夏が旬の野菜とさっぱり料理のコツ
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日本には四季があり、それぞれの季節にそれぞれの旬があります。夏が旬の野菜といえば、色の濃い野菜、きゅうり、トマト、ゴーヤ、ピーマン、ズッキーニ、おくら、トウモロコシ、ナス、ミョウガや大葉など。旬の野菜は栄養価が高く、それに値段も安くなるので自炊派には嬉しいところ。でもさっぱりしたものが食べたいからって、ゆでるだけだったり、冷奴だけ、なんて味気ないですよね。
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そんな時に役立つのが薬味とゴマ油。薬味をたっぷり使えば香りも良く、食もすすむものです。いつもの料理に薬味をプラスするだけでガラっと料理の雰囲気も変わり楽しいですよ。さらにゴマ油は香りや風味をプラスする以外にも、美容に良いので積極的に取りたいものです。
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もう一つ夏に大活躍してくれるのがポン酢。ポン酢と一言でいっても最近は沢山の種類が出回っていますが、ここでは一番オーソドックスな柑橘類を使ったボン酢しょう油のお話にします。柑橘類はビタミン成分やクエン酸が豊富に含まれ、疲労回復に効果があります。さらにクエン酸には体をサビさせないアンチエイジング効果も期待できるんです。それにドレッシングなどと比較すると油が使われていないので、とってもヘルシー。ポン酢の使い道は鍋や冷奴だけではありません。炒め物にだって使えるまさに万能調味料なんです。
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夏の定番さっぱり料理
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いいことづくめの夏の旬野菜を使った人気の定番さっぱり料理レシピをランキング形式で紹介していきます。そうめんだけ、豆腐だけ、なんていう食事はやめて、スタミナをつけて夏を乗り切る体力をつけましょう。レシピはどれも簡単なシンプルなものばかりです。
夏の定番さっぱり料理 鶏肉のポン酢炒め(超さっぱり)
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ランキングのまずは10位から。鶏肉のポン酢炒めはもはや定番の人気メニューです。その中でも一番さっぱりしたポン酢炒めをご紹介します。レシピはとってもシンプルですので料理初心者の方でも簡単に作れます。
材料(2人分):鶏むね肉小1枚(塩少々、酒小さじ1、片栗粉小さじ1)、もやし1袋、青じそ5枚、トマト1コ、鶏がらスープの素小匙1/2、ポン酢大さじ2
作り方:①鶏肉は1cmくらいのそぎ切りにして、カッコ内の材料を加えて混ぜておく、青じそは千切り、トマトはスライスして皿にしいておおく②フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を炒める ③もやしを加えてさっと炒めて、鶏がらスープの素とポン酢、こしょうを加えて手早く炒め合わせる ④皿にしいておいたトマトの上に鶏肉ともやしを盛り付け、青じそを添えれば完成。
ポイントはもやしを炒める際に、強火でさっと手早く炒めること。だらだらしているともやしから水分がでてベチャベチャになってしまいます。さっぱりし過ぎて物足りない時は、ごま油を少し垂らすとコクがでますよ。一緒に添える旬野菜はトマトでなくてもきゅうりでも何でもOKです。
夏の定番さっぱり料理 鶏肉のポン酢炒め(コクあり)
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ランキング9位。ポン酢だけだとさっぱりし過ぎて物足りない人にはマヨポン炒めがおすすめです。ポン酢のさっぱりとマヨネーズのコクが合わさったマヨポン炒めはみんな大好き。
材料(2人分):鶏肉200g(酒小さじ1、片栗粉小さじ1)、マヨネーズ大さじ2、ポン酢大さじ2、万能ねぎ適量、レタスやトマトなどお好みの野菜適量
作り方:①鶏肉は食べやすい大きさにそぎ切りにして、カッコ内の調味料と混ぜておく ②お好みの野菜は適当な大きさにして皿にしいておく ③マヨネーズとポン酢を混ぜ合わせておく ④フライパンに油を少量しき熱し、鶏肉を火が通るまで炒める(2-3分蒸し焼きにするとパサ付きません) ⑤混ぜ合わせておいたマヨポンを加えさっと混ぜ合わせて皿に盛る ⑥切っておいた万能ねぎを飾れば完了。
冷めても硬くならないのでお弁当にも使えます。七味を振りかけるとピリ辛で最高のおつまみになりますよ。一番スタンダードなレシピなので、自分の好きな野菜やキノコをプラスしてアレンジを楽しんで下さい。旬野菜ではアスパラガスがおすすめ。しめじでカサ増しも。
夏の定番さっぱり料理 豚キムチ
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ランキング8位には豚キムチをご紹介します。豚キムチのどこがさっぱりしているの?と思われたかもしれません。夏はきゅうりが旬で安くておいしいので普通の豚キムチにきゅうりをプラスしました。そのおかげでスタミナの王道豚キムチもさっぱりと食べられます。
材料(2人分) 豚肉(コマ切れやバラ薄切り、もも薄切り)200g、きゅうり1本、キムチ100g、白ごま適量、ごま油適量、しょう油小さじ1、マヨネーズ小さじ1 作り方①豚肉ときゅうりは食べやすい大きさに切っておきます。②熱したフライパンにごま油を入れ、豚肉ときゅうりを炒め、豚肉に火が通ったらキムチを入れ、しょう油とマヨネーズを加えて炒める。仕上げに白ごまをふって。
このレシピは味をまろやかにするためにマヨネーズを使っています。キムチの辛さが苦手な人でも食べられますよ。辛味やしょっぱさが気になる場合は砂糖を加えるよりもマヨネーズを加えた方が味がまとまります。
夏の定番さっぱり料理 豚丼
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ランキン7位には丼ものの登場です。やはりスタミナといえば丼もの。丼ものといえば豚丼。でも普通の豚丼はかなりコッテリ。そこで夏向けにさっぱり豚丼をご紹介します。
材料(2人分):豚コマ切れ肉300g、玉ねぎ1コ、ポン酢大さじ2~3、ごま油適量、小口切りネギまたは万能ねぎ適量、★大根おろし5㎝分、★しょう油大さじ21/2、★酒大さじ2、★砂糖大さじ11/2、★生姜チューブ1㎝分
作り方 ①下準備:豚肉は食べやすい大きさに、玉ねぎはくし型にきる。★の材料をすべて混ぜ合わせておく ②フライパンにごま油を熱し、玉ねぎと豚肉を炒める。 ③玉ねぎが好みのしんなりさ加減になったら、混ぜ合わせておいた★を加えて煮立たせる ④ポン酢を加えてさっとひと混ぜしたら火を止める ⑤どんぶりにご飯をよそい、炒めた豚玉ねぎを盛るり、万能ねぎを散らせば完了。
ポイントはポン酢を入れてたらすぐに火を止めること。煮立たせると折角のポン酢の風味がとんでしまいます。お好みで七味をふるとおいしいですよ。
夏の定番さっぱり料理 ナスとベーコンと水菜のパスタ
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ランキング6位はパスタです。パスタは麺類の中でも腹持ちがよく、お肉や野菜も一緒にとれるのでみんなに人気ですよね。パスタにナスとベーコンは定番中の定番。今回は旬の水菜も加えてさっぱりポン酢のパスタです。パスタは好き、でもカルボナーラはコッテリし過ぎて夏はムリな人に絶対ためしてほしいパスタのレシピです。
材料(1人分) ベーコン1枚、ナス1本、にんにく1カケ、オリーブ油大さじ1、水菜適量、塩・コショウ少々、ポン酢大さじ1程度、いりごま適量
作り方 ①ベーコンは細切り、ナスは適当な大きさに、にんにくは薄切りにしておく ②鍋に湯を沸かしてスパゲッティを表示より1分短くゆでる ③フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ、にんにから香りがたってきたらベーコンをいれて炒め、最後にナスを入れて、スパゲッティのゆで汁を大さじ3程度プライパンに加え、塩・コショウをふる。 ④茹でたスパゲッティをフライパンに入れて火を止めてポン酢を入れて和える ⑤お皿に盛りつけ水菜を乗せてごまを手でひねりながらかける。
ごまを手でひねるのが面倒ならすりゴマを使いましょう。また、温泉卵を添えると格段に満足度が上がりますよ。水菜はプライパンにいれて少し火を通しても食べやすくなりますのでおすすめ。
夏の定番さっぱり料理 焼うどん
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ランキング5位も麺類です。冷蔵庫の残り物ですぐ作れる焼うどん。普段はこってりソース味の焼うどんをさっぱりさせるにはポン酢。さっぱり派はポン酢のみ、少しコクが欲しければマヨポンで。
材料(2人分):うどん2玉、豚肉(豚バラ肉や小間切れ肉など)100g、入れたい野菜を入れたいだけ、ポン酢大さじ5、塩・コショウ適量
作り方:①フライパンに油を入れ熱し、豚肉をしっかり火が通るまで炒め、うどんを加えてほぐしながら炒める ②うどんと豚肉を一旦取り出し、好みの野菜を強火で炒める ③野菜がしんなりしたら、取り出しておいた豚肉とうどんをフライパンに戻して野菜と混ぜ合わせる ④ポン酢を回し入れ、塩・コショウで味を整えればおしまい
焼うどんの最大のメリットは何を入れても良いという事。豚肉の代わりにベーコンでもちくわでも。野菜は旬で安くなっているものを沢山いれましょう。揉みのりをのせたり、大葉や鰹節をかえてもおいしいですよ。炒める油をサラダ油ではなく、ごま油を使うとより風味とコクがまします。
夏の定番さっぱり料理 肉野菜炒め
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ランキング4位には何とも定番なおかず、肉野菜炒めのご紹介です。でも、夏のさっぱり野菜炒めはミョウガが決め手です。ミョウガをプラスするだけで味も食感も雰囲気が変わります。定番野菜炒めにも旬野菜をプラスするだけで夏顔になるんですよ
材料(2人分) 豚肉200g、ミョウガ1コ、そのた野菜はお好みのものを用意して
作り方 ①豚肉を一口大に切り、野菜も食べ細切りにしておく。ミョウガも細切りに ②プライパンで豚肉を炒め、好みの野菜も加えて炒める ③最後に塩・コショウ・しょう油大さじ1とミョウガを加えひと混ぜしたら出来上がり。
少し火が入ったミョウガはエグミを感じることもなく風味が増して食べやすくなります。もっとさっぱりさせたいなら、生姜の千切りを豚肉を炒める際に加えてもさっぱりおいしくなりますよ。
夏の定番さっぱり料理 夏野菜の揚げびたし
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もう一年を通しての定番メニュー、揚げびたし。作り方もとっても簡単。揚げて漬けるだけ。冷蔵庫で一晩ねかせると味がなじんでさらにおいしくなります。冷蔵保存で4日持ちますので、たっぷり作ってたっぷり野菜を食べましょう。
作り方(保存容器の大きさによる)最初につけ汁を作っておきます。冷蔵庫に入る一番大きい容器にだし汁コップ2、しょう油コップ1/4、みりんコップ1/4を入れておきます。ピリ辛が好きなら、小口の唐辛子をお好みで入れておきます。夏野菜は何でも好きなもの、ナス、ズッキーニ、パプリカ、カボチャ、いんげん、アスパラガスなどを大き目の小口切りにして、素揚げしていきます。揚がったらすぐそのままつけ汁の容器に入れていきます。そのまま味がなじむまで待てば出来上がり。
夏の定番さっぱり料理 冷奴・豆腐
ランキング2位。夏と言えばどうしても譲れない冷奴。でも豆腐にしょう油をかけただけでは栄養が足りません。今回はちょっと変わった冷奴をご紹介します。レシピとは言えないほど簡単なものですが、疲れている時にはこんな簡単なレシピが嬉しいものです。
温泉卵となめたけ奴
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なめたけ大さじ5、市販の温泉卵2個、薄切りにしたピーマン1コをボールに入れ、温泉卵を崩しながら混ぜ合わせ、絹ごし豆腐にのせ、しょう油適量をかける。あれば七味をふって。
なめたけと温泉卵が濃厚なソースになって淡泊な豆腐とよくあいます。ピーマンがよいアクセントに。
豆腐・トマト・オクラ おかかのサラダ
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材料と作り方①豆腐は水切りをしてサイコロ型に切り、オクラは茹でて小口切り、トマトは乱切りに ②豆腐・オクラ・トマトをボールに入れてかつお節を入れて手で和える。 ③ごま油としょう油、またはごま油とポン酢しょう油、または中華ドレッシングをかけて。
夏の定番さっぱり料理 おにぎり
日本人のソウルフード、おにぎり。湯気のたったご飯を見るのもイヤなくらい暑くてどうにもならない日でも、なぜかおにぎりなら食べられちゃうという人は多いはず。
梅とザーサイ
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みじん切りにしたザーサイと梅干しとゴマのおにぎり。好みで大葉や万能ねぎを混ぜてもおいしいですよ。
大葉とわさび
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お茶碗2杯に対して、みじん切りにした大葉4~5枚、とチューブわさび大さじ1、めんつゆ大さじ2を混ぜたおにぎり。白ごまを混ぜるともっとおいしい、大人のおにぎりです。
水菜
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水菜の旬は、4月頃とはいえ、夏も沢山出荷される栄養価の高い野菜。作り方は水菜をさっと茹でて細かく刻んで水気をしっかり絞り、味見をしてしょっぱいと感じる程度の塩を水菜に加えてから、白ごまと一緒にご飯に混ぜる。シンプル過ぎて物足りない場合はかつお節やちりめんじゃこを加えるとさらに栄養価も上がります。
枝豆
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オオトリはやはり夏の定番枝豆をつかったおにぎり。枝豆の甘みと塩味がおいしいどこか懐かしい味です。チーズを足したり、カリカリ梅を足したり、どんな風にもアレンジできるので色々加えて楽しんでみては?作り方は温かいご飯に枝豆を混ぜ、塩をふり入れにぎるだけ。
まとめ
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定番メニューを少し夏向けにさっぱりアレンジしたレシピをご紹介してきました。今まで自炊をしていなかった人も、ちょこっと簡単なメニューから料理にチャレンジしてみてはいかがでしょう。