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コードギアス

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【コードギアス】ナナリー・ランペルージが世界に求めたものとは?キャラクター分析!

2021.06.20

ルルーシュ・ランペルージの妹である「ナナリー・ランペルージ」について今回は具に掘り下げていきたいと思います。コードギアスの中でもナナリーは特別容姿端麗で美しい少女であり、ルルーシュの心の鍵でもあるナナリー。コードギアス注目の少女ナナリーに今回は着目!

  1. 【コードギアス】ナナリー・ランペルージとは?
  2. 【コードギアス】ナナリー・ランペルージの「目が見えない」本当の理由とは?
  3. 【コードギアス】ナナリーの類稀なる感覚の鋭さ
  4. 【コードギアス】表面上とは裏腹な性格のナナリー
  5. 【コードギアス】1期と2期でのナナリーの立ち位置の違い
  6. 【コードギアス】R2でのナナリーの考え、行動とは
  7. 【コードギアス】ナナリーが兄と敵対
  8. 【コードギアス】ナナリーとルルーシュの名場面「ルルーシュの死」
  9. 【コードギアス】ナナリーの声優「名塚佳織」
  10. 【コードギアス】ナナリー・ランペルージまとめ
ナナリー・ランペルージ、本名「ナナリー・ヴィ・ブリタニア」はコードギアス主人公である「ルルーシュ・ランペルージ」の妹であり、物語の中でも中核を担う一人の少女です。皇暦2003年の10月25日生まれ、ウェーブの掛かった栗色の髪の毛が特徴的な15歳。小さな頃に実の母である「マリアンヌ」の殺人事件にて、足に銃弾を受けたことからあることができなくなっています。また、目の前でマリアンヌが殺害されたことのショックで心に深い傷を受け、「言葉が話せない」という身体的に多くのペナルティを負った少女でもあります。
上記で目が見えない理由が「目の前で実の母であるマリアンヌが殺されたことによるショック」と書きましたが、実はこれには真実がありました。ナナリー・ランペルージは利用されていた、というのが結論ですが、伯父と父親がその主犯格であるということ、そして父親もまたギアスの持ち主でありナナリーの記憶は書き換えられ、視力というものを封じられてた、というのが真実になります。物語は複雑かつ繊細であり、その中でも主人公の行動に大きな影響力を持つナナリーの視力の真相がこのようになっているというのはとても悲劇的ですね。
目が見えないということでかなり大きなペナルティを負っていることもあるのか、聴覚と皮膚の感覚においては常人をはるかに超える力を持っています。足音で誰であるかということを判別する、また相手の手に触れるだけでその人物が誰なのか、さらに言葉の真意を見抜く力を持っています。特に特殊能力という設定ではなく、あくまでも目が見えないだけに他の感覚が発達していると捉えるべきでしょうね! この特別とも言える力がのちに思わぬ場面で役にたちます。このためにこの設定を施したのだなとも思えるような特別な力でしょうね。
アニメの当初、ナナリーは大人しく、そして可憐な少女という位置付けになっていた方も多いと思いますが、実はかなりやんちゃな性格であり、幼少期がルルーシュもかなり手を焼いていたらしいです。母であるマリアンヌ譲りの性格で、気が強く我も強いというも。これはアニメではなくドラマDVDで語られていたものであり、実際のアニメの彼女を見る限りではそこまでの性格であるとは到底思えないでしょう。しかし2期に入ってからナナリーの行動はかなり重要なものになってきており、性格も当初とは別物であるとも言えるかもしれませんね。
1期では身体の弱い、そしてか弱くひ弱な存在であるというイメージが強かったのではないでしょうか? 現にナナリー自身が戦いに参戦することは1期ではほぼありませんでしたが、2期ではその立ち位置が変わります。ナナリー無しでは物語が成り立たないというほどに重要な位置を占めるわけですが、1期でももちろん存在というのは重要視されておりました。立ち位置という言葉を考えるのであれば1期と2期では違うと言えるでしょうね。ただ、ルルーシュの行動そのものに影響するということに関しては1期でも2期でもそれは変わらないと言えるでしょう。
ナナリーがこの世界で何をなし得たかったのか、そしてどうやって生きてきたのか、その辺りについて少し考えたいと思います。あくまでも個人的な見解ということで見ていただければと思います。感動的なシーンから複雑な気持ちにさせられるシーンまで様々な描写があったコードギアス・・・。泣けるアニメとしても君臨するほどの深い物語ですが、そんな中で女性キャラとしてとても重要な役割と立ち位置を確立したナナリー。そんなナナリーの考えや行動について綴りたいと思います。
当初、同じ母の兄であるルルーシュがゼロであるということ、そしてギアスの持ち主であるということは知らず、またC.C.の存在すらも知らなかったナナリーですが、第1期のラストでV.V.に拉致されその後、本国の皇女として君臨することとなります。ゼロの存在に敵対するという意思の元に自らエリア11の総督の地位に就き、様々なことに手を出しています。エリア11の総督に就く直前に兄やスザクに対しての考えが少し変わったとも言えるでしょうか? 何か疑問を抱くようになったとも言えるでしょう。
ナナリーがルルーシュと敵対することなるのはある程度予想できていたことではありますが、あのような最後を迎えるとは思ってもいませんでした。ナナリーは最初はただのか弱い少女という立ち位置だっただけに物語の最後でこれだけ重要な人物になるとも思っていませんでした。それだけに物語を観ているうちにナナリーというキャラクターの重要性がわかってきますね。
エリア11の総督に赴任した後、フレイヤの爆撃に巻き込まれ田という事実もありますが、その時は死んでおらず生きておりました。そしてその後に、別の母の兄であるシュナイゼルからの情報で「ゼロが兄のルルーシュである」ということを聞き、ルルーシュと敵対することとなります。ダモクレスでは、フレイヤの鍵を持つこととなりルルーシュを制裁しようとまでします。物語の終盤では父であるシャルルのギアスを破り瞳をあらわにする場面も!この場面がコードギアスの中でも名シーンとも呼ばれる場面でしたね。
ルルーシュと対峙することとなるナナリーですが、ルルーシュのギアスによって鍵を奪われてしまいます。その後、処刑前にルルーシュが討たれた場面、ここでルルーシュの心の内を知ることとなりました。ここで研ぎ澄まされたあの感覚がかなり役立ったと言ってもいいでしょうね。視力を失っていなければこの感覚を養うことはできなかったでしょう。そんなルルーシュの悲壮とも言える覚悟を知って、涙し叫ぶ場面はコードギアス最大の名シーンと言っても過言ではないでしょう!
「名塚佳織」(なづかかおり」さん、1985年4月24日生まれ、東京都出身の人気声優さんです! いうまでもありませんが、声優さんの中でも特段飛び抜けた美貌の持ち主でファンからは「かおりん」という愛称で呼ばれています。もう一つ他の声優さんと違うのは事務所に所属していないということです。フリーで仕事を引き受けているということはそこそこ珍しくそれだけ実力派声優であることがわかりますね。エウレカセブンや銀色のオシリスなど有名作に多数出演し、舞台女優や歌手としても有名です!
いかがでしたでしょうか? ナナリー・ランペルージという少女について綴ってきましたが、このナナリーという少女が歩んできた道がどれだけ険しいもので、そしてラストで悲劇に見舞われたということ、それがわかっていただけたかと思います。ナナリーが物語上でなし得たこと、そして失ったもの、それも全て運命だったのかもしれません。コードギアスは感動的でありながら、また心が苦しくなる場面も多く、名作とも言われている作品の一つですので、まだご覧になっていないかたは是非ご覧になって頂ければと思います!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BfahDb1laMc/?hl=ja&tagged=%E3%83%8A%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8