといえばフォーやチェーが有名です。それぞれ本場の地域で食べたい場合は食べ物やビールによってどっちに行くか決めて見るのもいいですね。
4:ベトナム ハノイ&ホーチミンについて 気候編
それぞれのベストシーズンは?
最後に紹介するのはハノイとホーチミンのベストシーズンについてです。南北に長いベトナムでは南北で気候が微妙に違います。北部にあるハノイのベストシーズンは11月から2月にかけてです。この時期は湿度も低く、気温も20度から24度くらいなのでとても涼しやすい気候です。ホーチミンはハノイに比べて年間を通して高温多湿ですが、その中でもベストシーズンは11月から3月ごろにかけてです。この時期は比較的湿度が低くなり、雨が少ないです。
最後に
ここまでベトナムのハノイとホーチミンの違いを説明させていただきましたがいかがでしたでしぃうか?結論的にはどっちも甲乙つけがたいのでどっちがいいか決めることはできません。観光スポットや飲食事情、ベストシーズンから検討するのも手段の1つなので参考のしていただければ幸いです。