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これで安心!パリの地下鉄完全攻略【2018年度版】~乗り換えや治安情報まで~

2024.02.25

パリの地下鉄はどうやって乗る?治安は大丈夫?知らない海外の土地では不安もいっぱいですよね。そこでパリの地下鉄を徹底解説!乗り換えや回数券、ゾーンに、治安情報などをまとめていきます。上手に使えれば便利で頼もしい移動手段になりますので、参考になさってください。

  1. パリの地下鉄①基本情報
  2. パリの地下鉄②治安情報
  3. パリの地下鉄③切符の種類【Ticket t+】
  4. パリの地下鉄④切符の種類【Carnet Ticket t+】
  5. パリの地下鉄⑤切符の種類【Mobilis】
  6. パリの地下鉄⑥切符の種類【Paris Visite】
  7. パリの地下鉄⑦切符の種類【Ticket Jeune】
  8. パリの地下鉄⑧切符の種類【Navigo Decouvete】
  9. パリの地下鉄⑨切符の種類【Passlib】
  10. パリの地下鉄⑩乗り換え
  11. まとめ
パリには、「地下鉄(METRO)」をはじめ、「高速鉄道(RER)」に、バスやトラムなどの各種交通機関が配備されていますので、パリを個人で観光される際でもなにかと便利だと思います。中でも利用回数が多いのは、パリ市内を網羅している地下鉄。路線は14あり、1~14号線の番号がつけられており、この地下鉄を使ってパリ市内を簡単に周ることができます。
また、始発は朝の5時台から運行し、深夜0時台まであり、RER線やバスへ乗り換えも比較的簡単にできます。パリ北駅など国際鉄道が発着する駅にも乗り入れていますので、フランスを出てヨーロッパ周遊などされる際にも、利用できる便利な手段です。回数券やお得な特典の付いた切符など様々な種類がありますので、見ていきましょう。
パリの地下鉄は、スリが常駐する場所です。日本のように治安は良くありませんので、くれぐれもご注意ください。10代の女の子たちによるスリグループに囲まれたり、扉付近で降り際に盗られるなどの被害が頻繁に発生しており、地下鉄のホームでは「スリに気をつけるように」とアナウンスされるほど。1号線では、日本語のアナウンスも流れ、現金をたくさん持ち歩き、無防備なイメージの日本人は標的になりやすいです。日本ほど治安が良いところもないと思いますが。
あくまでも、治安が良い場所ではありませんので、バッグのファスナーを閉め、ファスナーを開けられないように手でガードして、車両に乗ったらできれば座りましょう。座れない場合は、扉付近に立つのは避けるべきです。常にバッグは体の前で、ファスナーを手でガードしておくことをおすすめします。
【Ticket t+】「ティケ・プリュス」切符1枚。■大人子供共通:1.9€(4歳未満無料)。お子様連れで地下鉄を数回利用されるなら、回数券の「カルネ切符10枚セット」の子供料金を購入の方がお得です。また、未使用の切符の有効期限はありません。■地下鉄全線、全区間、パリ市内のバス、パリ市内のトラム、RER線ゾーン1間で利用可能。■90分以内の、地下鉄、RER線乗り換え、もしくはバス、RER線乗り換えができます。
【Carnet Ticket t+】「カルネ」切符10枚セットになった回数券。■大人:14.9€(10歳以上)切符1枚づつの値段よりもおよそ2枚分お得になっている回数券。■子供:7.45€(4歳未満無料)5回以上地下鉄を利用されるなら、この回数券の子供料金がお得です。また、未使用の回数券や切符の有効期限はありません。■地下鉄全線、全区間、パリ市内のバス、パリ市内のトラム、RER線ゾーン1間で利用可能。■90分以内の地下鉄~RER線乗り換え、もしくはバス~RER線乗り換えができます。
【Mobilis】「モビリス」1日フリーパス乗車券。地下鉄や国鉄など交通機関が1日乗り放題できます。料金は利用エリアのゾーンによって異なります。もし25歳以下で土日の利用でしたら、後でご紹介する「ティケ・ジュンヌ」がお得です。■地下鉄全線、全区間、バス、トラム、RER線、国鉄SNCF線での購入ゾーンで利用可能。
■ゾーン1~2:7.5€、ゾーン1~3:10€、ゾーン1~4:12.4€、ゾーン1~5:17.8€(4歳未満無料)。パリ市内の移動はゾーン1~2です。利用開始日0:00~24:00までが乗り放題です。切符に利用日と名前を記入して使います。
【Paris Visite】「パリ・ヴィジット」1~5日間フリーパス乗車券。観光客向けの切符となり、主要交通機関が乗り放題できます。料金は利用日数により異なります。■地下鉄全線、全区間、バス、トラム、RER線、国鉄SNCF線での購入ゾーンで利用可能。■特典:「凱旋門」や「モンパルナスタワー」そして「ディズニーランドパリ」などの計13ヶ所で入場割引となります。(大人料金購入が対象です)また、地下鉄路線図マップがもらえますので、自動販売機で購入された場合は、窓口でマップをもらってください。
■ゾーン1~3:1日間券12€(子供6€)、2日間券19.5€(子供9.75€)、3日間券26.65€(子供13.3€)、5日間券38.35€(子供19.15€)■ゾーン1~5:1日間券25.25€(子供12.6€)、2日間券38.35€(子供19.15€)、3日間券53.75€(子供26.85€)、5日間券65.8€(子供32.9€)(4歳未満無料)。利用開始日0:00~24:00までが乗り放題です。
【Ticket Jeune】「ティケ・ジュンヌ」週末限定1日フリーパス乗車券。25歳以下の方が土日祝日に利用できるお得な1日乗車券。先述しました一般の1日乗車券「Mobilis」よりも安い価格です。料金は利用エリアのゾーンによって異なります。学生でなくても、年齢が25歳以下を証明できる西暦表示の免許証や学生証があれば問題ありません。■地下鉄全線、全区間、バス、トラム、RER線、国鉄SNCF線での購入ゾーンで利用可能。
■ゾーン1~3:4.10€、ゾーン1~5:8.95€、ゾーン3~5:5.25€。利用開始日0:00~24:00までが乗り放題です。
【Navigo Decouvete】「ナヴィゴ・デグヴェルトゥ」1週間以上滞在する方向けの磁気カード。1週間用と1ヶ月用とあり、その期間は交通機関が乗り放題になります。(1週間は月曜日~日曜日、1ヶ月は1日~末日の区切りとなり、週の途中もしくは月の途中からの利用は少し損になります。)日本でいうSuicaのようなもので、作成するのに5€と顔写真が必要です。■地下鉄全線、全区間、パリ市内のバス、トラム、RER線、国鉄SNCF線での購入ゾーンで利用可能。
ゾーン1~5、ゾーン2~5、ゾーン3~5、ゾーン4~5から選択して、定期のようにチャージして、再び使う仕組みです。■ゾーン1~5:1日17.80€、1週間22.8€、1ヶ月75.20€。磁気カードですので、改札で通すのではなく、Suicaのようにタッチして通ります。
【Passlib】「パスリブ」先述しました、フリーパスのParis Visiteと、60ヶ所以上もの美術館や博物館が無料になるパスがセットになったお得なパッケージ。指定期間中に、地下鉄や国鉄などの交通機関が乗り放題でき、さらにオープントップ観光バス、セーヌ川ディナークルーズ、の特典が付いた観光者向けのフリーパスです。■地下鉄全線、全区間、パリ市内のバス、トラム、RER線、国鉄SNCFのゾーン1~3での利用が可能。
■2日間券:109€、3日間券:120€(ミュージアムパスは2日間有効となります)、5日間券:155€(ミュージアムパスは4日間有効となります)
列車を乗り換える場合は、ホームに降りて「Correspondance(乗り換え)」の案内に従って進んでいけば大丈夫です。日本と同じ様に、次に乗りたい路線の番号を探し、目的地へ行く方面の終点駅が表示されたホームで列車を待ちます。
「シャトレ駅」、「モンパルナス駅」や「サンラザール駅」など大きな駅で乗り換える際は、まるで迷路のように階段を上がったり下がったりしながら、遠いと乗り換えるのに10分ほど歩く場合も。掲示板の案内どおりに進んで行けば間違いありませんので、そういう駅もあることを頭に入れておくと焦らずに済みますね。
パリの地下鉄について、まとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?日程や目的地により回数券やフリーパスなど、乗車券も変わってくると思います。旅行の予定と比較しながら検討なさってください。治安に関しては、いつも警戒していれば大丈夫ですので、パリを訪れる際の参考にしていただき、地下鉄を上手に使ってみましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bo9BgdkhfFA/?tagged=metroparis