イタリア・アルベロベッロ観光情報 その1 アルベロベッロにいくには
アルベロベッロはイタリアの一番南、プーリア州にある町です。長靴のかかとの部分がその場所です。ローマから行く場合には、飛行機か列車でまず、プーリア州の州都であるバーリに行き、そこから私鉄のスド・エスト線(Sud est)に乗り換えるのがもっともわかりやすい移動方法です。ただし、この路線はイタリア名物のストライキが発生することも多いので、注意が必要です。
スド・エスト線は国鉄のバーリ中央駅(Bari Centrale)に乗り入れています。バーリ中央駅からアルベロベッロまでは約1時間40分の所要時間です。一時間に1本か2本しかない列車なので、発車時間をよく確認しましょう。
アルベロベッロ駅についたら、トゥルッリと呼ばれる変わった屋根の家が立ち並ぶ旧市街までは、歩いて10分程の距離ですので、ご安心を。
イタリア・アルベロベッロ観光情報 その2 ホテル情報
アルベロベッロの名物はトゥルッリと呼ばれる、あの屋根の建物。この地に観光に来たら、やはりこの特徴的な建物のホテルに宿泊したいのが、人情というものでしょう。もちろん、アルベロベッロにこの建物を利用したホテルがあります。
「トゥルーリ リゾート モンテ パスビオ」(Trulli Resort Monte Pasubio)はキッチン付きのトゥルッリのホテルです。アルベロベッロの旧市街にあるホテルなので、街歩きには抜群のロケーションです。
トゥルーリ リゾート モンテ パスビオ 公式WEBサイト https://www.trulliholiday.com/en/ (英語サイトあり)
「ティピコ リゾート」(Tipico Resort in Trulli)は小さいエコノミータイプの部屋から6人まで泊まれる大きな部屋まで、部屋のバラエティが豊富なのが魅力です。
ティピコ リゾート 公式WEBサイト https://www.tipicoresort.it/en-gb (英語サイトあり)
両方のホテルとも、アルベロベッロ観光の中心に非常に近いホテルです。
イタリア・アルベロベッロ観光情報 その3 治安について
一般的に、治安が悪いことで知られるイタリア南部。とはいっても、アルベロベッロは観光で町の経済が成り立っている国なので、治安はそれほど悪くはありません。この街を歩いているのは、観光客か観光客相手の仕事をしている人ばかりなので、それほど、街の雰囲気も悪くはないのです。
しかし、そうは言っても、貴重品をズボンのポケットに入れないことや、リュックは体の前で持つことなどの、通常の海外旅行で必要な対策は取っておいた方がよいでしょう。また、アルベロベッロは観光客の客引きが、かなり激しいです。必要のない時は、はっきり「NO」と言いましょう、相手も仕事なので、余計な罪悪感を感じる必要はありません。
イタリア・アルベロベッロ観光情報 その4 気候について
基本的に1年中温暖な南イタリア。冬でも平均最低気温が0度を下回ることはめったにありません。日本の東京の冬のイメージをした服装でアルベロベッロを訪れれば、問題ないでしょう。一方、夏の平均最高気温も意外と低くて、30度をちょっと上回る程度。これも、東京の夏の服装でいれば、アルベロベッロの観光には十分です。
しかし、意外と盲点なのが、この地域の多くのホテルには暖房がない、ということ。つまり、冬の間、ここを訪れる人は、夜寝るときの防寒対策をきちんとしておかなくてはなりません。観光のためだけでなく、よる寝るときのためにセーターを1枚ぐらい持ってきた方が良いでしょう。
イタリア・アルベロベッロ観光情報 その5 お土産情報
アルベロベッロを観光した後に買いたいお土産の1つが、この土地で生産されたリキュール類です。味も各種フルーツ・ピスタチオ・クルミ・チョコレートなど多種多様です。続いて、イタリアお土産の定番品・パスタ。南イタリアの定番パスタは、オレキエッテという、耳たぶの形をしたパスタです。この2種類が、南イタリア観光の鉄板土産と言ってもよいでしょう。
最後に
一年中温暖気候の南イタリア。アルベロベッロはのんびりした町です。イタリアの都会の喧騒につかれた時に、訪れてみましょう。地元の人の温かさが、こころにしみますよ。