1.香港の水は飲める?WHOの基準値
香港で使用されている水道水は、WHOの基準を満たしています。ただし、水質には問題ないのですが水道水を貯めておくタンクの衛生管理状態で変ってくるので、飲めるのと、飲むのとはまた別問題です。香港現地の方および駐在の方がどのように対応しているかこの記事では紹介していきたいと思います!
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2.香港の水は飲める?水の種類
香港の水道水は硬水です。ちなみに日本の水道水は軟水なので水質が異なります。そもそも硬水と軟水の違いってご存知でしょか。
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硬水とは
硬水とはWHOの基準で120ml以上の硬度があるものと定めています。そしてこの硬度とはカルシウムおよびマグネシウムの含有量のことです。日本でも美容に良いとCONTREXなどの硬水を飲んでいる方もいらっしゃいますが、これらの成分を水から接種できる、メリットがあるのです。
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3.香港の水は飲める?現地の方は水道水を飲む?
硬水を飲むとメリットがありそうですが、、、実際香港で暮らしている方は水道水を飲んでいるのでしょうか。答えは半分Yesです。古い建物の多い香港ではやはり、水道タンクの衛生状態が良いとは言い切れません。なので、多くの家庭では浄水器を蛇口につけている家庭が多いです。
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4.香港の水は飲める?現地の方はレストランの水道水を飲む?
日本ではレストランでお冷は無料で出てくるものですが、海外に行くと頼まないと出てこないのが一般的です。無料の水を頼む際は水道水であるタップウォーターですが、現地の方は香港のレストランでタップウォーター頼むのでしょうか?
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答えはNoです。香港でタップウォーターを頼む方はほとんどいません。ちなみに、多くの方があたたかいお茶(一部のお店では無料)を頼むか、白湯(無料)を頼みます。水道水を飲む場合は基本加熱したものを飲んでいます。
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ちなみに現地の方はレストランで白湯を頼む際は飲むためだけではなく、もう一つ食器を洗うためにも頼みます。これは人気レストランであればあるほど、食器洗いが雑になるので多くの方が白湯を頼み箸やコップ、そしてとりわけ用のお皿を器用に洗っています。日本ではあまり見かけない光景ですが、香港ではよく目にする光景です。高級レストランでは必要ありませんが、人気のディムサム(飲茶店)や食堂に行く際は、現地の方に習って食器を洗うところから楽しんでみてはいかがでしょうか。
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5.香港の水は飲める?現地の方はホテルの水を飲む?
ホテルに滞在した際も、現地の方は加熱した水道水のみを飲む方が一般的です。ホテルの部屋には大抵ティバックやコーヒーなどが置いてありますが、備え付けのケトルで水道水を沸かして飲んで大丈夫です。
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ちなみに女性の方でむくみについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。香港滞在中は、あまりむくまなかった!と感じる方もいらっしゃいます。その理由の一つとして考えられるのは硬水です。むくみには高度100~300㎎の硬水が良いとされているからです。
ちなみに歯磨きをする際はほとんどの方が水道水を使用します。少量であればそんなに影響がないので、よほど衛生面の悪いホテルに滞在する場合を除いて、水道水での歯磨きは問題ないかと思います。
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6.香港の水あるある!その①シャワーについて
ちなみに硬水でシャワーをすると、いろいろと変化があります。例えば、硬水で髪を洗うと、キシキシになる方は多いです。硬水の国を旅行する際はトリートメントを持参するのがおススメです。一方猫っ毛の方はセットがしやすくなったと感じる方もいるようですよ。
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また、硬水でシャワーをすると軟水に比べて乾燥しやすいと感じる方も多いです。乾燥対策グッツもお忘れなく。
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7.香港の水あるある!その②ミネラルウォーターについて
硬水と軟水は味や口当たりには違いがあります。軟水はよく、さっぱりした味わい(無味無臭)まろやかな口当たりと表現されるのに対して、硬水は口当たりが重い水と言われます。
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軟水のメリットは、髪や肌だけでなくお腹にも優しいので赤ちゃんにも安心して使用できるといった点です。一方硬水のメリットはミネラルを多く含むので、マグネシウムやカルシウムの摂取ができるだけでなく、むくみや便秘に効果があると言われています。
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日本のスーパーで販売されている水の多くは軟水、一部高価な水として硬水が販売されていますが、香港のスーパーには軟水、硬水に加え両方の水のいいとこどりをした中硬水というものが存在します。その中でも人気のブランドがWatsons waterです。価格とてもリーズナブルで、スーパーワトソンズで購入できるだけなく、コンビニや自動販売機でも取り扱いがありますよ。香港を訪れた際はミネラル補給もお忘れなく。
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8.香港の水はどこから来てるの?
香港ではあの狭いエリアに700万人もの人が暮らしている人口密度の高い都市です。しかし水の資源となる川や湖は少なく香港だけでは必要な供給量が賄い切れていないのが現状です。現在の香港の水を賄っているのは17か所ある香港の雨水貯水池に加え、中国本土の広東省から年間約1000M㎥もの水を購入しているのが実態です。ちなみに香港雨水貯水池で浄化された水は年間約600M㎥なので半分以上中国に頼っており、残念ながら十分な量とは言えません。
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9.香港のトイレの水は水道水と同じ水?
中国本土に頼っている水事情の改善策として香港のトイレの水は海の水が使用されています。トイレの水に使う分の水を水道水用に確保しようというものです。ちなみにトイレの水すべてではなく80%が海水となっています。住宅には水道用の水、トイレ用の水の2種類が供給されているのです。
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しかしこの政策、デメリットももちろんあるのです。それは、ウォシュレットトイレが普及しないことです。海水だとすぐ詰まってしまうので残念ながら適さないのです。香港で、ウォシュレットトイレをあまり見かけないのはそのためだったのです。
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10.香港ってどんなとこ?
香港は日本から約5時間で行ける観光だけでなく、グルメやショッピングが楽しい場所として人気です。しかし、実際香港にいって間違った認識をしていたことに気づくこともしばしば。今回は香港旅行ではじめて気づく、香港あるあるを紹介します。
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香港あるあるその①通貨は元ではありません!
私たち旅行者にも重要なあるあるです。実は香港では中国本土で使用されている通貨、中国元ではなく香港ドルが使用されています。基本的に、香港では中国元は両替しないと使用できないのでご注意ください。
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香港あるあるその②こんにちは!はニーハオではありません!
日本では中国で話される言葉は中国語と表現しますが、中国語は日本を出ると存在しません。メインで使用されているのは、北京を中心に使用されている北京語(マンダリン)と広東語(カントニーズ)です。日本人が中国語と呼んでいるのは北京語の方です。しかし香港で使用されるのは広東語。挨拶をする際はネイホウを使用しましょう。(観光地でのアナウンスは北京語と広東語両方アナウンスされるのが一般的です)
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香港あるあるその③wifiの普及率が半端ない!
日本はテクノロジーの先進国と信じている方多いのではないでしょうか。しかし残念ながら昨今、周辺国のアジアだけを見ても、先進国とはもはや言えないのが現状です。特にWifiの普及については、日本は後れを取っています。香港の街中には無料のwifiスポットが溢れています。
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まとめ
香港の水についての紹介でした。香港を旅行の際はぜひ参考にしてみて下さいね。