// FourM
Nygbmefv3y1tn9w68cpl

イタリア

CATEGORY | イタリア

イタリア・マテーラ観光2018年版・見どころやお土産までチェック!

2024.02.25

南イタリアのバジリカータ州に位置する都市マテーラは、洞窟住居がある街として有名です。まだあまり観光地化されていないので、落ち着いて楽しめる穴場スポットです。今回は、イタリア・マテーラ観光の際の見どころやおすすめのお土産を一挙ご紹介いたします。

  1. 南イタリア・マテーラの洞窟住居
  2. 南イタリア・マテーラの歴史
  3. 南イタリア・マテーラの洞窟住居の見どころ
  4. 南イタリア・マテーラのお土産
  5. 終わりに
引用: https://etsuko-ciao.italia-giappone.link/wp-content/uploads/sites/3/2017/12/20170919_104516.jpg
南イタリアのバジリカータ州に位置するマテーラには、洞窟住居であるサッシ群が存在します。凝灰岩で作られたこの洞窟住居が約4000もあり、織り重なる岩肌が荘厳な絶景を生み出しています。マテーラは、中心部である「チピタ」を基準に南北へ大きく二つに分かれ、北部を「サッソ・ヴァリサーノ」・南部を「サッソ・カヴェオーソ」と呼び、正確にはこれらを総称して「サッシ」と呼ぶわけですね。
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20161109/14/blanche-cat/a7/06/j/o2048153613793741035.jpg?caw=800
1993年には、「マテーラの洞窟住居」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。南イタリアの観光スポットとしては今のところはそこまで脚光は浴びておらず、まだまだ穴場のスポットなのでゆっくりのんびりと観光を楽しめますよ。
引用: https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_pict/20/83/86/650x_20838608.jpg?updated_at=1452678198
南イタリア・マテーラの歴史は8世紀まで遡ります。その頃から13世紀にかけて、イスラムからの迫害を逃れてやって来たキリスト教徒の修道士たちがこの地へ移り住んだことから、マテーラの歴史は始まります。15世紀の地中海交易によって繁栄に成功したマテーラですが、その後徐々に街が衰退していきました。
引用: https://media-cdn.tripadvisor.com/media/photo-s/05/3a/75/b0/caption.jpg
州都移動により行政がストップした上に、人口増加による住居の現象も相まって、多くの貧困層の人々が生まれることとなりました。住居確保がままならないため人々は家畜と住居を共にするようになり、それが原因で衛生環境は悪化し死者が出るほどにまでなったんだそうです。1952年にはサッシの人々は退去を余儀なくされ、1993年には世界文化遺産に登録されるほどにまで文化的価値を認めらました。
引用: https://gotrip.jp/wp-content/uploads/2016/07/Resize_P1030931-740x555.jpg
マテーラ観光では、サッシ地区の散策がメインとなるでしょう。中でも見どころとしては、マテーラが栄えていた時代のサッシ住宅が再現された「グロッタの家」という資料館がおすすめです。日本語で書かれたガイドペーパーがもらえるので、当時の暮らしについての理解を深めながら見学できますよ。
引用: https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/album/src/10/36/52/src_10365205.jpg?updated_at=1256950949
また、もう一つの見どころとして、市街中心地の「ヴィットリオ・ヴェネト広場」の近くにある展望台から望むサッシ群は圧巻です。
引用: http://www.bs-tbs.co.jp/zekkei/pic/160_1.jpg
昼間に行くのも良いですが、日没ごろを狙って行くと次第にライトアップされていくサッシ群の夜景を堪能することができるんです。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/schweitz/imgs/a/b/ab0f17f0.jpg
せっかくマテーラに訪れたのなら、記念にお土産をゲットして帰りたいですよね。マテーラでマストバイのお土産はまず「マテーラパン」をおすすめします。ただのパンだろうと侮ることなかれ、よくパスタに使用される上質な小麦であるセモリナ粉を用いて作られたパンは、小麦の風味が強くモチモチとしていてとっても美味しいんです。1週間弱しか日持ちしませんが、気に入った方はぜひお土産におすすめです。滞在中の主食になること間違いなしの美味しさですよ。
引用: https://tabicoffret.com/uploads/italyii-italian_olive_oil.jpg
また、やはりイタリアなのでオリーブオイルやドライトマトなどもお土産にぴったりです。特に、マテーラパンにオリーブオイルをたっぷりつけると美味しいのでセットで購入して帰るのをおすすめします。他にもチーズやオリーブなどワインに合うおつまみもたくさんありますので、お酒好きな方はお土産にぜひゲットしてみてくださいね。
引用: https://taptrip.jp/system/App/Blog/thumbnails/000/005/429/large/64850e0ec4ae886894f394974d6fe580.jpg
今回は、南イタリア・マテーラの歴史や見どころ、お土産情報についてお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。セピア色の悲しい雰囲気を醸し出すマテーラのサッシ群は、まだまだ観光地としてはマイナーなので観光客も少なくゆっくりと堪能できる穴場スポットとしておすすめします。まるでラビリンスのような街並みは、散策しているだけでもワクワクして楽しいですよ。旅行などで南フランスを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://etsuko-ciao.italia-giappone.link/wp-content/uploads/sites/3/2017/12/20170919_104516.jpg