二泊三日長崎旅行モデルコース:長崎駅からスタート
JR長崎駅に到着したら、駅の改札を出てすぐのところにある総合観光案内所で観光マップを入手。路面電車の一日乗車券もここで購入できます。
また駅に直結したアミュプラザ長崎は、長崎のお土産やファッション、雑貨などのお買い物が楽しめるほか、レストランやフードコートもあります。
JR長崎駅前に路面電車の電停やバス停があります。歩道橋を使って各のりばへ行きます。
<路面電車の基本情報> 1回乗り切り制(均一運賃):大人(中学生以上)¥130 小児(小学生)¥70 一日乗車券:大人¥500 小児¥250 一日乗車券の発売所:観光案内所、沿線ホテルフロント、長崎電気軌道営業所、JR九州みどりの窓口など(車内での販売はなし) お問い合わせ:長崎電気軌道株式会社 TEL:095-845-4111
二泊三日長崎旅行モデルコース:1日目午前中のプラン
まず最初に、長崎名物の路面電車に乗って長崎観光の定番中の定番「平和公園」へ行きます。
間近で見る平和祈念像は大きく、迫力があります。平和の象徴と言われる鳩もいるので合わせて見られるといいですね。暑い日にはチリンチリンアイスを食べるのもおすすめです。
<平和公園の基本情報> 住所:長崎県長崎市松山町平和公園 電話番号:095-829-1171 (長崎市みどりの課) 交通アクセス:JR長崎駅前から路面電車「赤迫行」で松山町下車、徒歩3分
続いて、平和公園の隣にある原爆落下中心地公園を通って「長崎原爆資料館」へ行きます。
原爆落下中心地公園には「原爆落下中心地碑」のほか、「平和を祈る子の像」や「不戦平和之搭」などたくさんの石碑が建っています。きれいに整備された公園がより一層平和の尊さを際立たせていると感じます。
「長崎原爆資料館」は、被爆にあった建物の残骸や写真などが説明とともに、とてもわかりやすくまとめて展示してあります。原爆の悲惨さを訴えるだけの資料館ではなく、核兵器のない平和な世界への希求がテーマの資料館なんだということがすごく伝わってきます。
<長崎原爆資料館の基本情報> 住所:長崎県長崎市平野町7番8号 電話番号:095-844-1231 営業時間:1月~4月と9月~12月:8:30~17:30(入館は17:00まで) 5月~8月:8:30~18:30(入館は18:00まで) 休館日:12月29日~12月31日 観覧料(地下2階):大人¥200 小中高校生¥100 (小学生未満は無料)
二泊三日長崎旅行モデルコース:ランチは長崎新地中華街で
長崎に来たならランチは中華で決まり。
「長崎新地中華街」へ行くには、まず原爆資料館から徒歩5分で路面電車「原爆資料館(旧名称:浜口町)」電停へ。そこから「崇福寺行」に乗って新地中華街で下車すれば、徒歩1分で中華街の入り口です。
長崎の中華街は横浜・神戸とともに日本三大中華街と言われる人気スポットです。中国らしい雑貨やお菓子などの買い物を楽しんだり、食べ歩きを楽しみましょう。長崎名物グルメの角煮まんやちゃんぽんも美味しいお店があるのでランチだけでなくディナーにもおすすめです。
二泊三日長崎旅行モデルコース:1日目午後のプラン
ランチが済んだら次は明治期の洋館を見学できる「グラバー園」へ。敷地内にはおしゃれなカフェやレトロ写真館などもあるので様々な楽しみ方ができます。
グラバー園は高台にあるので景色も最高。長崎港を一望できるビュースポットも園内に数か所あるので、のんびり歩きながらいろんな角度から長崎の街の眺めを堪能できます。
<グラバー園の基本情報> 住所:長崎県長崎市南山手町8-1 電話:095-822-8223 開館時間:8:00~18:00 ※7月~10月初旬は夜間ライトアップのため開館は8:00~21:30になります。 休業日:無休 長崎駅からの交通アクセス:路面電車「崇福寺行」で新地中華街下車して「石橋行」に乗り換えて大浦天主堂下車、 徒歩8分
長崎にはたくさんの教会があるので、滞在中にひとつは見学しておきたいところ。観光客にも大人気の「大浦天主堂」はグラバー園を出て、お土産屋さんが並ぶ坂道を下った所にあるので、グラバー園とセットで観光できます。階段を登る前に写真を撮ると建物全体が入ります。
<大浦天主堂の基本情報> 住所:長崎県長崎市南山手町5-3 営業期間公開時間:8:00~17:45 休業日:無休
二泊三日長崎旅行モデルコース:1日目夜のプラン
世界新三大夜景都市に認定されている長崎の夜景を見ることができる「稲佐山展望台」は、長崎観光で外せない観光スポット。展望台へ行く主な方法は、ロープウェイを利用、「夜景見学ツアー」に参加、またはタクシーを利用の3つになります。
私は「夜景見学ツアー」に参加しました。ガイドさんから長崎の観光案内も聞けておすすめです。
稲佐山展望台はデートスポットとしても大人気。土日や大型連休、夏休みなど時期よっては人の頭しか見えないくらい大混雑することもあるとか。
私が行ったのは平日だったので比較的すいていました。おかげで1000万ドルの夜景を心ゆくまで目に焼き付けることができました。
<稲佐山展望台へのアクセス>
・ロープウェイで行く場合:長崎駅前バス停から長崎バス3・4番系統「下大橋、上小江原、相川行」で「ロープウェイ前バス停」下車、徒歩2分でロープウェイのりば 長崎ロープウェイ:往復¥1,230円 中・高校生¥920 小学生¥610 所要時間:5分 営業時間:9:00~22:00
・稲佐山展望台「夜景見学ツアー」に参加する場合:市内10か所の主要ホテルまでの送迎・ガイド付き。所要時間約80分(展望台滞在時間約40分) ひとり¥1500 小学生以下¥1000 3歳未満は無料 お問い合わせ:長崎遊覧バス TEL:095-857-1211
二泊三日長崎旅行モデルコース:2日目Aプラン(ハウステンボス)
Aプランは、長崎で最も人気の高い観光スポットのひとつ「ハウステンボス」を丸1日満喫するプランです。
JR長崎駅から90分でハウステンボス駅に到着。駅を出て橋を渡れば、そこはもうハウステンボス。橋の左手に見える立派な建物は「ホテルオークラJRハウステンボス」です。
ハウステンボスは22:00まで営業。夜の花火やイルミネーションも見逃せません。思う存分アトラクションを楽しみながら、合間にお土産を買ったり美味しいものを食べたりしていると、あっという間に1日が終わってします。ここでしか手に入らないオリジナルグッズもたくさんあるので要チェック。
<ハウステンボスの基本情報>住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町 営業時間:通常 9:00~22:00 ※季節・曜日により異なります。 休園日:無休 交通アクセス:JR長崎駅から快速シーサイドライナーで「ハウステンボス」下車、所要時間90分
※長崎駅行きの快速シーサイドライナーの最終は21:53
二泊三日長崎旅行モデルコース:2日目Bプラン(軍艦島)
Bプランは、2015年に世界文化遺産に登録された「軍艦島(端島・はしま)」に上陸する「軍艦島上陸クルーズ」ツアーに参加するプランです。
軍艦島は長崎港から南西へ約18kmの沖合に浮かぶ廃墟の無人島です。
船の大きさやツアーの内容、乗り場など各社ごとに違いがあるので、お好みに合ったものを選んでください。なお、ツアー以外で個人での軍艦島上陸は禁止されています。
軍艦島に上陸せずに周遊するだけのツアーもあります。軍艦島の全体像を遠くから眺めるだけでも、人口が密集し賑わいをみせていた当時を偲ぶことができます。
しかし、上陸してみると廃墟の凄まじさが実感できます。タイムスリップした気分で、ここでしか味わうことのできない日本の産業革命の遺産にふれてみましょう。
私が参加したツアーのガイドさんは、ご自身が元島民の方でした。幼い頃の体験や、現在ガイドとして活動されているお気持ちなどを話され、とても説得力がありました。
外国人観光客も3割くらいいて、観光地としての人気の高さに驚きました。英語のガイドさんも別にいらっしゃるので、スムーズに観光できます。
<軍艦島クルーズ運航会社> ①やまさ海運株式会社:TEL:095-822-5002 料金:大人4500円 長崎港から出航 ②軍艦島コンシェルジュ:TEL:095-895-9300 料金:大人3900円 常盤桟橋から出航 ③高島海上交通:TEL:095-895-8410 料金:大人3400円 元船桟橋から出航 ④シーマン商会:TEL:095-818-1105 料金:大人4200円 常盤2号桟橋から出航
二泊三日長崎旅行モデルコース:3日目午前中のプラン
3日目の午前中はまず、風頭(かざがしら)山頂にある「風頭公園」までバスで行きます。
風頭公園には、龍馬の実像に最も近いとも言われる「坂本龍馬之像」があります。
龍馬も眺めた長崎港を一望できます。
グラバー園よりも東側、また稲佐山展望台とは長崎湾を挟んだ反対側から、長崎の景色を楽しんみてください。写真奥、中央の山が夜景鑑賞をした稲佐山です。
<坂本龍馬之像の基本情報> 住所:長崎県長崎市伊良林3丁目(風頭公園内) 電話:095-829-1171(長崎市みどりの課) 交通アクセス:JR長崎駅前から長崎バス「風頭山行」で20分 風頭山下、徒歩5分
次は「龍馬通り」と呼ばれる石畳の坂道を下りって眼鏡橋まで歩いて行きます。龍馬通りが終わり寺町通りに出たところで左に曲がると、普段見るお寺とは少し違った構えをした古いお寺が並んでいます。
「眼鏡橋」も長崎の定番観光スポットです。川のすぐそばまで降りることができます。
人気スポットなので、人の少ない朝早い時間帯に行って記念撮影をすませておいてもいいですね。近くの壁に埋められたハートの石はSNS映えスポットとしても有名です。
<眼鏡橋の基本情報> 住所;長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間 電話;095-829-1193(長崎市文化財課)交通アクセス:JR長崎駅から路面電車(蛍茶屋行)でめがね橋下車、徒歩3分
二泊三日長崎旅行モデルコース:番外編
長崎港はクルーズ客船が年間200回以上寄港する日本屈指の観光船寄港地です。
二泊三日なら大きなクルーズ船に会える確率も高まります。私はなんと豪華客船クイーン・エリザベス号に遭遇しました。
せっかく二泊三日で来たのならの、2日目の夜も有効に使いたいものです。ハウステンバスに夜遅くまでいる場合を除き、ライトアップされた眼鏡橋を訪れてみるのもちょっぴりノスタルジックな気分を味わえて素敵ですよ。
長崎といえば「カステラ」も有名です。その長崎のカステラで有名なのが「文明堂」です。
中華街の近くをぶらぶらと歩いていたら、こんな立派な建物を発見。なんとここが明治33年の創業の長崎の文明堂総本店でした。
カステラはお土産にも喜ばれますが、歩き疲れて小腹が空いた時のおやつにもなりますね。
文明堂のカステラはJR長崎駅のアミュプラザ長崎でも購入できます。
<文明堂総本店の基本情報>住所:長崎県長崎市江戸町1-1 TEL:095-824-0002 営業時間:8:30〜19:30
二泊三日長崎旅行モデルコースまとめ
長崎の二泊三日モデルコースをご紹介してきましたが、いかがでしたか?最終日には長崎駅や空港でご当地グルメを堪能したり、カステラや地酒など長崎らしいお土産を買ったりして旅の最後まで長崎を満喫してきてくださいね。