コーヒーのメリット
メリット1：脳、筋肉を活性化させる！
朝コーヒーに飲むと眠気覚ましに効くと言って飲んでいる方は多いと思います。それはコーヒーに含まれているカフェインの影響ですが、そのカフェインは脳みそだけでなく、全身の筋肉を活性化する働きもあるんです！
まず、睡眠物質と呼ばれるアデノシンがアデノシン受容体と結合すると神経が鎮静されて眠くなるという仕組みなのですが、カフェインはその結合を防いで神経を興奮させます。この際脳からアドレナリンが分泌され、脳や全身の筋肉が興奮状態となり、脳が冴えて運動能力も上がるという訳です！
メリット2:コーヒーは二日酔いに効く
二日酔いによる頭痛や吐き気は、アセトアルデヒドという毒性を持つ物質が血液に溶けているのが原因です。アセトアルデヒドが溶けている血液は酸素を求め血管が拡張し、その結果頭痛が発生するのです。
コーヒーのカフェインはその血管の拡張を抑え、収縮させようとするので頭痛に効くと言われています！
また、カフェインには利尿作用もあるので、アセトアルデヒドの排出を促してくれる効果もあります！
メリット3:コーヒーで便秘改善
コーヒーに含まれるカフェインには胃腸を活発化する働きがあります。そのことから、体内に取り入れた食べ物の消化が早くなり、便秘を解消することができるのです。特に朝からコーヒーを飲むことで1日を通して胃腸の働きがよくなります。毎回ブラックで飲むよりも、乳製品が豊富に含まれているカフェオレやカプチーノにすれば、腸内機能を整えてくれる作用があります！
また、コーヒーオリゴ糖というコーヒー豆のカスから新たに発見されたオリゴ糖の一種は、腸内に存在する善玉菌の餌になることから腸内の働きを活発化させ、便秘解消に有効と言われています。また、コーヒーオリゴ糖は普通のお砂糖と違ってカロリーも低く、ダイエットに最適です。
メリット4:コーヒーにはリラックス効果がある
コーヒーをドリップした時の香りは、とてもホッとする気分になりますよね。実はコーヒーの香りには人間の脳に良い影響を与えてリラックス効果がある事が、科学的に証明されているんです！杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授彼の研究チームはコーヒーが脳と身体に与えるリラックス効果を測定するために、α波（アルファ波）という人がリラックスしている際に後頭部から出る脳波について、コーヒー粉末、レモン油、蒸留水を用いて比較実験を行いました。その結果、コーヒーの香りを嗅いだ際に最も多く脳からα波が出ることが分かり、コーヒーのリラックス効果が科学的に証明されました。また、香りだけでなく、カフェインにもストレスを減少するリラックス効果がある事が分かっています！
メリット5:コーヒーでダイエット効果が得られる！
コーヒーダイエットなんていう言葉を耳にした事もあると思いますが、本当にコーヒーにダイエット効果があるのか疑問に思いますよね？そんなダイエット効果についてご紹介していきましょう！
胃腸の働きが活発に！
コーヒー1杯（140cc）には、約300ミリグラムのポリフェノールを含んでいます。これは赤ワインと同程度・お茶の2倍程度です。その名前は「クロロゲン酸」。これはは血糖値を調整し、コレステロール値を下げる働きを持っています。同様に胃液の分泌量を増加させ、食べ物の消化を直接助けてくれます。
脂肪燃焼！むくみ解消！
コーヒーが含んでいるカフェインは、体に取り込んだ後、消化酵素の「リパーゼ」に働きかけて、脂肪細胞を刺激。このように脂肪を分解した後、まず血液中、やがて体の外へ放出します。これが、俗に言う「脂肪を燃やす」ということです。またカフェインは身体を温め、血行を良くし、基礎代謝を上げる、という働きがあります。基礎代謝が上がるにつれて体温も上がり、内臓や筋肉も活発化。スムーズに動き易くなります。
利尿効果もダイエットに効果ありです。体から余分な塩分や毒素を排出し、首や顔、脚回りなどもむくみが取れて体のラインがすっきりしていきます。
ダイエットに効果的な飲み方とは！？
コーヒー豆は亜熱帯地方などの非常に暑い地域で育っている為、基本的に身体を冷やす飲み物です。特にアイスコーヒーは身体を内側から冷やします。夏にあえて暑い中で飲むコーヒーはおいしいですが、脂肪燃焼・基礎代謝アップの効果を狙うのであれば、温かいホットコーヒーを飲んでじわじわと、脂肪燃焼を感じましょう！
これらの効果が現れるのは、コーヒーを飲んでから30分〜1時間後。持続時間は4〜6時間と言われていて、4時間くらいで脂肪燃焼効果が薄らいでしまいます。飲み過ぎも良くないので、1日3杯を目安に飲みましょう。
[デメリット]コーヒーのデメリット
コーヒーのメリットとダイエット効果についてご紹介していきましたが、次はデメリットについてもご紹介します！
デメリット1:コーヒーには利尿作用がある
カフェインには強烈な利尿作用があります。そのため、水分補給を目的にコーヒーを飲むことは、避けた方が無難です。喉が渇いてコーヒーを飲んで水分を摂っても、体内の水分が尿として出てしまうので、さほど体内に水分が補給されません。
コーヒーを飲み過ぎると脱水症状が起こる原因ともなりえます。しかも尿と一緒に鉄分が体外に排出されてしまうことも...。
デメリット2：コーヒーを空腹時に飲むと貧血の原因に！
鉄分とタンニンが結合する事により体の中の鉄分の吸収を邪魔する働きを持ってしまうので貧血になる可能性があります。しかし食事の一時間以内前のコーヒーを控えさえすれば予防も出来ます。コーヒーは食後に摂る、という事を習慣にしましょう。
デメリット3:コーヒーを飲みすぎると疲れやすくなる！？
コーヒーにはメリットとして疲労回復がありますが、場合によっては、疲れやすくなってしまうデメリットも存在します。ご自身の体調、摂取量、カフェインの特性を知り、その上でコーヒーを飲みましょう。疲れやすい原因として飲み過ぎもあるので1日2～3杯までという風にし、時にはコーヒーを飲まない日も作りましょう。また覚醒効果により、睡眠の妨げになる事が疲労の原因に繋がるので、15時以降のコーヒーはなるべく摂取しないほうが賢明でしょう。
デメリット4:口臭、歯の着色
コーヒーの微粒子が舌に残り、唾液の分泌を妨げるという要因が重なり、口臭が発生するといわれています。
また、クロロゲン酸などのポリフェノールは歯に色が付きやすい性質です。それにくわえ、コーヒーは酸性なので歯のエナメル質を溶かし、色が付きやすい環境にしてしまいます。
口臭の予防同様に、コーヒーを飲んだ後はすぐに口をゆすぐようにすることで色素の沈着を抑えることが出来ます。
デメリット5:妊婦の胎児への影響
コーヒーは妊婦に流産や胎児に障害を与える可能性があると言われています。コーヒーに含まれているカフェインは胎盤でブロックされることなく素通りします。胎児はカフェインを分解する酵素持たないのでカフェインが胎児の脳に蓄積していきます。これが結果として胎児の成長障害につながる可能性があるというわけです。妊娠中にはカフェインが入っているものを摂取せずに、コーヒーなどもディカフェのものなどを飲むようにしましょう。
コーヒーのデメリットとメリット【まとめ】
メリットとデメリット
いかがでしたか？コーヒーを飲むメリットはたくさんあり、同時に美容効果、ダイエット効果もある事がわかりました！ですが、それは適量を摂取した時の話であって、過剰に摂取してしまうと逆に今回紹介したようなデメリットが起きてしまう事に、、。正しい飲み方をしないと全く逆効果になってしまいますね。健康的にメリットを得ながら飲み続けるのであれば、1日3〜4杯くらいを目安にする事が大切です。コーヒーが好きで毎日飲んでいる方は、くれぐれも1日の量には気をつけないといけませんね。
妊娠中はノンカフェインのタンポポコーヒーやディカフェにしてコーヒーを楽しめばストレスも無くなります！
正しい飲み方をしてデメリットを無くして、健康と美容を手に入れましょう！
