// FourM
Mgrq5xoug2hcz6gifqwp

亜人ちゃんは語りたい

CATEGORY | 亜人ちゃんは語りたい

【亜人ちゃんは語りたい】クルツの正体をネタバレ!声優やキャラ情報まとめ

2021.07.11

『亜人ちゃんは語りたい』は『ヤングマガジンサード』の人気漫画が原作のメディアミックスで、「亜人(デミ)」と呼ばれる特異体質を持った女の子たちがメインの物語です。クルツはサブキャラクターですが印象に残るキャラなので、『亜人ちゃんは語りたい』のクルツを紹介します。

  1. 『亜人ちゃんは語りたい』はどんな作品?
  2. 【亜人ちゃんは語りたい】物語のあらすじ
  3. 【亜人ちゃんは語りたい】物語の見所その①
  4. 【亜人ちゃんは語りたい】物語の見所その②
  5. 【亜人ちゃんは語りたい】作品の最大のテーマであり魅力①
  6. 【亜人ちゃんは語りたい】作品の最大のテーマであり魅力②
  7. 【亜人ちゃんは語りたい】簡易キャラクター紹介
  8. 【亜人ちゃんは語りたい】クルツという美少年
  9. 【亜人ちゃんは語りたい】クルツは嘘が下手
  10. 【亜人ちゃんは語りたい】クルツの正体は刑事(ネタバレ)
  11. 【亜人ちゃんは語りたい】クルツの声優は雨宮天さん
  12. 【亜人ちゃんは語りたい】クルツのネタバレ等まとめ

非人間的な資質を持った「殆ど」普通の女の子たちが中心の物語

『亜人ちゃんは語りたい』は、非人間的な資質を持った「殆ど」普通の女の子たちが中心の物語です(とはいえ、ヒロインの一人「町京子(まちきょうこ)」だけは明らかに普通じゃありませんが)。
ほとんど普通の女の子なのに、普通とはちょっと違う所がある「亜人(デミ)」の女の子たちが、一般の人には言えないような日常の悩みを主人公と一緒に解決し、乗り越えていくという成長物語ですね。

主人公は「亜人(デミ)」好きの変わった生物教師(男)

主人公は「高橋鉄男(たかはしてつお)」という高校の生物教師で、普通の人間とは少し違う「亜人」に興味をもっており、常日頃から「亜人と語りたい」と思っていました。
しかし、身近に亜人の知り合いがいなく、亜人について研究したいと思っていても亜人と話せないことをいつも残念に思っていました。
そんなある時、吸血鬼の亜人である女子高生「小鳥遊(たかなし)ひかり」と出会い、直後に亜人の一種サキュバスである「佐藤早紀絵(さとうさきえ)」が数学教師として就任してきたことで、この学校には実は二人を含めて亜人が四人もいることを知り、それから哲夫は亜人の女の子たちと毎日のように交流するようになりました。

教師と生徒・教師同士の馴れ初めが上手く描かれている

男性教師と女子高生が馴れ初めすると言ったら、ちょっとエロティックな印象を受けますが、『亜人ちゃんは語りたい』の主人公「高橋哲夫」は、年齢の離れたひかり達には異性としての魅力を感じていないので、上手く線引きして危ない印象を与えない所が良いですね。
亜人に対して研究熱心な哲夫と、それを慕っているひかりたち亜人の女の子たちのバランスが上手く表現されており、哲夫にロリコン的な変態要素が見えない所は安心して観れます。

哲夫の亜人に対する真摯な見解が知的で良い

哲夫は見た目はズボラそうでダメ人間に見えますが、実際は知性面で優れており、特に亜人に対する理解と見解は当事者である亜人の女の子たちよりも進んでいる所があります。
亜人特有の悩みを抱えて日常生活に困難を感じているひかり達に対して、普通の女の子のように接し、どうしても問題がある所は一緒に問題解決のために取り組んでいく等、研究熱心で素敵な所がありますね。
哲夫が亜人の女の子たちに出す見解は常に適切で、差別的な発言が少なく知的に適切な言葉を投げかけてあげるため、視聴者たちも勉強になり、感化される所があります。

他者との違いをどう受け入れていくか

『亜人ちゃんは語りたい』の最大のテーマは、「他者との違いをどう受け入れていくのか?」という所にあります。
亜人の女の子たちは、ちょっと独特な外見の「町京子」以外は見た目は普通の美少女で、一見したら変わった所はありません。
しかし、亜人たちは暑さに弱いとか特有の体質を持っており、日常ではそれをいかに軽減して、いかに他の普通の人達と同じように暮らしていくかで悩んでいます。
そして、亜人の女の子たちは哲夫の助力で少しずつ自分たちの性質に向き合っていき、克服しようとしたり、克服できない所は受け入れたり長所にしていこうと努力する所が本当に素敵な作品ですね。

差別やいじめがなくなっていく

哲夫とひかり達の努力もあり、周囲の生徒たちも徐々に亜人に対する理解が進んでいき、それを個性として認めていこうと精神的に成長していく所が涙を誘います。
明らかに他と違う見た目の「町京子」も、それを悲観的に思っていることは少なく、いかに他の人達と一緒に共存して生きていけるかどうかを、哲夫やひかり達と研究していく姿勢が素敵だったりしますね。
『亜人ちゃんは語りたい』は、なかなか抽象的で微妙なテーマを扱っている作品ですが、この作品で描いていることを読み取っていくと、差別やいじめがなくなっていくと思うので、そういう意味でも良い作品だと言えるでしょう。

亜人ちゃん"と"語りたい主人公「高橋哲夫」

高校の生物教師である「高橋哲夫」は、30歳前後の男性で大柄のズボラそうな男です。
しかし、生徒に対する面倒見はとても良く、特に亜人であるひかり達には理解を示し、ほとんど友達のように付き合うようになりました。
見た目に寄らず、知的で弁が立つ所があり、亜人の性質を語らせれば当事者である亜人の女の子たちよりも詳しく語れるくらい、インテリな所があるのが魅力ですね。

元気なバンパイア娘「小鳥遊ひかり」

本作のメインヒロイン格は、バンパイア……、つまり吸血鬼の女の子「小鳥遊ひかり」です。
非常に快活な女の子で明るく、亜人でありながらも普通の人間に近い感じのかわいい女の子ですね。
双子の妹であり完全に普通の人間でもある「小鳥遊ひまり」とは、見た目は髪の色が違うだけで顔や身長の高さは同じです。
ひかりとひまりはとても仲が良いですが、明るく天真爛漫なひかりと気が強く厳しい性格のひまりでは、だいぶタイプが異なるため、ひまりが苦労する部分が大きいですね。

明らかに人と違うデュラハン娘「町京子」

「町京子」は顔と胴体が分離したデュラハンという珍しい亜人で、世界に三人しかいないという希少種です。
自分の外見を悲観的に思っている描写は少なく、特別それを引け目に感じている所はないため、普通に接してくれる哲夫やひかりとはスグに仲良くなりました。
ややオドオドした印象を与える子ですが、成績優秀で頑張り屋だったり、性格は登場キャラの中で一番クセがないため付きやすいやすい女の子ですね。

かわいいと評判の雪女「日下部雪」

「日下部雪(くさかべゆき)」は緑っぽい髪色の美少女で、同性異性問わずかわいいと評判の雪女です。
そのかわいい外見からお高くとまってるように思われがちですが、本人は雪女の性質で他人に危害を加えるのを恐れている面があるため、周囲とは距離を取りがちでした。
しかし、哲夫やひかりの助力によって次第に明るくなっていき、中盤以降は他の女生徒たちと普通に遊ぶようになった程、周囲に溶け込むようになりましたね。

自制心が強いサキュバス「佐藤早紀絵」

「佐藤早紀絵(さとうさきえ)」は、哲夫の高校の数学教師として就任してきた美人な女性ですが、無意識の内に他者に淫夢を見せてしまったり、普通にしてても相手が勝手に誘惑されてしまう「サキュバス」という性質の亜人のため、普段はメガネにジャージという色気の無い格好をして男性を遠ざけています。
極度に男性に対して警戒心を抱いていますが、早紀絵のサキュバスの性質を理解して性欲をコントロールした哲夫のことは信頼するようになり、哲夫と関わる時間が増えていきました。

クルツは早紀絵がときめく程の美少年

クルツは突然登場したドイツ人の少年キャラで、金髪碧眼の美少年です(しかし実際の年齢は20歳を超えているよう)。
その美しさはサキュバスである早紀絵がときめく程で、男の子なのに催淫がかかっていないことに驚いていました。

クルツは心が顔に現れ極度に嘘が下手

美少年のクルツですが、唐突な出現で周囲からは不審に思われ、色々と質問攻めにされます。
クルツにとって応えづらい質問も多くあるようで、その時は嘘で誤魔化そうとするのですが、顔に現れやすくひかりにすら言っていることが嘘だとバレてしまいました。

【ネタバレ】クルツの正体は刑事だった

ネタバレですが、クルツの正体は亜人課に所属している刑事で、早紀絵の知り合いのベテラン刑事「宇垣(うがき)」の後輩だと正体が明かされます。
その戦闘能力は高く、小さい身体ながらも巧みな運動技術で徒手格闘でも非常に強いです。
さらにネタバレでクルツの正体を明かすと、クルツの正体はインキュバスで、亜人としての性質はほとんどないので女性を催淫することはないのですが、早紀絵の催淫にかからなかったのはクルツの正体がインキュバスだったからのようですね。

クルツの声優は近年人気の雨宮天さん

クルツの声優は、『この素晴らしい世界に祝福を!』のヒロイン「アクア」の声優や、『プラスティック・メモリーズ』のヒロイン「アイラ」の声優を務めた「雨宮天(あまみやそら)」さんです。
雨宮さんは様々な美少女キャラクターの声優を務める人気声優で、アクアとアイラ等、異なるタイプの声優を難なくこなす声にバリエーションがある声優として人気ですね。

クルツのネタバレは漫画を見た方がわかりやすい

クルツはアニメでは比較的サラッと流れたキャラクターだったので、正体など含めたネタバレをもっと知りたければ原作漫画を読んだ方が良いでしょう。
個性的な美少年キャラのクルツでしたが、優秀なのかダメな男の子なのかイマイチ不安定なキャラ設定がかわいいですね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/DGm71ayVoAE9cmR.jpg