ナポリに行く前に！調べてみよう気温や天気
イタリア南部の最大の都市、ナポリ。イタリアの第3の都市と呼ばれ、南イタリア最大を誇る街です。そんなナポリは、地中海性気候と呼ばれる気候に属し、年間の半分以上がお天気が良いとされます。夏は海が近いので湿度は高めですが、温暖ですごしやすいのに反して、夏はジメジメがなくとても乾燥します。イタリアには日本と同じく、四季（イタリアではスタジョーニと呼ばれる）がありますので、行く季節によって、服装や持ち物を考えてみてください。
暖かく、陽気なイメージのナポリですが、季節によっては寒さを感じることもあるので注意です。また、夏は思った以上に乾燥するため、日焼け止めの他に、保湿クリームなどもあると便利です。また、地中海の日差しの強さは、想像以上と思ってください。必ず、サングラスや日よけ帽子、日焼け止めを持っていきましょう。目が弱い方は目薬も必須です。日傘は、観光地でもあるのと、日本人は身長が低く、傘をさすと欧米人の顔の高さになってしまい、ぶつかったりとトラブルの原因にもなりかねないので、極力避けるのがおすすめです。
春のナポリの気温は？
年間を通して暖かいイメージのナポリの3月、4月、5月は、春の時期です。観光シーズンの幕開けとなる暖かい気候が始まります。最高18度、最低7度と、日本の春に似た気候ですごしやすいです。3月終わりからサマータイムになり、日照時間が長くなっていきます。昼間は薄着でも大丈夫ですが、夜は急に冷え込むこともあるので、1枚羽織るものがあるといいです。
注意したいのは、日本と同じく季節の変わり目という点です。日本でもポカポカの日が続いたと思ったら、急に冬の天気に戻ったりするように、ナポリでも急に真冬並みに冷え込むこともあります。大丈夫と思わず、旅行バッグの中にはジャケットやストールなどを入れておくと、いざという時に便利です。また、5月は突然の雨なども予想される時期なので、雨具も持っておくと便利です。
夏のナポリの気温は？
6月、7月、8月は、地中海のカラッとした天気の良い日が続く夏へと入ります。この時期になると、海水浴客がどんどんと増えてきます。6月は日本と違って梅雨がなく、暑いですがカラッとしてすごしやすいです。また、日照時間も非常に長く、21時くらいまで明るいのが特徴です。ただ、急な冷え込みに備えて薄手の羽織る物の準備はしておいたほうがいいです。7月、8月は最高気温が29度、最低気温は18度なので、夜でも暖かくて気持ちが良い日が続きます。
日中の観光をする場合の服装は、半袖でも大丈夫ですが、日差しがきついので、長袖や日焼け防止グッズなどがあったほうが良いです。夜まで明るいので、テラス席のあるバーでおしゃれな夜を楽しんだりもでき、楽しい旅行になること間違いありません。教会や美術館、ちょっと高級なレストランに行く場合などは、半袖短パンにサンダルという形では入れないこともありますので、そういったお店などに行く予定がある場合は、きちんとしたジャケットや靴があった方が無難です。
秋のナポリの気温は？
9月、10月、11月になるとナポリにも秋の気配が近づいてきます。それでも、まだまだ11月くらいまでは暖かいです。10月の最終の日曜日から冬時間となり、ゆっくりと寒くなっていきます。最高気温は23度、最低気温は11度なので、日本の秋と同様に、非常にすごしやすく観光にはうってつけの季節です。昼間は長袖のシャツで大丈夫ですが、強い風や冷え込みに備えて、ストールなどがあると便利です。
11月になると冷え込みも増してきます。夜は10度前後と冷えるので、夜に出歩く予定がある人は、暖かい服装の準備をしたほうが良いです。また、季節の変わり目になるので、体温調節しやすい服装にしてください。また、石畳なので、足元から軍と冷え込んできます。足元を温かくできるものがあると良いです。
冬のナポリの気温は？
12月、1月、2月のナポリは曇り空も多く、天候が安定しないことも多くなります。降水量も多くなるため、服装には十分注意が必要です。暖かいイメージで行ってしまうと、予想外の寒さに体調を崩しかねません。最高気温は13度、最低気温3度となり、朝晩の冷え込みが厳しくなります。日照時間は短めなので、暖かい昼間に観光するのがベストです。
また、雨によってはポンペイ遺跡や青の洞窟などの観光ができないこともあるので、よく確認してから行くようにしてください。観光の時の服装はジャケットやコート、寒いのが苦手な方は、手袋なども持って行かれることをおすすめします。足元は特に冷えるので、足元の防寒対策は必須です。
まとめ
年間を通して暖かく、観光にうってつけのナポリ位の街ですが、冬はやはり寒かったり、海辺の街ならではの冷え込みもあります。夏だからといって薄着しか持って行かないのではなく、ちょっとした羽織やストールがあると快適です。ぜひ、行かれる前に、気温や服装のチェックをしてから楽しい旅にしてください。
