イタリアの「コロッセオ」ってどんなところ?
「コロッセオ」は、イタリアで古い歴史を持つ遺跡の1つで、今から約2000年前に闘技場として作られました。この遺跡は、世界遺産として登録されているため、多くの観光客が訪れる観光スポットになっています。そして、後世に「コロッセオ」を残すために現在も修繕が行われています。
イタリアの「コロッセオ」の歴史
イタリアの「コロッセオ」の歴史は、今から約2000年遡ります。この建造物は、剣闘士が猛獣と戦う闘技場として造られ、完成した日から100日間は、毎日猛獣との戦いが行われていました。その他にも、「公開処刑」が行われていた歴史が残っている場所です。現在は、死刑を廃止するイベントが行われています。
コロッセオの入場券の買い方
「コロッセオ」へ入場するためには、入場券が必要になります。入場券は、フォロロマーノとパラティーにも入場できる「共通入場券」と、空港や駅などで購入できる、観光地に無料で入場したり割引で入場できる「ローマパス」と、「ネットの事前予約」の、3つの買い方があります。そして、優先入場するための「ファストパス」を購入することもできるので、事前に購入しておきましょう。
コロッセオの開館時間は?
「コロッセオ」の開館時間は、朝の8時30分から始まり、閉館時間が季節によって変わります。3月の最後の日曜日から、8月末までは19時15分まで開いていて、10月25日までは18時30分、2月15日までは16時30分、3月15日までは17時まで開館しています。そして、元日と5月1日とクリスマスは休館日になっていて、復活祭の前々日の金曜日は14時閉館するので注意しましょう。
コロッセオ見学にかかる時間は?
「コロッセオ」を見学する際にかかる時間は、およそ1時間程度かかります。「コロッセオ」には、見どころの「観客席」や「地下空間」などがあり、見どころごとに写真を撮影しながら歩くと約40分かかります。また、「コロッセオ」のオーディオガイドを使って、解説を聞きながら1周まわると約1時間かかります。
イタリアの「コロッセオ」の見どころは?
ゆっくりと見てまわると1時間かかる「コロッセオ」は、さまざまな見どころが詰まっています。ここからは、そんな「コロッセオ」の見どころを、厳選してご紹介していきます。ゆっくりと「コロッセオ」を見てまわるために参考にしてみましょう。
コロッセオの見どころ①「観客席」
コロッセオの見どころの1つ目は「観客席」です。観客席は、身分制度によって分けられていて、1階席が「議員の席」、2階席は「騎士の席」、その上が「市民の席」、そして、1番上の席が市民権を持っていない人の席になっていました。帝国の身分制度が見てとれるので注目していきましょう。
コロッセオの見どころ②「地下空間」
コロッセオの見どころの2つ目は「地下空間」です。当時の地下空間は、猛獣を閉じ込めていた檻や剣闘士と猛獣が戦う舞台が造られていました。今は、「地下空間」が見えるようになっているため、迷路のように造形を観賞することができます。
コロッセオの見どころ③「ライトアップ」
コロッセオの見どころの3つ目は「ライトアップ」です。コロッセオの「ライトアップ」は、古代ローマの時代に催し物が行われる際に、火が灯されていました。そして現在では、技術の進歩によって毎晩「ライトアップ」を行うことができるようになりました。いつでも見に行くことができますので、夜の「コロッセオ」を見てみましょう。
イタリア「コロッセオ」の見どころを見てまわろう!
イタリアのコロッセオの「歴史」や「見どころ」をはじめ、開館時間やチケットの買い方などをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?コロッセオの見どころを、余すことなく見てまわるための、参考にしてみてください。