フランスのボルドーとは?
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パリからTGV(フランス高速鉄道)で約3時間のフランス南西部に位置する「ボルドー」は、三日月形に湾曲するガロンヌ河口に街が発展したことが「月の港」と呼ばれる由来です。言わずと知れた「ボルドーワイン」の世界的な産地であり、ここの土壌は完全にブドウ栽培に適しており、気候は海洋性で夏は暑く、冬は暖かい気候で、年間を通して雨が多いところです。
「ボルドー」は、フランスのガロンヌ川河口に位置する古き美しい建造物が溢れる港町です。人口は約24万人で、ボルドーの一部の市街地が2007年にUNESCO(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。それほど鑑賞する価値のある街並みが残る場所といえます。
おすすめ観光スポット
フランス ボルドーの観光スポット①ブルス広場(Place de la Bourse)
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ボルドーきってのインスタ映えする写真が撮れるのが、「ブルス広場」。「ブルス広場」は18世紀にルイ15世の王付建築家ジャック・ガブリエルと息子により建設されました。広場中央には三女神の噴水、広場の北側には、現在郵便局として使われている「ブルス宮殿」があります。
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また、この場所の魅力は、この広場建物の前面に薄く水が張られた場所があり、水面に建物などが鏡のように映るために「水の鏡」と称されています。夜にはライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気になります。昼夜問わず魅惑の景色を鑑賞しに訪れたい場所です。
フランス ボルドーの観光スポット②カンコンス広場(Esplanade des Quinconces)
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ボルドーの中央に位置する「カンコンス広場」は、トロンペット城の跡地に作られたヨーロッパで最大の広場です。このフランス革命時のジロンド派の勝利記念碑は広場の象徴になっており、43mの高さがあります。円柱型のモニュメントの下部にある、青銅色の躍動的な彫刻と噴水を鑑賞でき、観光記念の格好の撮影スポットになっています。
引用: https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/254101/image_browse/?album_id=22476
フランス革命の際に処刑場にもなったカンコンス広場ですが、現在では市民の憩いの場になっており、季節ごとのコンサートや骨董市、サーカスなどが催されています。多くの地元の人も散歩したりして、ボルドーの人々の日常生活を観察するのも楽しいかもしれません。
フランス ボルドーの観光スポット③ワイン博物館(La Cité du Vin)
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「ワイン博物館」(シテ・デュ・ヴァン)は、ガロンヌ川岸に建つ9階建てで、2016年6月にオープンした新しい博物館ですが、すでにボルドーの人気スポットとなっています。世界中から集めた20種類ものワインをテイスティングでき、また、7階にあるレストランではワインと料理をいただくことができます。
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最上階の展望台は360度が見渡せるパノラマとなっていて、ボルドーの町並みを眺めることができます。また、巨大なスクリーンを通した映像によるぶどう畑の世界一周疑似体験が楽しめ、さらに、シャトーを巡る現地ツアーも紹介されています。
フランス ボルドーの観光スポット④サンタンドレ大聖堂(Cathedrale St-Andre)
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「サン・タンドレ大聖堂」はゴシック様式で11世紀に建築されましたが、13~15世紀に大改築されました。献堂以降ボルドーの守護神として街を見守り続けています。75mにもなる立派な尖塔が街のランドマークになっています。1998年に世界遺産として登録され、年間10万人といわれる巡礼者がここを通って聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かいます。
引用: https://media.istockphoto.com/photos/door-of-arrows-at-saint-andrew-cathedral-bordeaux-picture-id496884328
北側の王の門に1250年に彫られたゴシック様式の傑作「最後の晩餐」が観光客に人気を集めています。大聖堂のすぐそばには高さ66mの鐘楼「ペイ・ベルラン塔(Tour Pey-Berland)」があるので中世文化を合わせて鑑賞してください。
フランス ボルドーの観光スポット⑤サン ミッシェル大聖堂(Basilique Saint-Michel)
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ボルドーの世界遺産地区内にある「サン・ミッシェル大聖堂」は、15~16世紀に建てられたゴシック様式の大聖堂です。内部には色鮮やかな1,200枚のステンドグラスがあり、パイプオルガンの音と相まって荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。大聖堂に隣接して、ボルドーのランドマークであるの尖塔(高さ114m)があり、地元で欠かせない教会となっています。
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サン・ミッシェル大聖堂は、サンタンドレ大聖堂と共に、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」となっています。週末には大聖堂の前にある広場で蚤の市が開かれ賑わっています。観光で訪れた際に、ぜひ蚤の市も覗きましょう! 思いがけない素敵なものが見つかるかも。
フランス ボルドー観光おすすめのお土産
ボルドー観光おすすめのお土産①:ワイン
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有名シャトー(ボルドーで格付けされたワイン農園のこと)のワインが人気で、特に年代物はとても高いですね。お手頃なワインはテーブルワインです。ワイン通に最高のお土産は、赤ならフルボディ、値段が手ごろなワインは若いワインがおすすめです。ワインはシャトーごとに味も異なるので、テイスティングしてから買うのが一番です。
一つだけ、日本人観光客にも人気の「シャトー・モンペラ ルージュ2014」を紹介します。、
ドイツのワイン専門誌では「シャトー・モンペラ ルージュ」は、5大シャトーであるシャトー・ラフィットやシャトー・マルゴーの評価を超えました。世界中の専門家からも大絶賛され続けている逸品の味わいです。
ボルドー観光おすすめのお土産②:ブション・ド・ボルドー
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ボルドー土産にふさわしいお菓子は、日本でも人気の「カヌレ」の他にもボルドーらしいものがあります。ワインの栓(コルク)のことをフランス語でブション。このコルクの形をした焼き菓子が「ブション・ド・ボルドー」です。バターをたっぷり使用した生地で、レーズンの洋酒漬けマジパンを巻いて焼いたものです。また、チョコレート味もあります。ボルドー観光のお土産にしてみてはいかがですか?
ボルドー観光おすすめのお土産③:マドモワゼル・ド・マルゴー
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マドモワゼル・ド・マルゴーというチョコレートです。日本人観光客にもボルドーを訪れたら外せないと人気です。このチョコレートはブドウの枝を模して造られたもので、色々なフレーバーがあり、自分の好きな味を見つけるのも楽しいものです。
ボルドー市内にも専門店がありますが、本店はマルゴー村。さらに、ギャラリーラファイエット(百貨店)でも購入することができます。専門店ではすべて試食することができるので、品数も多い専門店で購入してみてください。賞味期限や重量をあまり気にしなくていい、持ち帰りやすい大量ばら撒きに最適お土産です。
まとめ
ボルドーの街並みも観光に値する観光スポットがたくさんあります。日本とは異なった石造りの建築物・彫刻、魅惑の港町の風景などが堪能できます。そして、ワインを始めとするもらって喜ばれるお土産も。次に概要を紹介しています。
・ボルドーきってのフォトジェニックな写真が撮れる「ブルス広場」
・ヨーロッパで最大の広さの広場「カンコンス広場」
・ワインをテイスティング・購入できる人気の観光スポット「ワイン博物館」
・ボルドーの守護神として街を見守り続けている中世の彫刻も素晴らしい「サン・タンドレ大聖堂」
・ボルドーのランドマークとして高さ114mもある尖塔もある「サン・ミッシェル大聖堂」
・日本人観光客にも人気の「シャトー・モンペラ ルージュ2014」
・ワインの栓の形をしたチョコレート・焼き菓子「ブション・ド・ボルドー」
・チョコレートはブドウの枝を模して造られた「マドモワゼル・ド・マルゴー」
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