琉球ガラスの歴史は米軍統治下の時代にさかのぼります。終戦後、物資が不足する中、アメリカから持ち込まれた様々な色の空き瓶を再利用して作られたのが始まりです。琉球ガラスの魅力はぽってりとした厚みと独特のゆがみ、いくつもある気泡や温もり感ある色合いです。吹きガラスの技法で造るため同じものが１つとなく、色、重量感、形など一つ一つに個性があります。

琉球ガラスは沖縄の各お土産店で購入できますが、とくに品揃えが豊富なのが琉球ガラス村です。色鮮やかな琉球ガラスの雑貨がずらっと並んでいるので、インスタ映えする写真を撮ることも出来ます。その中でも「バースデーグラス（2,700円）」は、誕生石のカラーが揃った琉球ガラス村のオリジナルグラスです。おしゃれなギフトボックス入りなのでお土産にぴったりです。２個セットで購入すると割引されるような特典が付いたグラスもいいですね。また、吹きガラス作りの体験もできるので、手造りのグラスを彼氏へのお土産にするのもおすすめです。空港から車で約30分で入場料もかかりません。プランが合えば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「島ぞうり」はご存知ですか。島ぞうりとはいわゆる「ビーチサンダル」です。沖縄ではビーチサンダルのことを「島ぞうり」といい、子供から年配の方まで、普段履きとして多くの人に親しまれています。最近ではお土産としても人気が高く、400円くらいから2,000円前後とお値段もお手頃です。シンプルなデザインのものから、ナイフで彫ってデザインできる「島ぞうりアート」まで、沖縄では色々な島ぞうりが販売されています。

もちろん履き心地も抜群で、沖縄感あふれる柄やカラーもおしゃれ。夏のビーチだけでなく、ちょっとそこまでという時の自宅履きにも出来るので男性に喜ばれるのではないでしょうか。名前やイラストなどを入れるとオリジナル感がありとても素敵です。彼氏用と自分の分をお揃いでというのもおすすめです。島ぞうりは沖縄の各お土産店をはじめ、国際通りやコンビニなどでも購入すること出来る、沖縄らしいお土産のひとつです。

沖縄感があふれるモチーフのTシャツは楽しくユニークなものばかりです。シーサーやゴーヤー、一番人気のジンベイザメは柄もさまざまでキュートさが魅力。ニシキアナゴやハイビスカスなどもおすすめです。

各店舗ごとに個性あるTシャツがたくさん売られており、お値段は2,000円台からとお手頃です。国際通りにはそんなお店が軒を連ねているので、渡したい人のイメージに合ったお店を見つけてイチオシのTシャツを選ぶのも良いのではないでしょうか。国際通りの「YuraYura」や、「JAM MARKET」などがおすすめです。

沖縄の人気アイテム「かりゆしウェア」。2000年に行われた沖縄サミットをきっかけに広く普及し、現在沖縄ではカジュアル、ビジネス、結婚式などのシーンで活用されています。沖縄で生活するうえで少なくとも１着は必要なアイテムです。一見するとアロハシャツと同じように見えますが、かりゆしウェアには「沖縄の県産品で沖縄らしさを表現したもの」という定義が設けられており、厳密に区別されています。南国感を感じることが出来るアイテムであり、「沖縄の県産品」ということでお土産としても人気です。

着心地も良く、沖縄独特の模様を楽しめるのも魅力です。ヤンバルクイナやハイビスカス、パイナップルなどインパクトある柄が描かれているものもあります。かりゆしシャツは国際通りの「マンゴハウス」や「マウンテンオキナワ」、国際通りの入口近くにある「Habu Box」などが種類も豊富でおすすめです。とくにHabu Boxはサイズも幅広く取り揃えており、トロピカルな雑貨も並んでいるのでお土産選びが楽しくなります。安く購入したい方は、国際通りのドン・キホーテでも3000円程度で販売されているので、そちらもおすすめです。実際、現在沖縄に生活している私が持っているかりゆしウェアはドン・キホーテで購入したものです。

沖縄では魔除けをしてくれる家の守り神として信じられている「シーサー」。今からおよそ３３０年前、火事が多かった現在の八重瀬町富盛地区に火除けとして置かれたのがシーサーの始まりです。シーサーが置かれた富盛では火事が無くなったそうで、その噂が沖縄各地に広まり、その後各集落、そして各家に置かれ、今では沖縄のお土産としても人気が高いアイテムになっています。自宅の玄関やリビングにお守りとして飾っておけるので、男性女性に関わらず喜ばれるお土産です。シーサーはオス、メスがセットになっており、家に福を招き入れるという意味で口を開けているのがオス、災難を決して家に入れないという意味で口を閉じているのがメスです。

シーサーのデザインも作る作家さんによってさまざまですが、国際通りにある「MITSUOシーサー美術館」は新しい感覚にアレンジしたユニークなシーサーが並んでいるのでお気に入りが見つかるのではないでしょうか。こちらではシーサーの絵付け体験も出来るので、オリジナルシーサーをお土産に渡すのもいいですね。また、那覇から車を３０分ほど走らせて八重瀬町まで行くと、富盛の元祖シーサーのレプリカに絵付けすることが出来る体験もあります。絵付け体験は当日その場で持ち帰ることが出来るというのもおすすめのポイントです。

沖縄にしかない、沖縄の革細工ブランドである「琉球レザーL.L.A」の製品は男性に渡す沖縄土産として人気です。那覇本店、美浜店、あしびなー店の3店舗があります。その特徴はイタリア産のヌメ革に沖縄の手織り生地を埋め込んであるという点。一つ一つが手造りで、デザインもおしゃれです。

手頃なものではスマホやデジカメなどを入れる巾着のケースや、名刺入れ、キーケース、キーホルダーなど。おすすめは織ミシンコインケース。首里織の生地を使ったマチ付きのコインケースなので小銭がたくさん入ります。また、カードを入れるところも付いているので免許証などを収納することもできて便利です。カラーバリエーションも豊富で、何より長く使えるのが魅力です。

35コーヒーは沖縄発祥のブランドで、風化したサンゴを使い200度以上でゆっくり焙煎した貴重なコーヒー豆です。サンゴは沖縄から外へ持ち出すことができないので、この35コーヒーは沖縄でしか手に入らないレアな製品です。そしてサンゴを守るため、35コーヒーでは売上の3.5%を使ってベビーサンゴ移植する活動も行っているとう沖縄愛が強いお店でもあります。

このコーヒーは香り豊かでまろやかな味わいが魅力です。朝の一杯で心が落ち着き一日のスタートにふさわしいコーヒーなので、ぜひ彼氏や知り合いの男性のお土産にいかがでしょうか。商品はテトラパック、粉、豆タイプがあり、豆や粉タイプは80gから販売されています。35コーヒーオリジナルのマグカップとセットにすればますますおしゃれな沖縄のお土産になります。

実は沖縄本島では国産のコーヒー豆が栽培されています。日本でコーヒー栽培が行われているのは徳之島と小笠原諸島、そして沖縄本島だけです。本島の北部ではそんな貴重な国産コーヒーを栽培している農園の見学や、コーヒーの試飲を楽しむこともできます。もちろん国産のコーヒー豆を購入することも出来るので、大人の男性向けにおすすめのお土産です。

沖縄グルメ「豆腐よう」は、泡盛や紅麹などを使った汁に半年以上漬け込んで熟成させた豆腐です。琉球王朝の頃から貴族や宮廷で食べられていた高級珍味で、食感はチーズのようで、味はウニのようなイメージ。発酵食品なので健康にも良く栄養価の高い食べ物です。

「琉球酥本舗」の豆腐ようは、絹のようななめらかな口あたりで、安定剤や防腐剤を一切使用しておらず、紅麹ではなく米麹、大豆のみで熟成させた本物の味わいが楽しめます。ビールや泡盛と良く合うので、お酒好きな男性のおつまみにもおすすめです。

沖縄の海の塩を使用した薄口醤油は、国際通りにある「琉球醤油屋」の人気商品のひとつ。独自製法で旨みを引き出しており、たまごかけご飯や焼き魚、冷奴などに良く合います。お湯で割ればそのままお吸い物としていただける特別な醤油で、地元民にも親しまれています。

他にも沖縄海塩、シークヮーサー、黒糖などが使われた「塩だれ」はサラダドレッシング、焼肉などに。ご飯のお供にぴったりな「もずくのり佃煮」も男性に大人気なのでお土産としてイチオシです。塩醤油は150mlが780円、お土産一番人気250mlは980円です。

沖縄県内のお土産店やスーパーなどで購入できる沖縄定番のお土産です。数々ある紅いもタルトの中でも、甘みが少なく風味がしっかりしている「御菓子御殿」の元祖紅いもタルトがおすすめ。保存料や人工着色料などは全く使用していない安心、安全なところもおすすめの理由です。美しい紫色とあっさりとした味わいが男性にも人気があります。

彼氏や男性におすすめの沖縄のお土産をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。沖縄には魅力的なお土産がたくさんあり過ぎて一つに絞るのが難しいところですが、そんなときは今回の記事をぜひ参考にしてみてください。男性が喜ぶ顔を思い浮かべながらお土産を選ぶひとときを楽しみましょう。